*ガイドブック(右)と、取材のようすを載せた越谷NPOセンターのニュースレター“みんだふる”55号(2010年3月号)
一昨日(29日)、埼玉コミュニティ・カフェガイドブックを編集者のおひとりからいただきました。2010年2月の発行ですから最新版です。取材記事付きで10店とその他24の店が紹介されていて、役立ちそうです。値段が書いてないから、どこかに無料で置いてあるのでしょう。
とはいっても、サブタイトル<見つけたよ!おいしくホッとにつながる幸せCafé♪>のノリの編集ですから、このノリとほど遠い私には、出かけて行くには勇気がいりそうです。
コーヒーはよく飲みますし、カフェも好きです。遠近を問わず、よさげなカフェに意味もなく入ってしまうことがあります。雑誌のカフェ特集を買いますし、載っていたカフェに行くためだけに旅に出ることさえあります。
年中休むこともなく、わが町(春日部市旧庄和町)だけに暮らして不満なことは、ご近所に、いい本屋(入り浸れる本屋さん)とカフェのないことです。誰かつくらないかなあ、と思っています。
作りそうだなと思えた知人がよく話していたのが<コミュニティ・カフェ>でした。
コミュニティ・カフェが“どういうジャンルのカフェ”なのか、普通のカフェとどう違うのか、今ひとつはっきりしませんが。 女性たちには、大なり小なり、ケーキ屋さん、花屋さん、カフェ屋さん、雑貨屋さんを持ちたい気持ちがあったよう感じてきました。
このガイドブックに紹介されているカフェは、そういう気持ちを実現したお店のようです。いや違うでしょう。どの店ももっと違う思い、意識の高さが読み取れます。
行けそうな距離では、越谷市の“フリースペースこしがや絵本館”と、幸手市の“元気スタンド・ぷりズム”が紹介されています。
幸手の店のキャッチフレーズは、“高齢者の「元気」を満タンに”。こうあからさまに突かれると、高齢者の私は、ひいてしまいます。
行ってみようかなと思ったのは、秩父の“ポエトリーカフェ武甲書店”。秩父には、埼玉県らしくない文化がありそうだとずっと思っていました。秩父は遠くはないのですが行ったことがありません。
【おまけ】
* わが町・庄和のコミュティ・カフェは、ファミレス・***です。ここしかありません。老いも若きも、男も女性も、高校生も、皆集まります。お昼過ぎに入って深夜まで居続けて問題なし。ほんのいっとき、<睡眠と勉強目的はご遠慮下さい>と貼ってあったのですが、すぐに剥がされました。居続けて気がひけたら食事をします。昼と夜、2食食べることもOKです。混み合っても席のないことはまずないユッタリ感、国道16号沿いの便利さ、駐車場もけっこう広い。緑ゆたかな総合公園直近、散歩コースでウチから徒歩15分。
*この店のよくないことは、ただひとつ。たいてい知った人がいることです。だからデート・スポットにはなりませんが究極のコミュティ・カフェでしょう。
*でも、ひとりで行く店ではありません。この町には、ひとりで寄れる店はありません。今も誰か作らないかなあと思っています。しかたなく、わが家カフェです。山のように読まない本を積んでブックカフェの趣です。引きこもりカフェですが、皆さん、いつでもウェルカムです。