golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

「チリのギター音楽集」エスコバール

2010-10-14 23:06:40 | Weblog
こんな感動的なことって、いったいいつ以来でしょうか?

地底からの全員生還、2ヶ月以上暗くて高温多湿な地下深くに閉じ込められていた33人が無事再び地上へ!

暗い話題ばかりが多い昨今、世界中に感動を与えて頂いたまさに奇跡のニュースでありました。

それにしても、何という忍耐力、精神力。私だったら1日2日が限界のように思えます。

いつ助け出されるのかも分からず、そもそも初めは永遠に出られず死を待つだけとも思ったのではないでしょうか。

それでも希望を捨てずに、冷静さを失わずに対処されたことはいくら賞賛しても賞賛し過ぎることは無いでしょう。

1日も早く33人が健康を回復されますように!

ホセ・アントニオ・エスコバール(ギター)(NAXOS盤)

そんな訳で、今日はチリの音楽。

1.コントレラス(1983~):トナーダ・アクエカーダ
2.サリナス(1951~):「欠けた時間の組曲」より、クリスタリーノ
3.レストゥッチ(1956~):替わるもの
4.レストゥッチ:樫の木
5.レストゥッチ:天人花
6.サンチェス(1965~):チロエティカ
7.コントレラス:帰還の歌
8.コントレラス:感覚と理由
9.コントレラス:私の母親の歌
10.パッラ(1961~):5つの古い歌
11.サンチェス:ギター・ソナタ「ビオレタ・パッラへのオマージュ」
12.サンチェス:別れの歌

ラテンアメリカで優れたギター曲を書いた作曲家というと、ブラジルのヴィラ=ロボス、キューバのブローウェル、パラグアイのバリオス、ベネズエラのラウロ、アルゼンチンのヒナステラ、ピアソラ、そしてメキシコの我が偏愛するポンセが直ぐ浮かぶのですが、はてチリの作曲家は…?。

ということで、前々から気になっていたCDです。

祝!無事生還ということで購入致しました。

たぶん初めて聴くチリの音楽。名前も初めて聞く5人の作曲家の作品が集められています。

いずれも、ラテン音楽特有の明快な音楽でノリの良さもありますが、複雑なリズムで緻密に編み上げられた音楽は、またとてもお洒落で格好良くもあります。

嗚呼、チリワインが飲みたくなって来た!

BGMにも好適な素敵な音楽でお薦め。

愛聴盤になりそうです。

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