golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ベルク「歌劇《ルル》」レック

2010-10-03 22:39:59 | Weblog
嗚呼、またやってもうた。CD1組オシャカ(泣)。

昨日、ヘンデルのシリアスな作品が素晴らしかったので、聴き直してみようと久しぶりにオラトリオ「エフタ」を取り出しました。

CD初期に購入したアーノンクール指揮の3枚組。11,400円との価格表示がありました。1枚当り3,800円、現在の価格からすると隔世の感があります。

「メサイア」の2匹目のドショウ?を狙って購入したCDでしたが、どうも面白く無い。華麗で楽しい音楽を期待していたのですね。

そんな訳で、何回かは聴きましたが、ずっと長いことお蔵入りに。

ところが、「エフタ」も確か昨日の「ヘラクレス」と同様ヘンデル晩年の傑作とされていたのでは?と思い、棚の底から掘出しました。

だが、ケースを開けてみると…ガ~ン!

1枚目のCDとライナーノーツの間にクッションとして入っているスポンジがCDの印刷面にベッタリと張り付いているではないですか。

ちなみに、2枚目と3枚目の間のスポンジはご健在。

この状態から、1枚目のCDが既にお亡くなりになられているのは一目で分かりましたが、念のため水洗いの蘇生術を試みる。

しかし、やはりダメ。プレーヤーが全く認識しなくなっていました。何しろ一部反対側が透けて見える状態でしたからね。

以前にも、同じスポンジ張り付きでCDをダメにしたことがあり、その際他のCDもチェックしてスポンジを取り除いたつもりだったのですが、漏れておりました。

ということで、「自棄中本」!?

CDがダメになってしまったのも、冷房でやられて以来喉の調子が悪いのも、みんなみんな、暫く中本に行っていなかったからだ。(そんな事は無い)

ということで、夕方からの同窓会打合せに先立ち、早めに自宅を出立して中本渋谷店へ。

前に行った時は平日の夕方で待っている人は居なかったのですが、さすがに今日は日曜日の昼食時の渋谷。10数人の待ち行列がありました。

「ルル」を聴きながら順番を待つこと10分ほど。

そして、いつもの写真のブツ。

但し、今日はつけ汁を飲み干すのは自重。夕方からのお酒に備えて。お腹痛くなるといけませんので。

しかし、久しぶりの「冷やし味噌ラーメン」は旨かった!

その後、夕方から大学同窓会役員会の打合せで、いつものようにビールなど飲みましたが、お腹の方は全く問題無し。

飲み会の前に激辛の中本は危険、という先入観がありましたが、汁さえ飲み干さなければさほど問題なさそう、という重要な知見を得たのは今日の大きな収穫。(激辛ラーメンの食べ方のノウハウが「大きな収穫」っていう私って一体…)

アナート・エフラティ(ソプラノ、ルル)、ドリス・ゾッフェル(メゾソプラノ、ゲシュヴィッツ伯爵令嬢)、モニカ・ミナレッリ(アルト、劇場の衣装係、ギムナジウムの学生)、アダルベルト・ヴァラー(バリトン、医事顧問官)、クラウデ・ピア(テノール、画家)、イェルゲン・リン(バリトン、シェーン博士)、イアン・ストレイ(バリトン、アルヴァ)、リデリック・ケネディ(バス、猛獣使い、ロドリーゴ)、テオ・アダム(バス、シゴルヒ)、エツィオ・ディ・チェザーレ(テノール、公爵、従僕)、ボード・シュヴァンベック(バス、劇場支配人)、シュテファン・アントン・レック指揮パレルモ・マッシモ歌劇場管弦楽団(ARTE NOVA盤)

「エフタ」が聴けなかったので、「ルル」に急遽変更。って、何の関連もありませんが。

「魔性の女」ルルを中心に起こる凄惨な事件の数々が12音技法も駆使して、ひたひたと迫力を持って進んで行く。

ズシンと重い聴きごたえのある音楽。

基本的に好きなタイプの曲ではありますが、日曜日の夜に聴くにはちょっと重過ぎるかとも思う。

2幕版による2001年のライブ録音。

もう少し響きに艶があっても良いかなと思わなくもないが、迫真の立派な演奏と思います。

残念ながらこの録音しか持っておりませんが、他もまた聴いてみたいと思います。

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