golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ベートーヴェン「交響曲第第9 番《合唱付》」カラヤン

2015-12-26 20:58:53 | Weblog
昨夜のお店も、ちょい飲みにはなかなか良いな。

立派なビルの中の綺麗なお店にしては激安。

ワンコイン(500円)で、ドリンクと串揚げ4本セットなど超リーゾナブル。

他にも色々安いセットがあり、良いお店を教えて頂きました。

写真ではちょっと分かりづらいですが、テーブルの足が半分床からはみ出していて、しかしそれでも何故か倒れないシュール感も良かったです。

また、次回行ったらあの席に座りたいな。

アンナ・トモア=シントウ(ソプラノ)、アグネス・バルツァ(メゾソプラノ)、ペーター・シュライアー(テノール)、ジョゼ・ヴァン・ダム(バス)、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン楽友協会合唱団(Deutsche Grammophon盤)

カラヤンの交響曲38枚ボックスより。

久しぶりのカラヤン箱。

ここのところマゼールのディスクを多く聴いていたので、久しぶりにカラヤンを聴くとその響きの美しさが際立つ気が致します。

勿論、マゼールが悪いと言う訳ではなく、マゼールも丁寧な音作り音楽の運びをしていますが、研磨された響きの美しさという点ではやはりカラヤンは出色。

カラヤンの第九と言うと、クラシック聴き初めの頃に第九の音楽映画を見に行った事があり、そこでのカラヤンの映画スター並みの指揮ぶりとカメラワークが格好良過ぎて、妙に反発を覚えたものです。(笑)

そして、特に第3楽章に人工臭も感じました。

この映画辺りが、長いことアンチ・カラヤンとなる原点だったのかもしれません。

しかし、この70年代半ばの演奏を聴いてみると、ただただその響きの美しさに惹き付けられます。

解釈も奇を衒わず自然なのにも好感。

問題の(?)第3楽章も磨かれてはいますが、人工臭という違和感は無く弦の美しさが際立ちます。

第4楽章の独唱も合唱も澄んだ美しい響き。

良い意味でスタンダードな名演です。

他のカラヤンの第九も欲しくなりました。

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2 コメント

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Unknown (バルビ)
2015-12-27 18:53:46
 カラヤンの演奏に対して色々な批評があるにしても、やっぱり一時代を築いた人であり、美しさを追求したその演奏は、他の人のものを寄せ付けない極みがありましたね。音楽は芸術の一分野ですから、当然「美しさ」がなければ意味がないわけで、その意味では一番真っ当な行き方と言えるかもしれません。
 私自身は、カラヤンの演奏をたくさん聴いてきた方ではありませんが、それでも、モーツァルトやマーラー、ブラームスのシンフォニーなどでは、その美しさに痺れる瞬間があります。
 ベートーヴェンも聴いてみたいものです。
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カラヤンのベートーヴェン (golf130)
2015-12-27 22:28:32
バルビさん
コメント有難うございます。
このベートーヴェン全集(カラヤンに何種かありますが)を聴いて感じたのは、ドイツ音楽の伝統を踏まえた上での流麗さということでした。
重厚な響きに立脚しているから、磨いた響きがより際立っているように思います。
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