今日(30日)予定していたことが中止になって、空白ができました。家人と映画に行こうかということになったのです。ララガーデン春日部のシネマコンプレックスに行きました。
5つ6つの映画をやっていましたが、今日はお互いに、別々でなく一緒に見ることにしました。合致したのは、アニメ、お子様向きのような“ブッダ”です。
このところ、トシのせいか、哲学的意味の仏法でなく、単純に、まもなくだなという意味で、三途の川の向こう側、彼岸を考えるようになっているのです。観光地の仏像の観方もすっかり変わってきています。なんとなく祈ったりするようになっているのです。
本気に、北インドからネパールに仏跡を訪ねる旅をしたいと思っているのです。
ひょっとすると、ブッダ=仏陀=釈迦の悟りに、少しは近づけるのではないかと、安直な期待みないなものもあったのです。
10時前から2時間でした。
特に何か得られたというほどのもありませんでした。
“マイ・バック・ページ”を見た方がよかったかなと思ったりしますが、“マイ・バック・ページ”は活字の世界です。映画で見たくありません。
【おまけ】
*ブッダの原作ですが見たこともありません。
*映画ブッダのポスターに、“手塚治虫の”と書いてあったことも、見ようという気になった理由でしょう。手塚治虫の作品にブッダがあることは知っていましたが、見たことはなかったのです。第一、雑誌の付録マンガ時代に育ちましたが、鉄腕アトムすらほとんど見ていません。テレビの鉄腕アトムなんて全然見ていません。ウチにテレビのない時代だったのでしょう。
*今日の2冊。左は朝日ジャーナルの増刊号(1989年4月20日号)。手塚治虫さんが亡くなられた時に出た雑誌です。
*映画の中で、背景に描かれているヒマラヤの山々を見ながら、山の名前を思い出したりしていました。