春日部・南桜井駅前整備プラン確定と桜川小学校の咲かない桜を観る会(2012.3.31)

2012-03-31 17:46:15 | Weblog

*桜川小学校に華やいだムードはありません。<桜まりあショーは体育館です>と貼りつけてありました。
 桜川小学校の校庭の桜を観る会の、今日3月31日は、やはり桜は全く咲きません。寒くこそありませんでしたが、強い風でした。予報は雨でしたが、雨がなかったので、桜川小学校の校庭に行ってみました。ボンボリが強風に揺れています。桜まつりの華やぎは全くありません。屋外のイベントは、お天気勝負です。

*桜台商店街通りの工事は、ほぼ終わったようで、2車線の両側に、各自転車道と歩道ができました。

【おまけ】
*今日のブログのための取材ネタがなくなりました。それで南桜井駅前(東武野田線)の駅前整備計画の確定版を乗せます。

*南桜井駅北口整備完成図、たぶん確定版(かすかべファミリー新聞から無断転載)、左上にドンとあるのは自転車置き場=駐輪場です。
*1年前の計画プラン(2011年2月6日の市民説明会で投影された図)、駅舎からの空中回廊(デッキ)や階段ステージが予定されていましたが、なくなっています。
*1年前の市民説明会の様子は、ブログに書いています。  http://blog.goo.ne.jp/geibunkyou/d/20110207
*この変更は知ってはいたのですが、この<おちゃけブログ>で書いたら
まずいだろうと思っていました。先日、地域新聞・かすかべファミリー新聞に載っていましたので、確定版として市役所が記者発表したのでしょう。
*左の南口の工事は、ほぼ出来上がっているようです。右の北口は、これから着手でしょうか。いずれも、来(2013)年3月には、完成すると発表されているようです。
*かすかべファミリー新聞(2012年3月22日号)は、<都市計画道路に伴う、南桜井駅の南口、北口と周辺道路の工事が急ピッチで進められている。事業主体は春日部市だが、地域の人々が中心にとなり「南桜井駅周辺まちづくり協議会」が発足し、様々な活動を通じて意見交換や春日部市への提言を行ってきた>と書いています。


春日部市立桜川小学校の校庭で桜をみる会は3月31日(土)です(2012.3.27)

2012-03-27 17:26:07 | Weblog

 *桜川小学校の校庭の前の道路は、すっかりきれいになりました。桜の<この写真>の部分は、校庭でなく、歩道になりました。2本を除いて切倒されることなく残ったのです。歩道にはベンチも作られ、満開の頃には、花より団子を楽しむ人も多いでしょう。今日は、まだ蕾も固く、まだまだ咲かない感じでした。

今年も、花見に桜川小学校の校庭が解放される<桜を見る会>が開かれます。
*第4回<桜を見る会>のお知らせです。
 今年は、3月31日(土)です。例年、3月中に行われてきましたが、いつも桜2分咲きで、とても寒かった印象しかありません。
 今日(27日)、空は快晴、雲一つありません。やや暖かく春めいてきました。
 あと4日、桜はどれだけ膨らむでしょうか。

 例年、満開は、4月をまわってからです。入学式の校庭に、桜が満開・・・、それが胸ふくらむ一年生の思い出なのです。

【おまけ】
*梅は満開です。ウチの超近所。とんかつの<とん一>さんの庭の梅です。
*ウチの椿は、もうお終いです。春はすぐそこまで来ています。


春日部 一番人気ドリーム・スイング・キングダムのステージから(2012.3.26)

2012-03-26 22:25:31 | Weblog

  昨日(3月26日)の0296 Music Festival から。最後、4番目に登場したドリーム スイング キングダムのステージです。
 フューチャー・メンバーのアドリブです。左から、テナーサックスさん、アルトサックスさん、トロンボーンさん、そしてトランペットの成田さん。背中にベイビーです。背中はしっかり起きていました。会場から、大きな声援がとびました。

*楽屋の入り口には2台のベビーカー。

*春日部の、埼玉県のビッグバンド ジャズをひっぱり成田さんです。

【おまけ】
*こちら、昨(2011)年春のジャズデイかすかべ です。アルトサックスさんの背中で寝ていました。
*いいですねえ。ワタシ、こういう光景が大好きです。幕間では、可愛い女の子3人(ドリーム・シスターズ)がドリキンの若者たちと一緒にはしゃいでいました。
*そうして今年も春が来て<ジャズデイかすかべ>の季節です。ドリーム・スイング・キングダム=ドリキンさんあっての、ジャズデイかすかべです


越谷・春日部の4大ビッグバンド競演コンサートに燃える(2012.3.25)

2012-03-25 22:28:53 | Weblog

 

 正式なコンサート名は、0296(オーブクロ)ミュージック・フェスティバルです。
 
今日3月25日、越谷サンシティ・ホールに満員のお客様の中に終わりました。また、来年の春、お会いしましょう。

 出演バンドは出演順に、スウィング・ベアーズ(春日部市)、オール・スウィング・ジャズ・オーケストラ(越谷市)、マンスリー・ジャズ・オーケストラ(越谷市)、ドリーム・スイング・キングダム(春日部市)。4大ビッグバンドの熱い競演になりました。

 今日のブログは、最後の4バンドが一緒のステージに立った、共演のフィナーレの写真を貼り付けるだけにします。

【おまけ;3月26日】
*出演の4バンドの皆さん、引っぱってきたオールスウィングの鈴木さんとメンバーさん、それ以上に、主催の越谷市大袋公民館のスタッフの皆さん、お疲れさまでした。ありがとうございました。
*3月、桜の時季は、別れの季節です。このイベントを手掛けてここまで大きくされてきた、大袋公民館の前田館長が4月1日付で、越谷市役所、本庁にご栄転、戻られると聞きました。前田館長あっての、0296 Music Festivalだったとも聞きました。
*越谷市もそう、春日部市もそうです。市民と直接、顔を合わせ、お話してきた市役所職員さんの異動はさびしいものです。でもお祝いしなけらばならないでしょう。まだまだ長く続く旅の新しい門出です。


絵本“おおきなありがとう(こどものとも)”をジージーが読んで考え込む(2012.3.24)

2012-03-24 08:57:04 | Weblog

*月刊こどものとも4月号・おおきなありがとう;きたむらえり作、片山健絵、福音館書店 2012年4月1日発行。
 一か月ほど前に、近くの本屋、いつものツタヤをさすらっていた時、ふっと手をのばして買ってしまったのです。月刊絵本“こどものとも”<大きなありがとう>です。3人の孫たちを意識していたのですが、表紙の絵がきれいで、よくある衝動買いです。
 もう20年も前、この福音館書店の月刊絵本は“こどものとも”より年長向きの“たくさんのふしぎ”を、孫でなくワタシの子どもに買っていました。本の薄いのがいい。ハードカバーの厚い本は、子ども向きではありません。

 それで、買った<おおきなありがとう>は、孫にわたすでもなく、そのままウチにつんであります。

 野原に住む<うさぎの子>が、森の動物たち、かわうそ、りす、ビーバー、スカンク、つぐみ、しか、くまたちがありがとうといわれていること知り、<もっと大きなありがとう>をいわれたい、と思い、<ありがとうに大きいも小さいもない>と教えられ、気づくお話です。

 ・・・とまあ、そんな年少の子どもたち向きの絵本です。
 ところでワタシ。このごろ、ひょっとすると長い間、<ありがとう>と言われたことがないなあ、と思ったのです。むろん<ありがとう>と言ったこともないなあ。

 <ありがとう>と言われたいから、・・ということでもありません。
ただ<ありがとう>のやりとりのない、この頃だなあ、とノー天気なワタシですがちょっと落ち込むのです。
【おまけ】

*2,3日前(3月22日)に春日部市市民活動センターで、<NPO・市民活動、はじめの一歩>と題した講座を聞きました。講演者からボランティアと市民活動の違いは何でしょうという問いかけがありました。どう解説されたか思い出せません。市民活動=<社会貢献>といわれたような気もします。
*社会貢献のために活動すること、すなわち<ありがとう>を言われたいために何かするなんてできない。それは違うでしょう。ありがとうも、社会貢献も、結果として出てくるものでしょうね。


NHKラジオ講座を3か月間欠かさず聞いたという奇跡(2012.3.21)

2012-03-21 23:11:29 | Weblog

 *左のラジオは古いですよ。1975年ごろ、すなわち35年ほど前のラジオです。SONYです。今も全く問題なく動きます。右;ラジオ講座テキスト。
 
NHK第2放送のラジオ講座を聞ききったということは、奇跡のことのようです。中学校のころ、基礎英語講座、社会人になってのロシア語講座など、何度かテキストを買って挑戦しましたが、1か月と持ちませんでした。
 
NHKカルチャーラジオ・歴史再発見“シルクロード10の謎”というラジオ講座です。週一回30分の番組です。2012年1月~3月、10回の放送でした。
 
講師は、元NHK「旧シルクロード」取材班団長の中村清次さんです。
 
そもそも本屋でテキストを見つけた時、ラジオを聞こうということでなく。テキストを読みとおそうと思っていたのです。それが10回連続でラジオを聞いたのです。

 テレビ番組のように、テキスト(本)に載っていない映像、カラー画像、音声があるわけではありません。ほぼテキストに書かれていることを読まれるだけです。シルクロードの地図さえ、ラジオ番組の中では表すことができません。
 
それでも聞き続けたのは、テキストの漢字が読めなかったからです。大のおとなですが漢字が読めないのです。シルクロード時代の、土地名、人名などなどの中国語読みをラジオ放送で初めて知ることが少なくなかったのです。鉛筆片手に書き込みながら聞いていたのです。小馬鹿にしていたかもしれないラジオ講座の意味を知りました。

 むろん「敦煌莫高窟と法隆寺」「楼蘭の美女」「“さまよえる湖”(ロプノール)の謎」といった、ワタシの関心事の世界であったことによるものでしょうが、最近の研究成果、研究の第一線を紹介されながらの講座であったことが、興味を続けることができた理由でしょう。大変おもしろい講座でした。

 昨年、シルクロードを長安(西安)から西へ敦煌まで走ってきましたが、その先、シルクロード全行程を列車で通りぬけたいと思っているのです。

 講座は、火曜日午後8:30~9:00(再放送水曜日午前10:00~10:30)でした。その時間に忘れることなく聞いたのは、要するに、他にすることがなかったからでしょうね。

【おまけ】
*暇ネタにお付き合いいただいたお礼に、当地・春日部・庄和の空き地に見つけた春のきざしを載せましょう。


春日部市立飯沼中学校吹奏楽部・春の演奏会2012で心あたたかく(2012.3.20)

2012-03-20 22:28:14 | Weblog

*第一部、1,2年生の演奏。
 ワタシの住む春日部の庄和地区、ふたつの中学の吹奏楽部は、3月のこの時期に<定演>をやっていて、会場が近いこともあって、毎年ほぼ欠かさず応援、拍手応援に行っていました。昨年は、大震災の影響で中止、生徒たちには思い出づくりのひとつがなかったのです。

 今朝一番にご近所さんからお誘いメールがありました。もちろん知っていたのです。今日(3月20日)に飯沼中学の演奏会に行ってきました。

 会場は、庄和南公民館多目的ホールです。開演の2時。フロアいっぱいのお客さんです。
*今日の演奏曲=プログラムです。

 知人の子どもさんが今日出演する吹奏楽部員です。しかも2人です。ふたりの子どもさんを探します。ひとりは男子生徒です。すぐわかります。男子はひとりだけなのです。チューバです。サウンドのベースになる大事な低音パートです。もうひとり、サックスと聞いていたのですが、たぶんアルト・サックスでしょうか。よくわかりません・・・・実は、一部は1,2年生の演奏で、3年生はいなかった・・・・ようなのです。
*チューバの音、よく聞こえていました。 
 ♪鍛冶屋のポルカ、♪ポルカ「観光列車」が、ポルカのリズムが楽しい。ハンマーでたたく金床の金属音がパーカッション。“飯沼中学メドレー2012”は、きよしのズンドコ節~まるまるモリモリ・・・・。

 休憩には、お母さんたち=保護者さんが暖かい紅茶を入れてくれます。

 第二部から、この間卒業した3年生が入ります。サウンドがぐんと“あつく”なります。
*第二部、卒業していく3年生も加わります。
 二
部の後半、アメリカン・ミュージック好きのワタシを喜ばせてくれました。
*今回もリード・トランペットがうまいなと思いましたし、そしてトローンボーンがやわらかくいい音でした。
 
“♪西部の人たち”が、流れた途端、イントロから、レッド・リバー・バレーのメロディです。ワタシがギターを買った頃によく歌っていました。アメリカ民謡だと思っていましたが、H.L.ワルターズ作曲だと始めて知りました。そして、次の曲は“フーテナニー”、同じH.L.ワルターズの曲です。フーテナニーは、私らアメリカン・フォーク世代には、フォークソング大会的なイメージで使ってきました。
 演奏が始まります。
ブルースです。アメリカ南部のブルースで入ります。もうまるでスウィング・ジャズの世界です。トランペットが響き、トロンボーンのまるいメロディが流れます。

 演奏を終え、1,2年生から卒業した3年生に花束、卒業していく3年生はふたりの顧問の先生にお礼の花束です。女生徒らしい感動のシーンです。
 
アンコールは2曲、2曲目“♪故郷”を会場中で歌います。
 “♪・・・・志(こころざし)を果して、いつの日にか帰らん・・・・”
 卒業、巣立ちにふさわしい歌でもあったんだ・・・。15歳の春です。ほんとの卒業、故郷から旅立つのは、もうちょっと先のことでしょう。
*終わったね、また来年・・・ね。

 【おまけ】

*飯沼中学吹奏楽部は、ワタシのいるバンド、スウィング・ベアーズの20代のテナーサックスさんが先輩ですし、このところワタシが関わるイベントに演奏してもらうこともあるクッキーズのフルート=加藤洋子さんも先輩です。


春日部の公民館でも配布、東北3県の新聞4紙合同の東北大震災記念新聞(2012.3.19)

2012-03-19 18:16:31 | Weblog

*<・・・・この紙面は3県だけでなく全国の地方新聞社のご協力によって、200万人の手に届けられます。同じ空の下でくらす一人でも多くの人が、震災を忘れず、震災から学ぶこと。それが一人一人のため、被災地のため、この国のためになる。私たちはそう信じています>と書いてあります。

 ウチの近所、春日部市の正風館(公民館)に、福島県の新聞、福島民友と福島民報が配達され、閲覧ができます。この町に避難されている福島の人のためですが、ときどき見にいきます。
 今年(2012年)、3月11日の大震災一年の日、ウチに配達される新聞の特集記事はしっかり読みました。たまたまその日は東京のホテルで人と待ち合わせていたので、ロビーにある<ウチがとっていない>、読売、毎日、産経、東京の各紙を見てきました。ちょっと身びいきですが、朝日が一番読みごたえがありました。毎日の<亡くなられた1万人以上の>お名前を全員載せた別刷り特集も胸にきました。

 東北の被災県の新聞の扱いこそ、見たかったのですが、近くの正風館(公民館)にあるはずの、福島民報と福島民友が配達され閲覧できる日を間違え、見ることはできませんでした。
 3月11日のウチの朝日に、<東北3県新聞4紙が合同の新聞記念号を作り、東京都心で、道いく人に配った>というニュースが出ていました。<読みたいなあ~>と思っても、当地埼玉県のはずれではどうしようもありません。
*3月19日に正風館で。

が、なんと春日部の公民館(正風館)に積んで(といっても10部程)あったのです。

 思わず<やったー>になり、持ち帰りました。左から、福島の県紙・福島民報と福島民友、宮城県の河北新報、岩手の岩手日日新聞です。東北大震災被災の4県の新聞<被災当日2011年3月11日>の一面が印刷されていました。ぱっと見る以上の情報が入っているわけではありませんが、<その日の新聞>をみることができたのです。

 【おまけ】
*この4ページ(4紙面)の完全見開き・観音開きの印刷は、新聞印刷輪転機にちょっとした工夫がいるのです。

*200万部、どこで印刷したのだろうか。東北4新聞以外に、全国の地方新聞社でも印刷したのだろうか。東京都心だけでの号外的な配布でなかったようです。・・・と、久しぶりに、現役時代の気分になれました。素晴らしい企画、新聞ならではの企画だと思いましたね。やはり、こんな時こそ新聞です。


越谷・春日部4大ビッグバンドのジャズ・コンサートせまり猛練習(2012.3.18)

2012-03-18 23:53:32 | Weblog


 次の日曜日(3月25日)のビッグ・バンド・ジャズ・コンサートまで、残り一週間です。今日18日の日曜は出演する越谷市・春日部市の4大ビッグバンドは、最後の練習だったでしょう。いずれも社会人バンドで、練習は土曜・日曜に限られるのです。

  2012.3.25(日)開場12:30 開演13:00
  サンシティ越谷市民ホール 小ホール

 出演バンドと出演時間は、次のとおり。
   Swing Bears(春日部市);13:00~13:40
  All Swing Jazz Orchestra(越谷市);13:50~14:20
  Monthly Jazz Orchestra(越谷市);14:30~15:00
  Dream Swing Kingdom(春日部市);15:10~15:40
  フィナーレ;4バンド合同演奏;15:50~16:20

 入場は無料ですが、入場整理券が必要です。すでに越谷市教育委員会生涯学習課などで配布しています。例年、会場は満員になり、会場前には、大勢さんが並ばれます。ぜひ入場整理券を確保してお出かけ下さい。入場整理券のお問い合わせは、主催の越谷市大袋公民館(048-975-3952 )。

 【おまけ】
*ワタシのいるスウィング・ベアーズは、今日午後みっちり練習。来週も、前日の3月24日に練習して本番に臨みます。

 【おまけ】
*3月22日(祝日)は、春日部市立飯沼中学校吹奏学部の<春の演奏会>です。開場;13:30 開演14:00で、会場は、春日部市庄和南公民館多目的ホールです。

 


音信不通だったサビナから5年ぶりの電話で“ネパールに帰る”と(2012.3.17)

2012-03-17 23:47:17 | Weblog

*真ん中の小柄な娘がサビナ。10年前です。
 昨日3月18日お昼頃、ケイタイの電話が鳴りました。
 
<・・・サビナ・・・・です・・・>と。
 サビナ=Sabina、g.c.sabinaに合ったのは、もう10年前のこと、仕事をやめ自由を取り戻し、一番最初にやったこと、ネパールを一か月ほど歩いていたときのことです。2002年10月24日のことです。アンナプルナ山麓を歩いていた時です。トレッキングには、必ず現地ガイド、ポーターがつきます。Tadapaniという村の山小屋で、夕食の後、トレッカーたちとしゃべり、写真を撮り合い、メール・アドレスを交換していたのです。サビナは、南アフリカ、カナダ、イスラエルの女性たちのガイド・ポーターさんでした。たったそれだけの出会いです。中学生=15歳くらいの雰囲気でした。
*その頃は、デジカメでなくフィルムカメラ=NIKON-Fでした。
 2,3年たってからでしょうか。日本で勉強したいだったか、働きたいだったか、メールが届きます。
 そのころワタシは、同じネパールの旅で知り合ったポカラの<本屋(ポカラ・マンダラ・ブックショップ)>のオヤジが愛知万博のネパール館の売店に商品を並べたり、東京での国際ブックフェアに出展したりする際に手伝ったりしていて、あるいは一緒に、雑誌<山と渓谷社>の川崎社長とあったりしていて、オヤジとねんごろになっていました。
 サビナの思いを実現できる第一歩というより、とりあえずの生活を思い、ポカラのオヤジの本屋で働かせてくれるように頼みました。サビナは働きながら、ポカラの日本語学校で勉強をはじめました。
 それからまた2,3年たってでしょうか。日本の学校に行くとメールが届いたのです。一般的に、ネパールの若者が日本に来るには、入国ビザのために日本の日本語学校に入ることになります。そして多くはとても大きな借金をしてきます。その日本語学校は福岡にありました。東京近郊だったら、もっと直接的な応援をすることもできたでしょうが、ときどき思い出したように電話するだけでした。ワタシにネパール語の素養はありません。サビナとは、わずかな日本語とたどしい英語をごっちゃにして話していました。しかも電話です。顔・表情を見ているわけではありません。とても貧しい会話にならざるをえないのです。

 そうして、音信不通になったのです。たくましく生きてはいると思いながらも心配はしてきましたが、どうすることもできません。
 Facebookに名前を見つけましたが、同名異人のようでした。

 そうして昨日、突然電話があったのです。はるかに滑らかな日本語でした。電話番号のメモが見つかったから、と言っていましたが、<別れのあいさつ>のつもりだったのでしょう。
 4月にネパールに帰るという、持っていたに違いない夢は達成できたのだろうか。

 【おまけ】
*サビナからもらった仏像をおき、10年前の旅日記を読んでいます。ネパールも遠いですが、福岡も遠い。どうしたものかと思案しています。
 この10年間、この5年間は、ネパールという国の体制はすっかり変わっています。王様の国、王制は倒れています。といっても、普通の国民、サビナにとっては、何ら変わりないネパールでしょう。


朝日ジャーナル最新号「わたしたちと原発」を取り寄せて読んだ(2012.3.16)

2012-03-16 23:48:59 | Weblog

*左;最新の2012年3月に発行、右;2011年4月発行。左の表紙<乳牛みたいなマダラ模様が何かわかりますか?>、福島原発の建屋(たてや)の塗装です。・・・・そうだったな・・・・。
 今、ガレキの分担処理、ガレキの引き取りを拒んでいる市町が多いようです。市民感情の根底に、放射能汚染の不安があるからでしょう。さらに言えば、福島原発事故の発生以来、国、政府のいうことが信用できないことが、この一年、身に染みているからでしょう。ほんとうのことを言っていなかったという事実が後から後から出てくるのです。何度、安全だ、安全だといってきたことでしょう。

 もう国民は、政府、国行政の言うことを信用していないのです。

 除染と称して、高圧の水で流しても、それはほんとうに除染なのか、汚染を下流に動かしただけではないか。

 原発・放射能に対する不信は、ワタシにも根強くあります。もう自分で守るしかないのです。
*新聞販売店のチラシです。
 朝日新聞の販売店の新聞折り込み広告に、<わたしたちと原発>と題した朝日ジャーナル、3月9日発売とありました。もう3日もすぎているのに、ほぼ毎日出かける地元の本屋ツタヤで見かけなかったのです。・・・今回も朝日ジャーナルは<お取扱いしていません>・・・だろうと、新聞販売店に配達してくれるように頼みました。

 私ら世代は、朝日ジャーナル世代と言ってもいいでしょう。朝日ジャーナルは片道90分の<通勤電車の友>でした。朝日ジャーナルが廃刊になってからも、ごくたまに出る臨時増刊号も必ず買ってきました。

 今回まず読みたいと思ったのが、朝日新聞の元科学部記者で、現役時代に原発を肯定的に書いてきた大熊由紀子さんが執筆している原稿です。

 今、朝日新聞夕刊は、<原発とメディア>という連載をしていて、夕刊が配達されるとそこから読みます。新聞、朝日新聞がどのように書いてきたかを検証しているのです。その連載での過去の執筆記事とむろん背景の検証を受けて大熊由紀子元記者(今は大学教授)が、今書くことを読みたいと思ったのです。
 今、朝日新聞自体は、反原発の方向に向いているように見えます。ワタシ自身は、原発は安全だと言い続けてきた人たちのフクシマ事故の以降にわかった事実隠しに、そして何よりも、事故が起こったというのに、日本の第一線の専門家=大学の先生や国の安全なんとかという委員会が対応ができないという事実を知って、原発を使う力は、日本にはないと思っているのです。

 東北大震災、大津波に襲われた人たちは気の毒に耐えません。しかし、原発に追われた人々への感情は、別のものがあります。単純にお気の毒とは思えないのです。もっと別の人こそ、もっと深く謝るべきでしょう。

 【おまけ】
*朝日ジャーナルに、1980年代の電気事業連合会の新聞広告=原発広告が8枚載っています。これは、そのひとつ。<汗だけじゃない、放射線も出しています・・・私たちの身体>、こんな広告で、原発は安全と言い続けたのです。
*昨2011年3月15日発行の朝日ジャーナルと、その日の新聞(日経)。むろん大震災、発行その日に原発事故が拡大することを予想しない時の編集・印刷した朝日ジャーナルです。あまりに見事な符合だったとブログに書いて、抗議のコメントをもらいました。


東山魁夷が50余年を過ごした市川市の記念館を訪ねる(2012.3.14)

2012-03-14 23:54:56 | Weblog

*東山魁夷さんのお宅です。
 
一週間前の3月6日、<暇してるだろう>と、知人に誘われて、市川市東山記念館に行きました。むろん東山魁夷の絵はよく知っています。唐招提寺の襖絵も見てきました。10年ほど前に長野で暮らしていた頃には、長野市にある東山魁夷美術館に何度も行きました。東山魁夷美術館は全国あちこちにあるようです。
 が、東京近郊市川市に住んでおられたことも、そこに記念館があることも知らなかったのです。
 東京近郊とはいえ、総武線沿線は全く知りません。最寄駅はJR総武線下総中山駅です。そこからコミュニティバスのようなバスに10分程乗ります。バス停の名前も憶えていません。
 
降りたら、そこが東山魁夷記念館でした。ヨーロッパ風の塔のある建物です。この建物のイメージは東山魁夷の絵の中にあるのでしょう。

知人の目的は、東京美術学校の同級生、すなわち友人でありライバルであった加藤栄三の特別展にあったようです。
 展覧会は2階の小さなフロアです。たまたま学芸員さんの説明時間であったので、東山・加藤の東京美術学校時代、卒業、東京大空襲・戦災の時代、市川市に住むようになった事情、いわば青春記を聞いてきました。後年、高名な画家になった方たちではありますが、青春時代の絵を見ながら聞くお話はとても興味深いことでした。
(加藤栄三は、晩年自死を選んでいると聞いて考え込みましたが)

 ここは東山魁夷の絵をみる美術館ではなさそうです。
 といっても、“道”がありました。本物は、東京竹橋の国立近代美術館にありますが、ここにあるのは<試作>です。
*この“道”についてのワタシの長年の疑問、この絵と<信仰>について学芸員さんにぶつけました。それを縁に学芸員さんと少しお話することができました。
窓から見える<あのオウチが東山魁夷さんのお宅です>。戦災後1945年から1995年に亡くなるまで50年過ごされたのです。<今は90何歳の奥様がおひとりで暮しておられます>と。

 【おまけ】
*なんと、このマーク(太陽樹)がネットの検索から出てきました。
*ワタシは、東山魁夷がデザインした社章を持つ会社にいました。もっとも現役中には、そのバッチを全くつけませんでした。今も大事に持っています。


大震災の日の3月11日午後2時46分に、銀座4丁目を通りがかりました(2012.3.11)

2012-03-11 22:27:40 | Weblog

*2012年3月11日午後2時46分。この時計は2分弱遅れているように思いました。
 東北の大震災(東日本でなく東北大震災だと思っています)1年目の3月11日、発生時刻2時46分に、銀座4丁目を通りがかりました。正確には、2時30分頃通りがかったのです。

 やたらテレビカメラが並んでいて、報道の腕章をしたカメラが何人もいます。歩行者天国の銀座通りは人が立ち止まっています。
 すぐに気が付きました。銀座4丁目の角、和光の屋上の時計が2時46分を指すのを待っているのです。銀座の真ん中、日本の中心の2時46分を報道しようとしているのでしょう。
 ワタシも野次馬になって、その時間を待ちました。

 ワタシの携帯電話が2時46分になっても、和光のアナログ時計は2時44分を指しています。2分弱遅れています。
 そして、鐘が鳴り響きます。和光の時計の2時46分です。
 報道も野次馬も、ワタシもシャッターを切ります。
 誰も黙祷はしていません。わずか1分間、そのように見えました。
 和光の向かいの円筒ビル壁面ディスプレーには、沈黙することなく音楽が響きわたる映像広告が流れています。

*銀座4丁目かどの和光です。
 その日の朝刊には、政府広告<国民の皆様へ 東日本大震災で犠牲となられた方への追悼をお願いします・・・それぞれのご家庭や職場などで、発生時刻である午後2時46分から1分間の黙とうをお願いします。内閣府>とありました。
*国旗が半旗になって慰霊です。
 東京の空は、晴れわたっています。まだまだ冬型の気圧配置の日本です。
 急ぎ次の集まりに向いました。

  【おまけ】
*有楽町LOFTのサインデザイン
*同じ日の12時ごろには、有楽町LOFTにいました。店内アナウンスが、2時46分には、黙とうの協力をお願いします・・・といった風でした。そのアナウンスの時、静かに<♪明日に架ける橋=Bridge Over the Troubled Water>が流れていました。


越谷・春日部の4大ビッグ・バンド・ジャズ大会(3月25日)のテーマは“スマイル”(2012.3.10)

2012-03-10 22:52:52 | Weblog


 今年も、越谷市と春日部市の4つのビッグバンドが一堂に集まるジョイント・コンサートです。3月25日に開かれます。

 昨年(2011年)は、3月に予定されていて、東北大震災の影響で延期し、6月13日に、“東北大震災支援のコンサート”として開催、大勢に集まっていただき、たくさんの義捐カンパもいただきました。ありがとうございました。

 それから、一年です。
 今年のコンサートは、スマイル=Smile です。
出演の4バンドは、一曲、スマイル=Smileの、笑顔の曲をいれて演奏します。


 出演の4つの社会人バンドは、出演順に
 1、SWING BEARS(春日部市)
 2、ALL SWING JAZZ ORCHESTRA(越谷市)
 3、MONTHLY  JAZZ ORCHESTRA(越谷市)
 4、DREAM SWING KINGDOM(春日部市)
 そしてフィナーレは、4バンド合同演奏で盛り上がります。

 開催日時;2012年3月25日(日)開場12:30 開演13:00
 会場;サンシティ越谷市民ホール 小ホール
 入場無料;入場には整理券が必要です。
  *整理券は3月1日から、越谷市教育委員会生涯学習課他で配布されています。

  【おまけ】
*昨2011年の4バンド合同全員演奏

*各バンドは、すでに演奏曲を決めているでしょう。ワタシら、スウィング・ベアーズも、課題曲<スマイル>の曲を決めていますが、曲名は内緒です。
*越谷の人気バンド、オール・スウィングさんは、<となりのトトロ>(たぶんスウィング・ジャズで)もやるようです。
*今年も、4バンドが合同演奏しますが、その合同練習は、3月17日(土)午後5時から、越谷市北部公民館です。昨年の合同練習は、大地震3月11日の翌日の2011年3月12日、でした。それでも皆集まりました。あれから1年がたったのです。


春日部市“内牧フォークロア”展(3月16日まで)の壁新聞にほのぼの(2012.3.8)

2012-03-08 23:54:57 | Weblog

 *2012年3月7日。ここでも3,4人の高校生が自習していました。
 一週間ほど前に知人から知らせてもらっていた<内牧フォークロア展>に出かけてみました。
 会場は、教育委員会のある施設、春日部市教育センターです。開催期間は、2012年3月2日(金)から16日(金)です。


 内牧地域での人と自然の中でいとまれてきた暮らしを愛おしんでいる作者の心情が伝わってきます。ほのぼの、心地よさを感ずる手づくり感のあふれる展示会でした。

 作者の高橋昌子さんは、むろん知らないお方ですが、内牧に住む人たちから聞きながら、壁新聞の形ででまとめ、地域の公民館のまつりに、一年に一枚の発表を続けてこられようです。一年に一枚、少しずつ、しかし長く続けてこられたのです。
 楽しく美しい絵入りの手書きの壁新聞という姿に、まずうたれます。このごろ、パソコンとデジカメによる、どちらかというと安易な掲示物があふれる中の、この手書きの壁新聞です。そして、丁寧に作られてはいますが、力作という力の入った掲示物ではありません。すっきりした読後感、久しぶりに気持ちが暖かくなる時間でした。

 壁新聞は、6枚はありました。
  自然の恩恵と生態系
  内牧公園内に残る古道
  災難と(湧水)で氷づくり
  ムラの暮らし
  麦作と副業

 むろん、ワタシら老人世代にしてみれば、その内容は<ワタシらの子どもの頃にどこにもあった>話ではあります。私ら世代がただただ<よかった時代>を懐かしむためにでなく、春日部の現役世代と子どもたちにこそ読ませたい。
*作者の言葉も貼りだしてあります。<フォークロア(民俗)の存在意義はハレ(特別な日)とケ(普段の日)の中に在る“心の有り様”を見つめることであります。3.11以後の私達の“絆”の大切さに気付いた様に地域の人々の誇りと生きる力を与えてくれるのではないでしょうか。高橋昌子>

 【おまけ】
*作者・高橋恵子さんは、春日部男女共同参画推進センター(ハーモニー春日部)が毎年出版している雑誌の常連の寄稿者でもあるようです