ピアソラ「5 つの小品」スタンパ

今日は祖母の49日法要と納骨でした。

お坊さんの読経を聞いていて思ったのは、ちゃっかり「No.1の偉大な高僧」みたいな開祖を讃えるフレーズが結構出てくるんだ～ということ。

宗派によっても違いがあるのかもしれないが、結構何回もありました。

まあ法要と言うのは、古来より信者の信仰心を高め、新しい信者獲得のための宣伝の機会でもあったのだろうなあ、なんて罰当たりなことを考えながら読経を聞いておりました。

考えてみれば、仏教に限らず、キリスト教の宗教音楽もそうだし、宗教一般に共通する傾向なんでしょうね。

ハラルト・スタンパ（ギター）（NAXOS盤）

罰当たり者は、昼間からいっぱい酒飲んで、その後も実家に寄ってビール飲んでうたた寝していたので、今日はあまり音楽を聴けていません。

昨日のヒナステラと同じCDを携えていて帰りの電車で聴いたのみ。

ヒナステラの弟子ピアソラのギター曲です。

昨日に続き、ギター曲としては演奏時間長い方で20分ちょっと。

第1曲は気だるさの極。

第2曲はふっと力を抜いた安らぎを感じる曲。

第3曲はノリの良いタンゴ。

第4曲は和音の刻む単調とも思えるリズムが憂いを醸し出す。

第5曲はほの暗い情念を秘めたタンゴ。

しっかりとした構成力があり、情感とノリの良さがうまくミックスした優れた曲です。

罰当たり者は、信心が足りない所為か、ビールの飲み過ぎか、手足の関節が痛みます。（尿酸値が高いんです）

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