ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

こんなケンカしてみたいなあ!

2020-03-04 06:34:48 | 日記
 近所のスーパーへ買い物に行って来ました。
 リサーチするわけではありませんが、ついついマスクや紙製品売り場の陳列ケースに
 目がいってしまいます。
 品薄です。
 というより陳列ケースは空っぽ。
 これでは不安が高まって「買い」に走るのも致し方ないかと。
 発生源はデマの類であったとしても、日々使うものが店頭に無い、となるとやっぱり
 不安ですから。
 医療用のマスクなども手に入りにくくなって来ているとか。
 〈生産から流通の過程を追跡して、品不足が早く解消されること〉を、政治家さんに
 求めたく思います。
 地方の議員さんは、自分の地域の状況がどうなっているのか、現状をしっかり把握し
 て何らかの具体的対策を打ち出してほしいと思います。

 スーパーからの帰り道、地下道を昇りきりましたら、昼月が出ていました。
 白い半月です。
 一番風呂にでも入った様な さっぱりした顔つきでした。
 重たげな雲もそこここに浮かんではいますが、上空には刷毛雲が柔らかに、描かれた
 ように浮いていました。
 風は少々強かったのですが、日差しは、すっかり春の力強さで包んでくれています。
 この時間帯ですと、近くの小学校児童の下校時で、「子ども見回り隊」の方々と共に
 児童の姿が断続的に見受けられるのですが、一斉休校に入りましたので子どもたちの
 姿は見られません。
 地下道を通る際、わざわざ大声を上げる「ガキども」も居なくて淋しい限りです。
 シーンとしていて、外を走るクルマの走行音だけが、イヤに大きく響いて来ます。
 私は、小学校二、三年の男の子を「ガキども」と名付けています。
 こどもならではのバカなこと(わざわざ水溜りに入る・悪ふざけをする)をする「ガ
 キども」が、大好きな私です。
 今日は、それぞれ朝から家で何をしているものでしょうか。
 早く、元気な登下校の児童たちの姿が見たいものです。

     『わるくち』
                谷川 俊太郎
     ぼく なんだいと いったら
     あいつ なにがなんだいと いった
     ぼく このやろと いったら
     あいつ ばかやろと いった

     ぼく ぼけなすと いったら
     あいつ おたんちんと いった
     ぼく どでどでと いったら
     あいつ ごびごびと いった
     ぼく がちゃらめちゃらと いったら
     あいつ ちょんびにゅるにゅると いった

     ぼく ござまりでべれけぶんと いったら
     あいつ それから? といった

     そのつぎ なんといえばいいか
     ぼく わからなくなりました
     しかたないから へーんと いったら
     あいつ ふーんと いった
              (「谷川俊太郎詩集」 ハルキ文庫刊 から)

 こんなケンカしてみたいなあ!
 国会のヤジはつまらないなあ!
                    〈ゴマメのばーば〉
コメント
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