golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ヴィヴァルディ「幸いなるかな、グローリア」マルゴワール

2009-04-17 21:34:03 | Weblog
今年の花粉症は長いです。

最盛期に比べればかなり良くはなって来ましたが、それでもまだくしゃみ、鼻水が酷く、ティッシュを常に大量に持参している必要があります。

昔調べて貰った結果では、アレルゲンはほぼ杉だけだったので、例年ならほぼ終息している時期なのに今年はどうなっているのだろう?

花粉大杉?

誰かが、花粉も進化して強力になっているんだと言っていたが本当だろうか?

種の保存本能や繁栄本能からすれば、花粉症を発症しにくい花粉に進化した方が、人間から優遇されて種を増やすことに繋がると思うのですが…。

マリー・ブルゲス、ジャスリーン・シャモナン(ソプラノ)、キャロリン・ワトキンソン(アルト)、ジャン=クロード・マルゴワール指揮ラ・グラン・エキュリー・エ・ラ・シャンブル・デュ・ロワ、ラファエル・パスケ声楽アンサンブル他(SONY原盤)

またバロック60枚組からです。

昨日ヴィヴァルディの声楽曲が気に入りましたので、同じBOXから別の曲を取出しました。

「幸いなるかな」(RV598)
「グローリア」(RV589)

の2曲です。

「幸いなるかな」は8分弱の短いながらも親しみ易い喜ばしい音楽。鼻歌ででも歌いたくなっちゃう位の馴染み易さですね。

「グローリア」は30分ほどのより構成の大きな作品。

これらの魅力的な音楽を聴いていて思ったのは、キリスト教の普及や信仰を高める為に音楽の果たした役割の大きかったであろうこと。

特別宗教を信仰していない私だけれど、もしこの時代に生きていたら、この素敵な音楽が聴きたいが故に、喜んで教会に通ってしまう気がする。

バッハのカンタータは私にとって何物にも替えがたい、かけがえの無い魅力を持った傑作群だけれども、更に気楽に楽しめるヴィヴァルディの宗教作品はまた違った魅力。

器楽曲では表面的に感じてしまうところもあるヴィヴァルディですが、宗教曲故か楽しいだけではなく、誠実な音楽で底の浅い感じは致しません。

オペラはどんななんだろう?

昨日、今日とヴィヴァルディの声楽曲の楽しさを知ってしまった私は、是非とも彼のオペラも聴きたいと思っております。

なおこの演奏、1976年の古い録音で、現在の古楽演奏とは違います(現代楽器?)が、これらの曲の素晴らしさは十分伝わって来ます。

新しい演奏でも聴いてみたいですね。

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