golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ロッシーニ「弦楽のためのソナタ第1、3、6番、クラリネットと小オーケストラのための変奏曲他」シャイー

2010-01-24 22:46:24 | Weblog
今日予備校に行く娘を駅まで送った帰り、ゴルフショップを覗く。

こんなクラブ欲しいなあ~と見て回ったり、パターを試すふりなどして、パターの練習をちょっとする(笑)。

ゴルフショップを覗くのも楽しいけど、でもせいぜい30分が限界かな?、1時間もいたら持て余してしまうでしょう。ずっとパターの練習をしている手もありますが、さすがに追い出されそうだし。

そこで思ったのは、どういう店ならどの位の時間ウインドウショッピングしていられるかということ。

「スーツショップ」…5分が限界かな。買う時だって30分以上いたことがない。そもそも、買う時以外入ったことない。その他衣料品店もほぼ同様。

「スーパーマーケット」…色々な食品を見るのは楽しいけれど、せいぜい15分か。そもそもウインドウショッピングの対象外か。やはり買う時以外は普通行かない。

「100円ショップ」…へえ~、こんなものもあるのか!と驚くことも多いが、まあここも大店舗でも20分位でしょうか。

「書店」…大きい所では2時間位は大丈夫ですね。大規模店では椅子が用意されているところも増えて来ましたが、意外に長く座って読んだ記憶がありません。

「CDショップ」…やはり、ここが一番長く居られます。3時間位は平気。1時間位いるのは日常茶飯事ですね。買わなくても見ているだけで楽しい。やはり、クラヲタですね。

ドミトリー・アシュケナージ(クラリネット)、リッカルド・シャイー指揮ボローニャ市立歌劇場フィルハーモニー(LONDON盤)

昨日図書館から借りて来たCDです。

近所の図書館は一回に借りられるCDは「3組」まで。

他の図書館でも同様の所が多いのかもしれませんが、枚数では無く組数でのカウント。

最近、カラヤンのブルックナー交響曲全集なども入荷して、このお得な「1組」にも触手が動いたのですが、今回はオペラを2組とこのディスクを借用。

オペラは、ロッシーニをもっと聴いてみたいと1組、そして最近興味を持った別の作曲家の1組。

その別の作曲家(「別の作曲家」と勿体ぶる必要も無いのだが(笑))の1枚目をベッドで横になって聴いている内にいつものように爆睡してしまったので、このディスクに変更であります。

ロッシーニの「弦楽のためのソナタ」は素敵な作品と読み知ってはいましたが、少なくとも意識して聴くのは初めて。

第1曲の冒頭を聴いて、すぐにこの作品に魅せられてしまいましたね。

モーツァルトの世界とイタオペのテイストを併せ持ったような音楽。

6曲から成るこのソナタ、何とロッシーニ12歳の時の作品!なのですね。

ロッシーニの早熟天才ぶりに驚き。

2つのヴァイオリン、チェロ、コントラバスという構成で3つの楽章からなる作品。

美食家のロッシーニになぞらえれば、クリームたっぷりのケーキのような音楽と言えますでしょうか。

しかし、決して甘過ぎず、ソフトでありながらスッキリした後味であります。

アシュケナージの息子さんのクラリネットが加わった小品3曲もチャーミングな音楽。

「オブリガート付変奏曲」(1800年)、「セレナード」(1823年)、「クラリネットと小オーケストラのための変奏曲」(1809年)

シャイー指揮の演奏は、ここではとても軽やか。若きロッシーニのフレッシュな音楽の魅力を上手く表現しているように思います。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ

最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
天才作曲家 (eyes_1975)
2010-01-24 23:05:54
実はフィルアップ曲なしでカラヤンのを持ってます。(1、3、6番)他は「全集」でマリナーのもあります。(イタリア指揮者でない)
「選集」「全集」共に希なのよね。(一般に出ているかしら)
あの「ウィリアム・テル」からオペラを書かなくなり、ボローニャで食の道へと歩んだ。一般的なスパゲッティ、ミートソースのルーツなのよね。
メンデルスゾーンも12歳から「弦楽のための交響曲」なんか13曲書いたのよね。
弦楽つながりとなってしまいました。
返信する
ロッシーニが美食家でなければ… (golf130)
2010-01-24 23:22:43
eyes_1975さん
コメント有難うございます。
ロッシーニが美食の道に踏み込んで若くしてオペラの作曲を放棄したのは残念でなりません。
しかし、美食家の素養があったからこそ、このような幸福な音楽が書けたのかもしれませんね。
カラヤン盤やマリナー盤もシャイーとはまた違った味わいで良さそうですね。イタリア合奏団や他の録音もあるみたいですね。
返信する
ヴィオラ気の毒 (木曽のあばら屋)
2010-01-24 23:29:22
こんにちは。
ヴィオラが使われていないのは、
作曲したころ、周りにヴィオラを弾けるヤツがいなかったから
らしいですね。
なんだか微笑ましい・・・。
というか、悔しがってるヴィオリスト、少なくないのでは?
しかしまぎれもない天才ですね、ロッシーニは。
返信する
そうなんですか! (golf130)
2010-01-24 23:48:28
木曽さん
コメント、ご教示有難うございます。
何故ヴィオラが入っていないか不思議でしたが、お陰で謎が解けました。
制約のある楽器環境での傑作として、作曲されたシチュエーションは全く違いますが、メシアン「世の終わりのための四重奏曲」を思い出しました。
返信する
オリジナル版 (天ぬき)
2010-01-25 10:19:14
こんにちは。

この曲をデート用の音楽に推薦していた評論家がいました、和田則彦氏だったかな?
甘美にして流麗、確かにうなずけるものがありました。

私はアッカルド等によるオリジナルの四重奏団版を愛聴しています。これは演奏は勿論のこと録音も最高です(^^
返信する
デート用 (golf130)
2010-01-25 21:06:32
天ぬきさん
コメント有難うございます。
デート用納得ですね!
改めて、まだまだ知らない素晴らしい曲がたくさんあることを再認識致しました。
返信する

コメントを投稿