golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ヴィラ=ロボス「弦楽四重奏曲第3 、8、14 番」

2008-07-16 21:56:42 | Weblog
昨日に引き続き、南米の弦楽四重奏曲です。

ブラジルを代表する作曲家ヴィラ=ロボス(1887~1959)の17曲の弦楽四重奏曲から3曲。

激安6枚組全集の中の1枚。他の5枚もまだ1回位しか聴いていないのですが、この2枚目は「ほぼ初聴取」。

数ヶ月前に購入し、例によって几帳面に1枚目から聴き始める。(こういう所、A型。周囲は誰もA型だと思ってくれないのだが(泣)。むしろ、AboutのA型と理解されている程度(笑))

2枚目の途中にキズがあり、音飛びだったか、繰り返しで先に進まないだったか(AboutのA型なので)まあどっちでも良いが、非常にアナログな症状が発生。

ショップに申し出て交換して貰う。

LP以来、キズ交換は2、3回しか経験無いが、組み物は初めて。

丸ごと交換だと思っていたら、当該盤だけの交換でした。これが普通なのでしょうか?

良品盤取り寄せまで1週間位だったでしょうか。

しかし、交換完了してから聴く機会を逃して数ヵ月。

昨日ラテン系の四重奏曲を聴いたので思い出し、「ほぼ初聴取」となった次第。

なお、添付の写真は縁のないショップの入った建物(笑)。

ラテン・アメリカ四重奏団(BRILLANT CLASSICS盤)

ヴィラ=ロボスのカルテットはなかなかに多彩で面白い。

民謡調の楽想の曲もあるし、絶対音楽的で新しさを感じる作品も。

弦楽四重奏曲の作曲は、ヴィラ=ロボスの生涯に渡っており、第3番1917年、第8番1944年、第14番1953年とこの3曲も若い時期から、晩年の作曲。

昨日のヒナステラの様な先鋭さは無いから、もっと広く聴かれて良いと思います。

南米の弦楽四重奏曲って何となくイメージしづらいのかな?

クラシック中心地のヨーロッパから離れている癖に、弦楽四重奏曲と保守本流のジャンルのため、かえって異端的な感じを持たれるかもしれません。

しかし、音楽はまっとう。誠実な響きです。しかし、独特のリズムも随所に光り、やはり全曲にラテンの血が流れています。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
これこれ! (ピースうさぎ)
2008-07-16 22:44:57
ヴィラロボスのこのセット私も聴いています。面白くて以前よく聴いていましたが半年くらい聴いていません。
また引っ張り出してきます。

ちなみに昨日ヒナステラのカルテットを聴いていました。奇遇!
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奇遇、奇遇! (golf130)
2008-07-16 23:25:42
ピースうさぎさん、コメント有難うございます。

本当に奇遇です!

帰りのバスの中で、明日何を聴こうか?とボンヤリ考えていた時、「美しき水車小屋の娘」と「白鳥の歌」がふと候補に上がったのですから。

不思議ですね。

まあ、実際何にするかは朝起きた時次第ですが。
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