今朝、いつものようにラジオ体操しました。そのすぐ後、アナウンサーが、今日はゴッホがピストル自殺した日です、と話しました。それで、オルセー展に早くいかねば終わってしまうなあ、と思ったのです。
この3,4日、引きこもり状態です。やらねばならないことはあっても、出かけなければならないことはないし。暑いし、ぐた~っと寝転がっていました。今日は、雨と風でしのぎやすいのですが、その分気持ちよく昼寝してしまいます。
ゴッホがピストルで頭を撃ったのは、7月27日、亡くなったのが今日29日です。1890年のことで37歳です。
私自身、ゴッホの生涯を思うことも、心の中をおしはかることもできません。というより、ゴッホの生涯、生き方という点では、読んだりしたこともありません。ゴッホ自身は好きではないのです。絵、作品には、何点か、いいなあ、と思うものがあるというだけです。それに、テーブルの上のきれいな果物を描くのでなく、“じゃがいも”をたくさん?描いていることに、じゃがいも好きの私には、見えないつながりを感じます。
ただ、ゴッホの生きている間には、ゴッホの絵は、一点も売れなかったということには、沈黙してしまいます。人生って、そんなものなんでしょうね。
オルセー展を主催する日経の紙面では、連日、作品を紹介しています。読みながら、だらだらしていると、オルセー展が終わってしまうなあ、と思うのです。
7月16日付の文化面には、“ゴッホの椅子”という小コラムがありました。このブログで何度か、ゴッホのアルルの寝室が好き、その絵のように部屋をしつらえて暮らしたいと書いたことがあります。
*日本経済新聞2010年7月16日付。
その“アルルの寝室”に描かれている椅子のことです。何の特徴もないありきたりの椅子です。南ヨーロッパのカフェや大衆レストランでは、今でも見かけるそうす。
“ゴッホの椅子”という商品名で売っていたら買いたくなるでしょうね。オルセー展の売店に、あったりして・・・・・。
【おまけ】
*現役中に、オランダの片田舎にけっこう長く滞在し仕事をしていたことがあって、“ゴッホの風景だ、麦畑だ・・・・”と、ひとり喜んでいました。アムステルダムのゴッホ・ミュージアムには、2度、3度かな、行きました。なぜか、自画像の絵はがきばかり7,8枚買っていました。 1987年6月、まだまだ若かった頃です。