ジェンダーからみるカンボジア

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都市における女性と安全と政策レスポンスの調査

2015年06月24日 | カンボジアの生活

 

 

ふらふらしてても、いろいろ依頼がくるんだけれど、「都市で、いわゆる疎外化された女性達の懸念事項について、サンカットのレベルでどの程度政策が対応しているか調査してほしい」という依頼がやってきた。短期決戦だというので、まあこの際と、引き受けるのである。

↓ワタミに食事にお出かけ、完全にクメール使用になってる・・・・

というのは、昨年から担当していた国連の仕事でも、サンカット・コミューンのレベルでジェンダー主流化がどの程度されているかを調査していたので、その応用版というか、より具体的に安全っていう面で住民参加の評価をするようなものかなと。それに、疎外化されている年の女性たちと会えるというのは、なかなかない機会。

↓ワタミに一緒にいった若い人が注文、甘そう・・・・・

 といっても、今後の予定はすでにいっぱいで、ほとんどプノンペンにいない状況で、プノンペンでの調査。

さすがに細いロジをしたくないので、これまで何度か調査に関わってきてくれている、かなり優秀な学生に、リサーチマネージャーとして調査員を動員して(といってもわたしの学生・・・)、実際の調査は私は数回参加するだけにして(こうやってポイントだけはおさえる)、わたしは調査フレームワークの作成と、データ分析のみをすることに。そうでないと、わたしが情熱をかけてなんでもかんでも自分でやってるクメールルージュの調査がまとまらない!!のだ。

↓講義で調査フレームワークを説明

「疎外された女性」は、セックスワーカー、ビール販売の女性、縫製工場で働く女性。合計役100名程度を目標にインタビューを取る。男子学生は、「セックスワーカー???」って、立ち上がって調査日程に関する議論を始めるのである。

↓学生たち、日程など調整中、男女混合チーム結成を指導中

 

こうやって、若い世代に自分がやってきた仕事をみてもらうことで、もし彼が同じようにコンサルタントになりたいなら、がんばって仕事を取ってこれるように、企画書の作り方から予算書の作成まで、全部学んでほしいな。

↓日程を調整、14箇所まわるので、かなり大変なロジ

でも、さすがに、7月末までの仕事は、これ以上できそうにない・・・・・7月末まで仕事はやらないで自分の調査に没頭する予定が(4月時点)、小さい仕事ならって引き受けたら、仕事が相次いだのであった・・・・。ま、仕方ないか。子どもの新学期はもうすぐ始まるし、でもすぐ日本に戻るので、日本での教育費もばかにならない金額なのだ。自分がATMと化しているのを感じるのである・・・マレーしアでも、自分には何も買えなかったけれど(本屋すら行けなかった・・・・)子供達にはいろいろ買ったものなあ。

↓仮調査日程、学生みんなでやってくれると助かる〜 

 

課題は、サンカットの委員会にどうアクセスするか。これは仕事の依頼者にまかせて、会えなかったら、それはそれで分析対象とすることに。というのは、きっと多分絶対、行政はこういった調査に対応したくないのだ・・・・でも会って話がきけるといいな。 

 

 

 

 


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