奇跡の扉

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脳の関所

2012年11月17日 | 健康
私たちの生命を守るために働いてくれている脳、脳は大事なところですから悪いものが入ってくると大変です。脳に血管を通して悪いものが入ってこないように、脳には血液脳関門と言うものがあります。

血液脳関門は、脳に必要な物質のみを通し、有害な物質は通さないという、「関所」 のような働きをしています。

しかし、血液脳関門は、すべての有害物質を排除できる わけではありません。アルコールや麻薬など一部の物質は、 「関所」をすり抜けて脳に悪影響を及ぼします。これらの物質は、脳内に入ると神経細胞の細胞膜を溶かすので、 神経細胞間で行われている情報伝達がうまくいかなくなり、 情報錯乱を引き起こします。お酒を飲んで、血中アルコール濃度が0.1%くらいになると足元がふらつき出し、0.3%に なるとロレツが回らなくなるのはそのためです。
 さらに怖い ことは、慢性アルコール中毒による痴ほう症です。大量の アルコールを長期間(毎日日本酒を5合以上20年間)飲み 続けると、大脳や小脳が萎縮してしまい、20~30%の 人がアルコール性痴ほう症になってしまいます。
 また、麻薬は、心身に強い依存性をもたらし、幻覚、妄想、 精神錯乱などを引き起こし、人格を崩壊させます。

百薬の長などと言われるアルコールですが、節度をわきまえた場合の話です。つい飲み過ぎてしまうなどと言いながら飲み続ければ、体の免疫機構を壊し脳卒中や心筋梗塞・がんなどの病気になる確率が数倍高くなってしまいます。

程良く酔う程度なら良いですが、酔っ払うほどの飲酒を長く続ければ後で痛い目に遭ってしまいます。くれぐれも気をつけてくださいね。
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