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がん検診「陽性」でも99%問題なし?

2016年05月07日 | 健康
がん検診「陽性」でも99%は問題なし?意外と知らないデータの真実。と言う記事をネットで見ました。

例えば胃がん検診として行われる胃X線検査では、がんがあれば90%の確率で「陽性(疑いあり)」になります。一方で、がんが無くても10%の確率で「陽性」と判定されます。ではあなたが「陽性」となった場合、本当にがんの確立は何%でしょうか?①90% ②9% ③1%  さあどれでしょう?

答えは③の1%だそうです。

分かりやすく言えば、胃X線検査で「陽性」と言われても、およそ99%はがんではないと言う事。

そんなわけない?ところがです。
大阪がん予防検診センターによる調査によると、胃がん検診(胃X線検査)を受けた43万人のうち、「陽性」とされたのはおよそ4万人。そのうち、本当にがんがあったのは782人でした。確率は、およそ1.9%となります。

ある検査によって、がんがある人の何%を見つけられるか?を表す数値は「感度」と呼ばれます。胃がん検診(胃X線検査)の感度はだいたい90%です。

「感度90%」と聞くと、陽性になったらほとんど「がん確定」のような気がしてしまいますが、実際には陽性になっても、本当にがんがある人はごく一部に過ぎないのです。

「90%を見抜ける検査」のはずなのに??

どういうことなの?と思われたかもしれません。カラクリは単純で、「がんになる人は、そんなにいない」からです。

例えば胃がんであれば、新しくがんが見つかる人は、毎年10万人に140人くらいです(男性)。胃X線検査は、本当にがんがある人のうち90%を見つけることができますから、もし10万人が胃がん検診を受けると、140人×0.9=126人くらいが見つかる計算になります。

一方でこの検査では、がんではない人も10%が「陽性」とされます。つまり胃がん検診を10万人が受けると、およそ1万人が「陽性」となります。

陽性になった1万人ほどの人のうち、本当にがんである人は126人です。

以上から、「陽性」となった人のうち、胃がんである人は1%ほどしかいないことがわかります。

知って得する がん検診の「考え方」

まず重要なのは、がん検診を受けて「陽性」とされても、それほどストレスを感じる必要はないということです。10万分の140だったのが、1万分の140になっただけです。

そもそも自治体などで行われている検診(対策型検診)では、厳密さはそこまで求められません。目的は、「アヤしい人」を見つけて精密検査を受けてもらうことだからです。

つまり、がん検診を受けて「陽性」の通知が届いた時。「がんがあるに違いない!」と思って強いストレスを感じたり、逆に「どうせ大丈夫だから精密検査を受けないでも良い」と思うのは、どちらも大きな間違いです。

そしてもう一つのポイントが、「感度」にごまかされてはいけないということ。記事や資料などに「感度90%の最新がん検査法」などと書いてあると、すごい技術のような気がしますよね。がん検診の場合、「どれだけ見つけるか」と同時に「どれだけ”無実”の人を陽性としないか」がすごく重要だったりします。

以上がおおよその記事の内容ですが、意外でしたね。私も感じるのは、がんが発見されて、あるいは良性の腫瘍が発見された時に、それは本当に切らなければならないのか?本当は切らなくても良いかも知れないのに、腫瘍と言うだけで、患者に無駄な負担や痛みを強いていないか?と思うのです。

要するに、免疫力を高めればやらなくても済む手術を、西洋医学は免疫力を高めると言うことはしないので手術せざるを得ず、肉体と心を傷つけられる患者がたくさんいると言うことです。

何か考えさせられてしまいます。

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