この前の日曜だから6月23日。第8回かすかべ平和フェスティバルのプレイベントが市民活動センターで。80名ほどの参加者で部屋はいっぱいでした。プログラムの最後は、早乙女弘枝さんの<平和の歌>(伴奏;品川尚子さん)。
歌声喫茶風に、皆で歌っているうちはよかったのですが、“死んだ男の残したものは”が、流れ始めると、会場には静寂、感情のこもった早乙女さんのソロが響きわたります。ワタシ、もう涙ボロボロ気分です。谷川俊太郎の詩です。その昔、大阪で<反戦歌>ばかり歌っていた時代がよみがえります。50年もたっているのに、状況はいっこうにかわっていません。いや、また、あの時代に立ち返ったような<今>です。
*春日部平和フェスティバルの<本チャン>は、7月7日(日)庄和市民センター(正風館)。午後からは、<かかわらなければ>沢知恵コンサート。全館で、平和イベントが展開され、午前中には、早乙女弘枝さんと歌う<うたごえ広場>があります。もう一度、涙ボロボロになるのもいいし、東日本大震災復興支援ソング<♪花は咲く>を声を出して歌うのもいいでしょう。
プレイベントの最初は、草加にお住いの、詩人で児童文学者の白根厚子さんのお話でした。
東京大空襲を知っている世代、秋田に疎開したお母さんとワタシのお話。空襲という同じ原体験持つ立場には胸に応えました。自作の詩の朗読も続けられました。
そのあと、沢知恵さんの紹介が、昨年の12月にNHK教育テレビで放映された<特集番組>が流されました。力強く歌う<かかわらければ>が、コンサートの期待を膨らませてくれます。
そして、手話ダンスのグループ<ちゅらさん>の登場です。その日、くしくも<沖縄平和の日>でした。琉球民踊風に<♪島唄>、そして、<♪花は咲く>です。
その日は、平和を考える日になりました。<かかわっていかなければ・・・>です。