ジェンダーからみるカンボジア

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家庭内暴力撲滅のキャンペーン

2011年03月01日 | カンボジアのジェンダー規範

 

 

家庭内暴力撲滅のための5年キャンペーンの

スローガン・メッセージやテレビスポット作成に、ジェンダー専門家

として助言提供する仕事をしているわたし。

広告会社が試作品を作って、地方でテストをした

ので、その結果をきくことに。

 

そもそもは、家庭内暴力撲滅のためのキャンペーンだった

のだけれど、いろいろ協議の結果、幸せな家庭を築こうっていう

メッセージを流すことに変更したらしい。

テストしたメッセージは3つあって、

 

1.本当のオトコ

2.尊敬しあおう

3.すっごいね!

 

というもの。

 

人気投票ならぬ、市民へのインタビュー調査の結果では、

「尊敬しあおう」が半数以上に「いい」と選ばれたそうな。

 

「尊敬しあおう」、日本語だと、「尊重しあおう」になるのかな。

クメール語では頻繁に使われる言葉だけれど日本語で

はなあ・・・・ぴんとこないなあ。

 

尊敬する、とか、ヒエラルキーのあるカンボジア社会っぽい

なあ。新鮮さないし、いいのかなあ・・・・と思ってしまったのであった。

 

写真は、会議にいった団体の託児所。

 

 


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