家庭内暴力撲滅のための5年キャンペーンの
スローガン・メッセージやテレビスポット作成に、ジェンダー専門家
として助言提供する仕事をしているわたし。
広告会社が試作品を作って、地方でテストをした
ので、その結果をきくことに。
そもそもは、家庭内暴力撲滅のためのキャンペーンだった
のだけれど、いろいろ協議の結果、幸せな家庭を築こうっていう
メッセージを流すことに変更したらしい。
テストしたメッセージは3つあって、
1.本当のオトコ
2.尊敬しあおう
3.すっごいね!
というもの。
人気投票ならぬ、市民へのインタビュー調査の結果では、
「尊敬しあおう」が半数以上に「いい」と選ばれたそうな。
「尊敬しあおう」、日本語だと、「尊重しあおう」になるのかな。
クメール語では頻繁に使われる言葉だけれど日本語で
はなあ・・・・ぴんとこないなあ。
尊敬する、とか、ヒエラルキーのあるカンボジア社会っぽい
なあ。新鮮さないし、いいのかなあ・・・・と思ってしまったのであった。
写真は、会議にいった団体の託児所。