12日㈭、府議会の持続可能な地域社会に関する特別委員会(中村正孝委員長)の管内視察に参加した。
府庁をバスで出て、最初は亀岡市議会へ。齊藤一義市議会議長、石野茂副市長に迎えていただき、「市街化調整区域における既存集落まちづくり区域指定制度」と「SDGs未来都市」の取り組みについて説明を受けた。
現地視察は、所有者から提供を受けて市が整備した宿泊施設「離れにのうみ」を見学した。亀岡市在住の東洋文化研究家アレックス・カー氏のプロデュースだそうだ。
午後は福知山市議会へ。大橋一夫市長、芦田眞弘市議会議長に迎えていただき、「子育て施策と連携した移住・定住促進施策」について説明を受けた。
福知山市は合計特殊出生率が2.02と全国33位、本州3位、京都府内1位を誇っている。「子育てしやすいまちづくり」のポイントについて、意見交換した。
歴代議長として、井上重典府議の写真が飾られていた。福知山市議会議場も見学した。
13日㈮、午前中は綾部の里山ねっと・あやべを訪ねて、「都市農村交流と移住定住促進」と「コミュニティナース」について説明を受けた。
綾部市議会の荒木敏文市議会議長から歓迎の挨拶をいただいた。
綾部市が全国に先駆けて、廃校を活かした都市農村交流に取り組んでいること、そして「交流から定住、定住から地域振興」を合い言葉に、定住交流部、定住・地域振興課を市の部署として置いていることに驚いておられる委員もあった。委員の皆さんには施設見学もしていただいた。
午後は、綾部駅前の田舎生活研究所(原田直紀代表)で「田舎コミュニティ活性化の取り組み」について、原田さんから移住定住、地域振興に関する実感のこもった話を聴かせていただいた。
現地視察として、若松町の若松旅館と豊里町三宅の農村型展示場を見学した。
夜は、綾部市消防団正副団長OB会(田所卓会長)の総会に出席した。田所会長には市長から米寿のお祝いが贈られ、他にも傘寿、喜寿、古稀のお祝いが田所会長から贈られていた。
前副団長の北原さんも法被を受け取られて、「法被会」に入会されていた。