golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ハイドン「オルガン協奏曲、音楽時計の為の作品(1)」ホルファプフェル、ヴィーニンゲル

2010-10-09 21:44:11 | Weblog
昨夜は久しぶりにカラオケを歌って気分良くなったのがいけなかったのか、電車を大幅に乗り越してしまいました。

戻る電車は既に終了。

タクシーだといくら掛かるか分からない。

ネットで近隣のビジネスホテルを探して電話するも、満室だったり、電話にさえ出なかったり。

ファミレスにでも行こうかと思うが、郊外の駅で駅前に牛丼屋と居酒屋があるのみ。

駅の反対側はどうかと線路脇から様子を伺うが、こちら側以上に店がありそうな気配が無い。

何しろ、近くにゴルフ場やハイキングコースもあるような地域ですから。

駅前のコンビニもマックも既に閉店。

仕方ないので、バス停のベンチに寝転がって暫しの睡眠。

途中牛丼屋でカレーなんぞを食べるが、店内にずっと居るのもなあ…。

駅ロータリーの近辺を少し散策するが、24時間営業のコンビニを1軒発見しただけで特に収穫は無し。

近くの大学の学生と思しき集団が居酒屋から帰って行くのにすれ違う。

それ以外は、店の従業員らしい人を2、3人見掛けたくらい。

私と同じようにベンチに横になっていた若者が一人いたが、いつの間にか姿を消していた。

また定位置のベンチに戻りうつらうつら。

やがて、居酒屋が店を閉め、暫くすると替わりにコンビニが開店。

そのうち、駅に電気が点き、一番電車の音が。

見知らぬ町の駅前で深夜から早朝までを過ごした一晩でありました。

アントン・ホルファプフェル(オルガン)フロリアン・ヴィーニンゲル指揮ドルチェ・リゾナンツァ(BRILLIANT CLASSICS盤)

先日、シノーポリのマーラーとムーティのシューベルトと共にネット購入した品。

着払手数料が掛かるので、どうせならもう一つ追加しようと選定した2枚組。

今まであまり聴けていないハイドン。オルガン協奏曲か、どんな曲かなと。

1.オルガン協奏曲 Hob.XVIII-1
2.オルガン協奏曲 Hob.XVIII-2
3.音楽時計の為の作品 Hob.XIX-2、Hob.XIX-16
4.オルガンと2つのヴァイオリンと通奏低音の為の協奏曲 Hob.XVIII-5

ところが、これが大正解。

なんて楽しい曲なのでしょう!

オルガンも壮麗、大音響のものでは無く、優しく愛らしい響き。

通常、チェンバロやピアノで奏されることの多い協奏曲のようですが、オルガンの多彩で柔らかい響きが弦とマッチして心地良く響きます。

「音楽時計」とは、時計仕掛けで笛が鳴る自動楽器とのこと。

ここではオルガンで奏されていますが、童心を呼び起こす可愛らしい響きがなんとも言えません。

Hob.XVIII-5は、オーケストラに代わり、ヴァイオリン2挺と通奏低音の構成で、より親密な音楽が聴けます。

初めて聴く演奏家達ですが、スッキリして精度高いピリオド演奏。とても心地良い。

いやあ、これは素晴らしい掘り出し物CDでした。

また、ハイドンももっと色々聴いてみなきゃ。

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