ネパール・カトマンズの本屋情報、昨日ネパールに向かった知人への伝言(2010.11.28)

2010-11-28 16:35:51 | Weblog

*ネパール・ポカラの本屋の奥さんの妹さん、東京にいます(東京のあるネパール・レストランで、2010年11月16日)

 日本が寒くなると、ネパール・ポカラで過ごす知人が、昨日(27日)に発ちました。今、日本からネパールへの直通便はありません。大韓航空(コーリアン・エア)でソウル一泊、乗りかえです。今は飛行機の中でしょうか。

 知人は、ポカラで日本語を教え暮らすのですが、カトマンズの大きな本屋に寄ることをすすめました。でも、詳しく話さなかったのです。それで、このブログで知らせます。

 むろん、ネパールでもインターネットは普及しています。大きな街の若者たちの連絡は、電話でなくメールのようです。知人は、パソコン持参です。ただ、家庭への電気の不安定さに悩まされたようです。

 国内外、どこに旅しても本屋を探す私です。“地球の歩き方”などガイドブックも見ますし、“世界の古本屋”なんて専門書!も見ていきます。ネパールでも、チベットでも、中国西域でも、日本人はたくさん出かけ、ガイドブックもしっかり出版されています。が、本屋情報となると、どうでしょうか。
 そんな辺境の地に、ヒマラヤを見に行くのに、本屋情報を求めるのは、奇人変人のたぐいでしょう。

 8年前、仕事の束縛から解放されて、2002年10月、11月に、初めてネパールにいきました。もう登れる体力はなくしていましたが、ヒマラヤ、とりわけエベレストを見たいと思ったのです。
 最後の3日間ほどを首都カトマンズで過ごしました。1か月もいると、いかに崇高な白き峰々を見ていても、街が恋しくなります。カトマンズの街の独り歩きをしていました。そこで、見つけたちょっといい本屋です。
 カトマンズの繁華街、下町、一番ごちゃごちゃしている所、少々猥雑でもあり、だから楽しい所が、タメル(Thamel)です。そこをブラブラしていて、旅行者向け土産物屋だらけで辟易していた時に、本屋ピルグリムス・ブック・ハウス(Pilgrims Book House)に合ったのです。

*手前のハンドクラフトの看板の向こう側が本屋です。
*ピルグリムス・ブック・ハウスは、カトマンズ・タメル地区にあります。 

 入り口は、狭いのですが、奥は広い大きな本屋さんでした。日本でいえば、丸善の本店です。山国ネパールですが、首都カトマンズです。それ相応の本屋さんはあります。すべてのジャンルで充実しています。ヒンドゥー文化、地勢を見ていました。ただ、みな英語の本でした。むろんネパール文字は読めません。手に取るのが英語の本だけだったからでしょう。
 多くはインドからの本でしょう。Pilgrims Book House自体、インドの出版社のようです。カフェもありますし、民芸品、旅行者向きのコーナーもあります。ほぼ半日いました。

*買った本の中から2冊。左;ヒッピー・ダルマ(Hippie Dharama)1974年にインドで発行(149Rs)。1970年代はじめ、アメリカの若者は、東洋思想に傾倒するものも少なくなく、インドやカトマンズは、ヒッピーの聖地(?)でもありました。30年もたって、カトマンズの街中に、その余韻を探していたのかもしれません。右;禅・ブッディズム(ZEN Buddhizm)初版は1949年にインドで発行(312Rs)。カトマンズで禅の本を買うというのも変な話です。ワタシの禅や老子の思想は、70年代アメリカからの逆輸入です。(*当時1Rs=1.75円)

*左上の外国の新聞売っているのも別の本屋の店先です。一番前に読売新聞(バンコク現地印刷版)

 ついでにもう一軒。 カトマンズから飛行機でルクラヘ、そこから2日歩いて初めてエベレストが見えるナムチェバザールがあります。4000mです。そこに、高山病対策休息を含めて、行きかえり4泊しました。その集落にも古本屋がありました。エベレスト・ブック・ストアです。

*左;エベレスト・ブック・ストアで買った“エベレスト=ハード・ウェイ”の中古本(600Rs)です。右;30年前に、その翻訳本、クリス・ボニントンのエベレスト南西壁(英国隊初登頂の記録)を昭和52年(1977)に買っていたのです。分厚い4800円の本を読みながら、エベレストを思っていたのです。そして、その原本を、文庫版ですが、ここで見つけたことは、感動ものでした。エベレストめざした登山者が、ここに置いていったものでしょうか。

*そして、迷わずエベレスト・ブック・ストアのスタンプを押してもらったのです。右は、ヒッピーダルマに貼ってある、149Rs(当時1Rs=1.75円)の販値のシール。

   【おまけ】

*知人が滞在するのは、ポカラというネパール第2の街です。アンナプルナ山系への登山やトレッキングの玄関口です。そこ、ポカラのレークサイドにある、“ネパール・マンダラ・ブック・ショップ”に立ち寄ったのがきっかけになって、縁が続いているのです。


春日部市立図書館まつりで廃棄本の放出10冊ほど拾った(2010.11.27)

2010-11-27 23:32:13 | Weblog

*快晴の春日部市立図書館。

 今週も、まったく何もすることもなく暇な平日をも終え、また週末です。多忙をきわめた週末ですが、さすがに初冬になると、イベント・出番はなくなりました。
 今日(11月27日)の図書館まつりにも、自由に出かけられました。春日部市立図書館の廃棄本が放出される日です。

 10時に放出です。9時50分に現地到着。
 “さすがに、われ先に押し合う気持ちを捨てています”。 “私の好みは、ちょっと違うから残っているだろう”と、がつがつしません。

*この人の群れの中に廃棄本があります。

 デパートの大安売り会場で知人に、会いたくないでしょう。
 毎年、廃棄本放出日には必ずやってきますが、知っている図書館の職員さんには、合わないように下を向いています。

*図書館まつりは、廃棄本だけではありません。図書館ボランティアのグループが紹介されています。

*春日部の子ども文庫は、ここにありますと、地図で紹介。載っていませんが旧庄和町にも、むろんありました。

 が、図書館ボランティアさんの3人に声をかけられてしまいました。
 “いい本がありましたか?”赤らめてしまいます。捨てられた本を拾っていたのですから、やはり見られると恥ずかしい・・・・・・。 飢えた猫みたいにガツガツしていたかなあ・・・・と。
 
ボランティアのNさん、“庄和の図書館のボランティアをやりなさいよ”と。

  【おまけ】

*このブログ恒例の“今年の戦利品=拾ってきた本”の紹介です。なぜか、環境関連の本を拾っていました。15年前ぐらいに、どっと出版された本が、今廃棄本になっています。今でも、今だからこそ役立てたい内容なのですが。

*環境絵本を2冊。決して子ども用の絵本ではありません。環境問題は先行のアメリカの本がいい、翻訳本です。左;“子どもたちの環境教育プログラム”(1992年発行)、右;“図説 地球科学入門”(1990年発行)

*左;“野生のうたが聞こえる”(アルド・レオポルト、1986年発行);すでにウチにあるから2冊目です。右;“アメリカは環境に優しいのか=環境意思決定とアメリカ型民主主義の功罪”(1996年発行)、アメリカの環境保護運動がNGO活動の発端です。今、NGOで原稿を一本考えているのです。

*左;“道はあとからついてくる”(平山美知子著1988年発行)、平山郁夫さんの西域旅行を追っています、平山夫人の書かれたものです。持ち帰ったこの本、ウチの家人さんがすぐに読了したようです。ワタシは、いつ読むでしょうか、わかりません。


柿の実、エアコン、エコポイントに駆け込み、冬支度OKです(2010.11.26)

2010-11-26 17:17:22 | Weblog

*冬近し、ウチの柿の木にも貧弱な実。

エコポイントに踊らされて、テレビを買いました。それから、11月初めには、エアコンも買いました。今日、設置工事に来てくれました。冬支度OK、冬籠り準備OKです。

あれほど暑かった夏、秋も、日に日に柿の木も葉を落とします。貧弱な柿、渋柿が見えてきます。干し柿、吊るし柿には、もう少しです。

エアコン、ぜいたくな冷房のためではありません。どんなに暑くてもしのげますが、寒いのはだめです。エアコンは暖房用です。FFのストーブを更新したのです。

*2か月待ちは、営業マンのセールストークです。新聞があおったらいけません。すぐに買えます。(2010年11月26日付日経)

 “老人にはエアコンが必須ですよ”かもしれませんが、もう物はいりません。便利なものはいりません。

・・・・オール電化の電話攻勢、光ケーブル化の電話攻勢、墓地の電話攻勢、なんたら保険・・・もう固定電話は、外した方がよさそうです。

  【おまけ】

*テレビもエアコンも、狭い部屋には、でかい、でかすぎます。まだ、なじんでいません。

*今日は、金曜。これから、10年前にいた会社の後輩に呼び出されています。“北千住で沿線別忘年会”です。ボーナスもらった、たぶん直後の“花金”の連中がオールドOBに声をかけてきたのです。


春日部市が日本経済新聞に登場することはまれですが、日本第3位と登場。(2010.11.25)

2010-11-25 15:18:41 | Weblog

*2009年度、全国の都市の財政状況が分析されました(日本経済新聞、2010.11.24付15面)

 このブログは、おちゃらけをモットーにしていますが、ご近所(春日部市)情報のお知らせを目指しています。新聞が扱ってくれない有意義情報を発信したいと、思ってはいるのです。

 春日部市役所の記者クラブにつめている新聞は、地域版を持っているので、ときどき市役所発表など地域ネタが登場します。それらを、なるべく事実確認し、いや無断引用して紹介することがあります。

 ウチで読んでる日本経済新聞に、春日部市が登場することは、まずありません。
 春日部市は、日経が扱うような情報を伴うビジネスもなく、事件もない平穏な田園都市なのです。

 昨日(11月24日付)の日本経済新聞、休日明けですが、地域版でなく全国版に載りました。よほどの人でないと見過ごしてしまう春日部市の登場でした。
 日本経済新聞社が、NEEDS(日経の総合経済情報データバンク)を使って、全国786市と東京23区の2009年度決算(普通会計ベース・速報)を分析した結果を掲載しました。全国809市区の決算状況です。

 春日部市財政の健全度は、埼玉県内40市で、最下位レベルであることを、市民が作った“春日部市の財政白書”で読んで知っています。

*市民が作った春日部市の財政白書。下;2008年8月版、ダブルクリップ止めです。上;2010年3月版、市内の書店で売っていました。まだ、事務局には若干の在庫があるようです。

 “埼玉県の中で悪いと言っても、日本全体から見て悪いわけではないし、夕張のある北海道ではないよ” が一般的な感想でしょうか。

 ワタシもそう思って、その紙面を読んでいました。経常収支比率、実質公債費比率、住民1人あたりの扶助費(民生費)などなどの表が、ベスト10、ワースト10で説明されています。
 春日部市は、いいでも悪いでも10位以内なんてないだろし、その他大勢だから登場することもないだろう、と。
 ところがです、たった一行、春日部市の名があったのです。
 積立金が少ない、悪い方から3番目に登場していました。全国809市区です。その第3位です。

*表中の3位に春日部市。

 <積立金が標準財政規模の何%であるかを比べた。1位;大牟田市(福岡県)2.59%、2位;八千代市(千葉県)2.87%、3位;春日部市(埼玉県)2.95%>。
 短い解説がありました。<大牟田市は、赤字決算が続き、基金を積む余力がなく枯渇状態。八千代市も税収減などで基金が底を突きかねない状況だ>と。

 その次の、春日部市はどうなんだろう。埼玉県内で悪いだけでなく、日本、全国で3番目に悪いのでしょうか。

 もう少し、これ以上のデータを見たいと思いました。
 日経の電子版にあるに違いないのですが、ネット検索得意の人に探してもらおう、と思っています。

 【おまけ】

*翌日の日経の社告です。3万3000円で発売します。

* ところが、一日あけて、今日(11月25日)の日経(35面埼玉面)に、社告がでました。全データを全国都市財政年報として3万3000円で売ります、と。そりゃ、そうでしょう。情報はなんでも無料ではありません。今の時代、情報がお金になる時代です。

*ならば市民側のワタシも、図書館なんかでただで読もう、コピーしようと対決姿勢です。春日部市立図書館は、買わないでしょうし、近隣の越谷市やさいたま市の図書館あたりを探してみましょう。市役所は買うかなあ。でも、見せてもらえないでしょうね。


買ったばかりの大画面テレビに朝鮮の砲撃シーンで第3次世界大戦ブルース(2010.11.24)

2010-11-24 23:26:49 | Weblog

*今日、2010.11.24付朝日新聞1面。左に、エコポイント駆け込みテレビ購入者(ワタシもそのうちの一人)の記事も。

 昨日(11月23日)の夕方、前夜買ってきた、わが家には大きすぎるテレビをセットアップしたら、突然、砲撃シーンとハングル文字が現われました。大画面の中に、着弾、炎が上がります。一瞬なんのことかわかりませんでした。
 それで、今日のブログは、そこからの連想ゲームです。

 同じ昨日11月23日は、1963年のことですが、米日間で通信衛星を使ったテレビ映像伝送実験が行われ、初めてテレビ画像が日本に送られてきた日です。
 つまり、米国で起こったことがリアルタイムで日本で見ることができるようになった記念日です。その時、送られてきたテレビ画像、ぱっと写った映像がケネディ大統領暗殺のニュース映像だったのです。
 そのことを後日、ワタシも関わるようになる通信衛星利用開発のことで電波研究所に通うようになり、研究者に聞いたことがあるのです。

 そのとき、1963年11月23日は、私にとっても忘れられない日です。
 学生だった私は、3月に卒業したら、ある新聞社に入ることになっていました。その日は、総選挙だったか、選挙速報の手伝いに新聞社の中にいたのです。その夜に、ケネディ暗殺のニュースが飛び込んできたのです。
 学生寮暮らしだった私に、テレビはなく、まあ、あっても当時のテレビのニュース映像には、リアルタイムの動画像はなかったでしょうが、翌日、寮の新聞(1963年11月23日付け夕刊)で、そのことを知ったのです。

 もちろん大ニュースの認識はありましたが、ケネディ米国大統領の置かれていた位置や、米国内外動静ついて、考えていたことはなかったでしょう。
 そのことを深く知った、知ろうと思ったのは、アメリカの若者たち、同世代の行動を知るようになってからです。公民権運動などで歌われていたフォークソング、ボブ・ディランやジョーン・バエズを知ってからでしょう。

*右;朝日新聞1962年10月25日付1面縮刷版から、キューバ危機の記事。左;第3次世界大戦を語るブルースの入ったボブ・ディランのLP。

 ボブ・ディランは、“第3次世界大戦を語るブルース”、すなわち核戦争の恐怖を歌いました。米国とソ連、米ソ冷戦時代です。アメリカの喉元、キューバにアメリカに向いたミサイル群があることを偵察機が撮影します。アメリカ中が恐怖に陥りました。
 ケネディ大統領は、キューバに対して海上封鎖を1962年10月25日に始めます。ソ連の艦船が接近してきます。一触即発の状況だったわけです。
 世にいうキューバ危機です

 ボブ・ディランは、プロテスト・ソング、反戦歌をつくり歌います。私らも、ギターを持ち、それをまねて歌っていました。しかし、ディランが作り歌っていた“第3次世界大戦を語るブルース”の切迫した感情が理解できたかというと、今、それはどうだったかな、と思うのです。

 北朝鮮、韓国、アメリカ、日本、中国、ロシア。今、キナ臭い世界情勢です。
 米ソの冷戦の時代はとっくに終わり、自由主義圏の時代と思い、今や、対イスラム社会の問題だけだと呑気に対岸の火事と思っていますが、どっこい、東アジア、日本の直近で、寝たふりしているのか、死んだふりしていたのか、力を貯めていたのか、社会主義圏が照準をこちらに向けているのです、・・・・・・でしょうか。いつの世も覇権争いなんでしょう。

  【おまけ】

*“第3次世界大戦を語るブルース”の原題は、Talkin' World Ⅲ War Blues  です。語り調に歌いながらストーリーを進めていく歌、トーキング・ブルースです。その夜、昨夜です。ウチで見ていた大型テレビに、NHKですが、トーキング・ブルースが流れました。“トイレの神様”です。歌っていた歌手の名は知りません。感情のこもった歌でした。まさに、1960年代のトーキング・ブルースです。

*なんとはなしに、過ぎ去ってしまった1960年代、若かった時代、私にとっても夢があった時代を思っていました。 最近、世間が暗い、先に明るさが見えません。60年代は、お金がなかったけど、先は明るかったように思うのです。


たかが吉永小百合さんのテレビを買うのに2時間も待った・・・アホみたいな話(2010.11.23)

2010-11-23 22:37:51 | Weblog

*買ってきても今日は、玄関に置きっぱなしです。

 来年7月には、ウチのテレビが見えなくなります。11月中に買えば1万円ほど国が出してくれます。
 不景気の脱出には、“国民にお金を使わせることだ”政策でしょうか。

 今、テレビを買わなければならない必然性は、全くありません。それでも、エコポイントという名の“国のちょこっとした補助”をチラつかされると、電気屋にクルマを走らせる気になるのです。

 今日、11月いっぱいの締切近くは、込み合うだろう、23日(祝)は混むだろうと、昨日(11月22日)の夜7時ごろに出かけました。
 春日部市の大規模電器店、店内に一番安いとビラを貼っているヤマダ電気です。

 夜なら混んでないだろうと思ったのです。店内に、そんなに人がいるわけではありません。ところがです。奥に“テレビをお買いの方は、並んでください”があったのです。お昼時に人気レストランで並んで待つ、あれです。

 テレビ販売係が少ないのでしょう。“お客の方の用事も長いのです”。お客が“どれがいいですか・・・”と聞くことを非難もできません。でも、長いのです。
 “こっちは、購入機種を決めているのです”。“これ下さい”の一言ですんだのです。

 結局、待つこと2時間でした。そのまま、持って帰りました。
 ただ、なんとなく無駄な買い物だったなあ、という気持ちが無職無収入のわが身にはわいています。エコポイントという補助も税金だよなあ。景気浮揚策としての税金の投入でしょうか。
 物を大事に使っていこうなんて考えでは、“右肩上がり”の社会になれないらしいのです。

  【おまけ】

*今見ているのは、息子の所から出戻りの12インチです。これで全く支障なしですが。

*1970年から40年間に、買ったテレビは2台、昨日買ったのが3台目です。1台を20年使っている単純計算です。もっとも、3人の子どもがウチを出て一人暮らしを始めるときに、12インチのテレビデオをそれぞれ買っていきました。実は、ウチが現在見ているテレビは、そのお下がり、12インチなのです。

*そういう事情ですから、最近のテレビ技術が全く分かりません。どのメーカーを選んでいいのか、どの機種を選んでいいのか。各社のカタログを持ち帰って研究するのですが、どれも同じにみえます。結局、私ら世代には、吉永小百合さんです。吉永小百合さんががすすめるシャープにしたのです。

*今の時代は何でも難しい。テレビを見るのも難しそうです。こんな厚さのマニュアルを読まなければいかんのか。このリモコンも難しそうです。テレビが見えればそれでいいのですが。

*この頃、ほとんどテレビをみないのです。なくてもいいのですが、買ってしまいました。生涯最後のテレビでしょう。


まち(春日部)のクリーニング屋さんが作った“手書きのお洗濯BOOK”配布中(2010.11.22)

2010-11-22 12:25:24 | Weblog

*“毎日のお洗たくに役立つ上手な洗い方 仕上げ方!”、手書き本・お洗たくBOOK。

 365日、24時間を同じ町で過ごすようになって10年近くになります。家事もやります。買い物にも行きます。町なかで挨拶する人もできました。買い物、スーパー、コンビニでは、口を開くことはありません。
 世間話付きの挨拶するお店は、ごくわずかです。そのひとつがクリーニング屋さんです。春日部、旧庄和の石川クリーニング店です。

 そのクリーニング屋さんのカウンターに、“お洗濯BOOK”という冊子が置いてありました。16ページのホッチキス止めの冊子です。手書きなのです。
 雑誌の編集に関わったこともあるワタシには、一目見て感動です。
 安直!にパソコン使うことなく、一字一字丁寧に書かれている文字、読みやすい編集です。

 店の奥さんが、ウチの人が、といわれたかどうかはっきりしませんが、“仕事を終わってから、毎晩書いていました”と。
 作り上げた気持ちを思うだけで、“その内容”の豊富さ、便利さは、十分に推し量れます。

 内容は“家庭洗濯のワンポイント”です。
 衣類についている“タグ”に表示されている絵表示の記号と意味を丁寧に解説しています。タグには、洗い方、塩素漂白の可否、アイロンのかけ方、ドライクリーニング、絞り方、干し方が記号で表されているのです。
*カラーのフェルトペンで“カラー印刷”です。

 ドライクリーニングと家庭洗濯、繊維の種類と洗い方、洗剤の種類と用語、洗剤商品別の特徴、失敗しない洗剤の使用例と選び方、そして、アイロンがけの方法がたっぷり説明してあります。

 なんでも洗濯機まかせ、適当な洗剤と一緒に放り込んでいる方は、一度読んでみるといいですね。
 作るのは大変でも、読むのは簡単です。このことを知っておいてから、それから“洗濯機まかせ!!!”にすることが大切です。

  【おまけ】

*石川クリーニング店(春日部市米島1185-49)です。カウンター右手に置いてあります。奥さん、ご主人、たまにお母さん、とてもやさしい方です。衣類への扱いのやさしさが感じられます。

*一か月ほど、旅行していた後のことです。“病気なのかと心配していました”と。息子が同居していて、毎日のワイシャツを持っていくのは私の役割でした。何はともあれ、ワイシャツだけは真っ白、ビシッとしろ、が私のポリシーでした。・・・・今は、ワタシ自身は、ワイシャツ着るのは年に1度か2度のわびしい着た切りスズメ状態です。 たまには、スーツを着たいなあ。

  【おまけー2】

*そうそう、わたしの町には、洗剤でなく、石けんで、身体と環境にやさしい“EM石けん”を使おうと活動している人たちがいます。洗濯あるいはお風呂は、毎日のことだから、ですね。


春日部の田んぼの中に、ことしも平島鉄也さんのT―BOXワンダーランド(2010.11.20)

2010-11-20 21:54:47 | Weblog

*2階の展示、左;主宰の平島鉄也(鋳金)さん

 もう15年来の同じ町の知人、平島鉄也さんがやっている造形教室・T-BOX造形展に行ってきました。
 期日は11月19~21日、金土日です。まだ、明日21日の日曜もやっています。だんぜん、おすすめの展覧会です。
 会場は、私のウチから徒歩10分、東武野田線南桜井駅から徒歩20分の、まあ周囲、田んぼの中です。平島さんのアトリエです。(春日部市永沼858-1、電話070-6633-7784)

 このワンダーランドを言葉で話すことは難しい、何枚かの写真を貼り付けます。


*この色、自由な色がいい。


*トライアングルの音色を描き、トライアングルを作ってしまいます。

 *おとなの生徒さんの落ち着いた作品

*1階の展示

 【おまけ】

*これが一番好きです。

*アトリエ裏でお茶します。ワタシらより、ふたつ下の世代が集まっている、アトリエ=T-BOXです。

 


春日部の国道16号そばに、道の駅庄和第2売場がオープンしたので(2010.11.19)

2010-11-19 13:39:20 | Weblog

*前日の木曜に新聞に入ったチラシ。

 今日(19日)快晴です。暖かいし、チラシの店のオープンに出かけようかな、いや、知ったおばさんの大勢に会うだろうな、それもいやだな、と、朝から黙って思案していました。

 そしたら、家人さんが、この頃“歩いていないから、歩いてきたら!”と圧力です。確かに、万歩計で1500歩、2000歩の日が続いています。足が目に見えて弱っています。

*いつも入り浸っている“ココス”のそばです。

 それで家をでました。まあ、庄和総合公園への、いつもの散歩コースです。
 歩き出すと、チラシの“オープン安売り商品をゲットしよう”と急ぎ足になります。
 天気快晴、昔、陸上部インタ―ハイ予選落ちの足もまだ健在です。しかし、スタートの出遅れは、挽回できません。
 オープン10分前の9時50分に着いたのですが、そこは、もう人があふれていました。


 帰ろうか、図書館に行こうかと思いましたが、それでも、押し合いながら、前に進みます。ワタシのちょっと前で、“紅白餅”(先着300名様)は、なくなりました。後ろには、大勢の人がいます。
 かなり、悔しい。落ち込みました。

 ワタシも人の子、危険な***商法にのせられるのは、こういうことでしょう。
 押し合いへし合いの中で、何か買うぞ!と気持ちが高ぶります。野菜売り場には近寄れません。黒豆入り饅頭が半額です、といわれ、5個入り250円のパックを3つも、つまり、まんじゅう15個もつかんでいました。

 そして,“当日お買い上げのレシートご持参のお客様にさしあげるという、“近郷国内産の野菜が入ったお楽しみ袋・一家族様1点限り=300円”に走ったのです。

*これで300円、損か得かわかりません。

 10時15分、急いで帰りました。金曜日の今日は、生協の宅配、ウチが荷仕分け場、間に合うように帰ったのです。むろん、一週間分の野菜をまとめて“グリーンボックス”という名で買っているのです。高齢者世帯です。また野菜が残るなあ・・・。

  【おまけ】

*往復2600歩を稼いだ散歩と考えれば、それもいいか、と思います。300円のおまけの野菜、市価でいくらするものかわかりません。単調な毎日の中の、メリハリにはなったでしょう。

*全国的に評判らしい“道の駅しょうわ”が旧庄和町にはあります。同じ町の農家さんが朝採れ野菜を並べているんだそうですが、ウチからクルマで行かねばならない、歩けない距離なので行ったことはありません。そこに、道の駅庄和第2売場、ができたのです。ワタシが買った饅頭も“黒豆入りです”。道の駅庄和、(春日部市も?)が売り出しているのが、黒豆です。

*でもチラシをよく見ると、“なんか違いそうな感じ”です。<株式会社 道の駅庄和第2売場>です。このネーミングうまいなあ、と思います。もっとも賑わいができれば、それでいい。これも“まちづくり”です。そんなことにこだわる必要はないのでしょうが。


御茶ノ水、茗溪通り、珈琲の穂高、山の本屋茗溪堂をふらふら歩き(2010.11.18)

2010-11-18 00:43:30 | Weblog

*神田川=江戸城外堀。両岸が崖で、茗溪(めいけい)と呼ばれていた。正面が聖橋。右がJR御茶ノ水駅

 2,3日前(11月16日)、知人の個展のギャラリーを出て、御茶ノ水駅の方に上っていきます。散歩、高齢者三人散歩です。30年、40年前なら、大股で闊歩していたこの界隈ですが、今日はゆっくり、急ぐ必要はなにもありません。

*ニコライ堂の変わらぬ風景。

 いつも風景の中にあったけど通りすぎるだけだったニコライ堂に、“入ってみましょうか”になりました。300円の寄付をして入ります。ボランティアの信者さんの説明を聞きます。
 ニコライ堂は、正式には東京復活大聖堂です。函館のハリスト教会と同じロシア正教会、正確には“エルサレムから、ギリシャ、ロシアを経て日本に伝えられた日本正教会”です。そおして、明治、大正、昭和の歴史の中の、ニコライ堂の話を聞きました。(*ハリストスは、キリストのギリシャ語発音読み)

*昔と同じ“穂高”の看板。珈琲と山の音楽の、山の音楽の文字の白ペイントが削られています。

 お茶を飲むなら、と私が誘ったのが、JR御茶ノ水駅の脇の通り、茗溪通りにある“穂高”です。もう、何十回と行った喫茶店です。私の現役時代は、日本アルプス・穂高の山小屋の雰囲気でした。今は、ビルの1階です。コーヒーの美味しさは昔と変わりません。御茶ノ水駅聖橋口に近いこともあって混み合っていました。

 少しだけ茗溪通りを歩きます。左手に丸善をみて、よく立ち寄っていた古本屋の三進堂、画材屋のレモンを通り過ぎます。

 駅の御茶ノ水橋口の出て、明大通りを横切ると、山の本屋“茗溪堂”があります。

 *フェンダーのギターの上に、茗溪堂の看板。

 といっても、今は、1階、2階が若者向きのギター屋になっていて、ギター屋の中を突破しなければ、3階の本屋に通じる階段にいけません。昔、先鋭的なクライマーであっても、今や“書斎の岳人”の私ら世代には、ちょっと行きにくい。今もってギター弾きの私でさえ、入りづらい雰囲気のギター屋です。
 もう完全に閉店していたと思っていて、15年ぶりの茗溪堂に入ったのです。相変わらず、1、2、3階すべてが本屋だった時代の、“3階は山の本は”が、そのままでした。ほしいなと思うサイン本が並んでいます。山のスケッチの原画が掛かっています。全く変わっていません。
 その昔は、大学山岳部の遭難報告書を立ち読みしたり、ヒマラヤの遠征の公式報告書があって、私とヒマラヤを繋げる唯一の所でもあったのです。

 ずっと前にブログに書いたことのある、沢野ひとしさんのサイン本を買っていた話は、この店のことです。<ここクリック>

 いつも、ここから明治大学の前を、古レコード屋、古本屋、コーヒー屋に下っていっていました。この界隈には、懐かしさが募ります。もう10年ぐらい、そんなブラブラ歩きはしていないのです。

 【おまけ】

*お茶の水の碑。右の竹から名水が流れます。

*御茶ノ水は、“お茶”の水、です。将軍に献上した「お茶の水」に由来しています。ここに水が湧き出していますが、飲んだことはありません。茶の湯好きの家人に汲んで帰ろうと思ったこともありません。


アイヌの星空伝説・野の花、飯沢能布子さんの“星の七宝展”がお茶ノ水で(2010.11.16)

2010-11-17 11:29:08 | Weblog

*会場は、世界観ギャラリー

 昨日(11月15日)に、飯沢能布子さんの“星の七宝展”にでかけました。
 会場は、JR御茶ノ水駅近くの“世界観ギャラリー(
http://www.gallery-mase.com)”です。2010年11月20日(土)まで、11時~19時(最終日は17時)まで開いています。

 飯沢能布子さんは、1970年だから、40年前、私が札幌の大通り公園そばで職住密接で暮らしていた頃に、すれ違った、まさに、すれ違った人です。
 その後、飯沢さんは、北海道夕張郡長沼町のアトリエ村という住所表記の所に居住され、ずっと七宝焼きの作品を作り続けていらっしゃいます。


 今回も、美しくも愛らしい作品が並んでいました。しかし、壮大な星座や宇宙観がモチーフです。私自身、星を観ることは好きですが、“星座=ギリシャ神話”に思いをはせるロマンを持ち合わせていることは、全くないのです。
 ただ、飯沢さんは、日本ハーシェル協会に所属され、物理学、天文学的な星と神話世界を重ね合わせた、星空を七宝焼きで表現されています。

*野の花の絵皿、むろん七宝です。

  私が出かけたのは、これで2度目、最初は2008年の初夏でした。
 今回は、野の花、北海道原野に咲く花の作品もあって魅かれました。

 七宝のブローチ、ネックレスの作品、小さなといっていいのかわかりませんが、手ごろな作品も多くありました。誰かれなく差し上げる人を思ったりして、手にしたのですが、思いとどまりました。


彩龍の川まつり写真集①よさこいソーラン= by masaharus(2010.11.15)

2010-11-15 14:11:58 | Weblog




  【おまけ】

*先日、彩龍の川まつりで、一日、ミュージック・カフェをやっていたら、masaharusさんがやってきてくれました。そうして、いつものように写真を送ってくれました。グランドでは、よさこいソーランが何組も踊ったようです。ソーランの写真の中から、少し貼りつけます。知ってるお顔がありました。たぶん、庄和の“輝(きらり)”さんか、“軌(わだち)”さんでしょう。


にぎわう庄和総合公園で春日部おやこ劇場の“子どもの文化の日”(2010.11.14)

2010-11-14 19:18:28 | Weblog

*“忍者修行”です。このスタイル、昔やったなあ。

 しばらく続いていた快晴も終わったようで、今日はうす曇りです。でも、あたたかい日です。
 早朝から“彩龍の川まつり”の片付けを手伝って、わが町唯一のコミュニティ・カフェである“ココス”でひと息いれます。

 そして、ココスの向かいの庄和総合公園に、春日部おやこ劇場をやっている知人さんたちを激励(!)に出かけました。
*準備完了。もうすぐ子どもたちが集まってきます。

 11月14日の埼玉県民の日を“子どもの文化の日”にしようと、埼玉県下のあちこちで“こどもライブフェスタ”を展開しているのです。
 春日部おやこ劇場は、庄和総合公園で“子どもとおとなの遊びあい=忍者修行”という集まりをやっているのです。小学生100名が“忍者修行”するのです。

 庄和の住民の憩いの場、庄和総合公園は、近隣各地から遊びにくるファミリーで、週末はいつも賑わっています。バーベキューのできる公園として広く知られているようです。
 今日も、色づいている木々の下で、大勢が楽しんでいました。 わたしも、いい気分でブラブラしていました。

 11月1日に開館したのに、まだ行ったことのない庄和図書館に行ってもよかったのですが、今日のような日は、外、公園を歩く方がいいでしょう。
 せっかくできたのですが、後回しです。図書館はもっと寒くなってからですね。

 【おまけ=勝手広告】
*春日部おやこ劇場=電話・FAX;048-763-3166=10時~15時(月・火・金)

*春日部おやこ劇場はーー、
  子どもが育つには、わくわくどきどきする感動や様々な人との関わりあいが必要です。地域の子ども文化環境を考えながら、子どもの大人も豊かに育ちあうことを目指して活動しています。