多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

運動でどこまで減量できるか?

2021-12-16 | その他
太り過ぎ解消のために行う運動ですが減量効果があるのは確かです。
しかしリバウンドでまた太ったという話もよく聞きます。

では一体なぜ?
減量のための運動をやるにはどうしても1日1時間くらいは必要。
今まで何もしていなかったのが1日これだけの時間を工面するのは簡単ではなく、特に働いている人にはかなりの時間負担増です。
となると仕事が忙しくなるなどの理由で運動しなくなる可能性大。

それと運動で減量効果を出すには、食べる量はそれまでより増やさないことが必要ですが、これがまた簡単ではない。
運動してしかも食べるのを減らそうというのは難しく、ヘタすれば自分へのご褒美などと称してつい食べ過ぎる。

もっと悪いのは運動をやめても食べる量は簡単に減らないから、運動量に見合った以上に食べ続ける習慣になって太る。
実際、運動をやめたら小食になったというのはあまり聞きません。

こうして運動での減量が難しいなら減量には食事制限しかなさそうですが、これには方法が色々あってウッカリしたことは書けないので今日はこれでオシマイ。

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実は尊皇の忠臣のドラマだった『忠臣蔵』

2021-12-16 | 政治つぶやき 令和3(2021)
『忠臣蔵』の季節ですが、時代劇の忠臣蔵は歴史上の赤穂事件を脚色したものです。

さらに歌舞伎や文楽の『仮名手本忠臣蔵』と、戦後の映画やテレビドラマの忠臣蔵とは違います。
しかも戦後の歴史観にかかわる重要な部分で、です。

ではその違いは:

『仮名手本忠臣蔵』では冒頭「大序」で、新田義貞が後醍醐天皇に下賜された兜が登場。吉良上野介にあたる高師直は義貞を軽んじるが、浅野内匠頭にあたる塩谷判官は新田義貞につながることが示されたのが発端となって物語が始まります。

大石内蔵助や浅野内匠頭は尊皇の新田義貞につらなる忠臣で、彼らが不義を討つのが忠臣蔵であることを提示しているのが「大序」です。
赤穂事件を忠臣蔵として脚色した戦後の映画やテレビドラマの忠臣蔵では、なぜかこの部分が抜け落ちています。

そうして忠臣蔵は尊皇の系譜につらなる仇討ちでなく、個人や組織のドラマに。
『仮名手本忠臣蔵』は時代設定を南北朝に置き換えたから、たまたまそうなっただけかもしれません。
ところが戦後の時代劇の忠臣蔵では「大序」の部分を削除。

戦前の皇国史観につながるとして戦後の時代劇作者が検閲削除したわけでもないでしょう。
こうした戦後の忠臣蔵、革命のヒーローとしての竜馬や西郷、日米友好の開祖としての井伊直弼のような戦後の時代劇や歴史小説と同じく、「歴史修正」の違和感がありますがサテどうか?

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