golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

モーツァルト「レクイエム」アーノンクール

2016-04-06 13:42:33 | Weblog
だいぶ、ブログを放置しておりました。
仕事が忙しかったこともありますが、最大の要因はガラケーをスマホに換えたこと。
このブログを書くためにずっとレガシーな携帯環境を保持し続けて参りましたが、時代の波には抗しきれず、また色々と不便をきたすことも多くなり遂に変更。
ちょっとしたメールくらいは何とか打てるようになりましたが、ブログ記事のような少し長いものはまだ往生する状況です。
今は、コーヒーショップでスマホをテーブルに置いているから良いけれど、電車でつり革に掴まった状況や寝床で今までのように入力出来るようになるかは不安。
ついつい、短文ですむFacebookに走ってしまいます。

クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ)、ベルナルダ・フィンク(アルト)、ヘルト・シュトライト(テノール)、ジェラルド・フィンレイ(バス)、ニコラウス・アーノンクール指揮ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス、アルノルト・シェーンベルク合唱団(合唱指揮:エルヴィン・オルトナー)(Deutsche Harmonia Mundi盤)
ハルモニア・ムンディ50枚ボックスの第2弾より。

巨星堕つ。
現在の古楽器演奏の礎を築くのにアーノンクールの果たした役割の大きさについては言うまでもないでしょう。

バロックを指揮していた初期の頃は、ちょっと粗くもありましたが、刺激的な演奏で新鮮でバロック音楽の楽しさを改めて教えて貰ったものです。

その後、古典派以降を指揮するようになってからも、新鮮な響きを聴かせてくれましたが、過激さはだいぶ薄れましたね。

この2003年のライブ録音も、フレッシュな響きでありながらも落ち着いた表現で、アーノンクールの成熟を感じます。

ピリオド演奏に影響を受けた現代楽器演奏は多いですが、これは逆に現代楽器演奏に影響を受けた古楽器演奏と言えるのでしょうか。

いずれにしても、真摯な名演。

改めて偉大な指揮者の損失の大きさを思いました。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
大変ご苦労様です! (安倍禮爾)
2016-04-17 15:11:20
golf130さん

 大変ご苦労様でした。長年使った機械が変わるとホントに大変でしょうね。これからも期待しております。
 アーノンクールは、昨年暮れに自ら引退を宣言し、そして今年亡くなった、きっと自らの命をわかっていたのでしょう。残念です。
 このCDは私も持っていたはずですが、まだ聴いた記憶がない!、聴かなくてはね。テレビの特集番組で観たら、奥様のアリスさんが映っていました。私は初めてドイツに住んだ1989年に、カセット2本組の彼女のバッハの無伴奏を買い、聴いたのが記憶に残っています。凄く冷静というか玲瓏な音で、聴き易かったです。
 モツレクは起伏を感じる演奏が好きなので、アーノンクールは良いかもしれませんね。
アリス・アーノンクール (golf130)
2016-04-22 20:03:47
安倍禮爾さん
コメント有難うございます。返信遅くなって申し訳ありません。
まだ、いまいち操作が……。
アリス・アーノンクールの無伴奏録音もあるのですね!バッハのヴァイオリン協奏曲の録音はLP時代結構気に入っていました。

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