golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

マレ「ヴィオールとテオルボの為の組曲ニ短調、ト短調、ニ長調、変奏曲」他、パール、サンタナ

2010-10-31 21:39:11 | Weblog
先日、台所のレンジ台の扉が取れてしまい、カミサンから修理の指示を受けております。

私、日曜大工とか好きじゃないし、工作下手だし、なるべくこういうのやりたく無いのであります。

しかも、レンジ台側の蝶番(ちょうつがい)を留めている部分の木材が腐ってしまっているため、簡単にネジ留めし直せば良いというものでもない。

更に、蝶番も、「これで一体どうやってレンジ台側に固定すれば良いのだ?」という良く解らん構造。

只でさえ面倒くさいところに、修理も難解を極めそう。

ずっと延ばし延ばしになっておりました。

急かされて、今日やっと重い腰を上げる。

外れてしまった扉を持って近くのホームセンターへ。

相談カウンターで、扉と、携帯で撮ったレンジ台側の腐った状況写真を見せ説明する。

即座に、こうしたら良いという答を貰えるものと期待していたら、そうでもなかった。

やはり、蝶番が特殊な形状らしく、また受け側が腐っているので修理が難しそう。

色々話している内、受け側の腐った部分を削り取ってパテで埋め、留め直すという案が浮上。

粘土状のパテで、固まるとカチンコチンになる物があるとのことで、取り敢えずそれを購入。

係の方は女性でしたが、非常に詳しそうで、色々と知らない専門用語が飛びかう。

例えば「鬼目ナット」。

鬼目なっと???、節分の時に、鬼は外って蒔く大豆で造った納豆のこと?

謎の用語は色々ありましたが、結局、腐った部分を削り取って、そこにカチンコチンパテを練り込み、それが固まる前に鬼目ナットだか何だか知らんが蝶番を埋め込む、という工法での修理にトライすることに。

これで上手く行くかは全く分かりませんが、親切に相談にのって貰い、やってみようという気が起こりました。

近所に別のホームセンターもあるのですが、そちらにはこういう相談コーナー無かったのでは?

迷わず、今日の店舗に向かいました。

こういうコンサルティング能力の差がホームセンターの売上を左右する面もあるのでしょう。

今日は時間が無く、扉の修理作業は出来なかったため、来週末に実施予定。

しかし、やはり面倒くさいなあ~。

ヒレ・パール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、リー・サンタナ(テオルボ)(Deutsche Harmonia Mundi盤)

今日図書館で借りて来たCD。

1.組曲ニ短調
2.組曲ト短調
3.ロベール・ド・ヴィゼー「組曲ニ短調」(テオルボ独奏)
4.組曲ニ長調
5.変奏曲

マラン・マレ(1656~1728)のヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)の曲集は、サヴァール盤(2枚のみ所有)を愛聴しております。

パールもサンタナも初めて聴く演奏家、と思ったら、フライブルク・バロック・オーケストラのメンバーでもあるのですね。

ヴィオール、テオルボ(大型のリュート)ともに大好きな楽器ですし、特にこの組合せは最高ランクの好きな響き。

パールの演奏は、サヴァールよりは柔らかく軽い響きでまた違った味わいがあります。技巧も高く、気持ち良くヴィオールの響きに浸れます。

組曲ニ短調の2曲目に有名な「フォリアの主題による変奏曲」が入っていて、あれっ?と思いましたが、これは演奏者が他の単一楽章の曲2つと組合せて、組曲とした物とのこと。

フォリア変奏曲では、テオルボの熱狂的なかき鳴らしなどノリの良いところも見せ、大好きな曲を愉しく聴かせてくれました。

ヴィオールのくすんだ落ち着いた響きとテオルボの雅びな低音のコラボで、秋の夜長にピッタリのCDであります。

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