golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ヒナステラ「交響的変奏曲」グレース

2009-04-14 22:06:43 | Weblog
何となく面白く無いと思ってうっちゃってあって、ある時何かの切っ掛けで再聴したら良い曲だったり、素晴らしい演奏だったというCDが時々あります。

今日の曲もそう。

土曜日のコンサートで、ヒナステラのピアノソナタを再認識し、久しぶりに取出したCD。

このCD、そもそもピアノソナタ目的で買った物。1曲目に収録されているこの曲には余り気を払っておりませんでした。

ところが、ピアノソナタを改めて聴いてみようと取り出し、こちらも聴いていたら意外にも良い曲であることを発見。

ヴォルフガング・グレース指揮ヨーロッパ・シンフォニー(ARTE NOVA盤)

アルゼンチンの作曲家アルベルト・ヒナステラ(1916~1983)は南米のバルトークなどとも言われ、バーバリスティックな音楽を書いた人。今まで当ブログでも何回か登場しております。

しかし、激しいリズムとともに神秘的な静かな音楽もまた一つの持ち味。

この約30分の作品は、リズミカルな曲もありますが、むしろ静かな美しい曲が中心ですね。

バルトーク「オーケストラの為の協奏曲」を思わせる各種楽器の対比の妙味もあるし、美しい安らぐメロディにも溢れています。

ヒナステラの野蛮さが好きでしたが、また別の魅力的な一面を再認識した一曲、演奏でした。

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