奇跡の扉

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赤ちゃんのストレス

2012年02月22日 | 日記
「人間の赤ちゃん、顔色見て育つ。京都大学がチンパンジーと比較」とニュースで流れていました。どういう事かと言いますと、生後間もない乳児とチンパンジーの視線をアイカメラで調べるとチンパンジーは物に視線が行くが、赤ちゃんはお母さんの顔を良く見ると言う実験結果です。

私が以前から指摘していました赤ちゃんは母親の顔色を良く見ていると言う事を科学者の方が実証してくれたようです。

赤ちゃんが泣いたり笑ったりするのには母親の顔色の影響をすごく受けることを、何人かの赤ちゃんを診ていて実感していました。特にお母さんが疲れていたり恐い顔をしていると、赤ちゃんは敏感に反応し泣く事が多いようです。赤ちゃんもストレスになるんですね。お母さんもたいへんですが、どんな時も赤ちゃんの前では笑顔でいるほうが、赤ちゃんにとっても情緒が安定するようです。
人間の赤ちゃんは顔を一生懸命見て、心の状態を読み取ろうとします。行為の表面的な部分だけではなく、心の状態と照らし合わせ、次の展開を予測するように発達していくのが子供です。

夜泣きの多い子、なかなか寝付けない子など、お母さんが疲れて恐い顔をしてしまっている場合があります。

赤ちゃんはまだ言葉がわかりませんので、顔色で理解しようとします。恐らく赤ちゃんだけではなく、幼児やある程度大きくなっても子供はお母さんの顔色を良く見ています。そう考えるとお母さんも手が抜けませんね。
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