小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

ザトウクジラがやってきた!ヤア!ヤア!ヤア!

2016年12月10日 | 小笠原 野生動物
■12/8、8:40頃鮫が先展望台より
2頭の親子らしきザトウクジラを確認しました。

まずはブロウ(潮吹き)!!

11月末に姪島沖、
12月2日の南崎に続き、
ようやく鮫が先からも陸から
確認することができました♪

場所はホカケ岩付近です。


見事な潜りも見せてくれました♪

いよいよ湾内(母島属島~本島のエリア)にもクジラ登場です☆

これでようやく母島にも冬が来た感じになりました♪
クジラさんたち、おっかえりなさ~い!!


■そしてこの時期、オナガミズナギドリの巣立ちが始まってから
毎日毎日保護しては翌朝放鳥を繰り返しています。

小笠原を代表する海鳥のオナガミズナギドリ。

11月中旬から巣立ちを開始し、
おもに2月中旬まで続きます。

巣立ちの鳥はみんな個性があり、産毛が面白いように残った個体もいます♡

この個体は若干、モヒカンのように産毛が残っています(*^_^*)

夜の不時着鳥は保護して翌朝放鳥すればネコにも交通事故も防ぐことができます。
うずくまっている鳥を見かけた場合は、ぜひご連絡ください!
(連絡先は母島内の各掲示板に掲示してあります☆)

保護した海鳥は、大きな怪我などなければ、
翌朝に浜で放鳥し、沖に帰っていってもらいます。



■秋~冬と言えば、渡り鳥の季節です。
この時期は母島にも様々な渡り鳥がやってくるので、
とても楽しきな季節でもあります。

沖港にはカモメが来ています。
たぶん、セグロカモメの冬羽と思いますが、
カモメの同定はほんと難しい!!(←できる人は変人の域です!w)

他にウミネコらしき個体もいるそうです。
鳥たちはこの陸地の少ない大海原を渡ってくるわけです。

いつもいつもその神秘的な力にただただ圧倒させられます。


■先日は夕焼けと三日月がほんとに綺麗な日がありました。

少し前まで家の中で
険悪な空気になっていた妻と次女が一気にご機嫌に早変わり(笑)。

やっぱ自然の力って偉大だな~と感じました♪

さあ島の冬シーズンも存分に楽しむぞ~!!