明日から新年度です。私も、このブログも、大きく変わりたい(2009.3.31)

2009-03-31 19:11:04 | Weblog

*ウチのご近所も、ようやく春です。写真をさしかえます(4月6日)

 今日(3月31日)の新聞には、制度・政策上、<4月からこう変わる>の見出しが躍っています。といっても漫然と見過ごすことになるのですが、こうして世の中、少しずつ変わっていくのでしょう。
 テレビの番組構成、新聞の紙面構成は、月曜日、つまり3月30日から変わりました。

 子どもたちにとっては、校庭の桜はまだ咲きませんが、進級、進学の胸踊る新しい年が始まります。

 私もまた、変わりたい。この半年、多少体調をくずしたこともありますが、何にもせず、停滞・沈滞の日々を過ごしてしまいました。

 <わが人生、もういいか>との思いがつのります。
 今までやってきたことを、もうやめ、整理し、なければならないでしょう。
 <本当に、自分の終了処理>にはいらなければ、と思ったりしています。
 このブログも、大きく方向転換を図るつもりです。

     【おまけ】
* 私は、仕事をやめてから、5時30分起床、新聞を読み、6時30分にNHKでラジオ体操をすることを日課としてきました。体調をくずしてから、半年間、ラジオ体操ができず、万歩計によると、1日2000歩の毎日なってしまったのです。

* 気力をなくしただけでなく、脚力の衰え・萎えが目に見えるのです。これではいかんぞ、と、新年度からラジオ体操だけでも復活しよう、とりあえず思っているのです。

* 今日、半年ぶりにラジオ体操をしました。そして、その後ラジオ番組は<ビジネス展望>です。経済・社会状況の解説番組です。今日の講師は、昨年の3月に<やめられた>内橋克人さんが復帰されていました。驚きました。私が、ずっと真剣に聞いてきた内橋克人さんでした。わが国の<市場原理主義>政策にずっと警鐘をならしてきた内橋克人さんでした。(半年前のこのブログに、内橋克人さんのことを一度書いています)

*それにしても、この半年、世間では何があったのでしょうね。


花寒の日でしたが野点・日舞に、桜川小学校(春日部市)の桜まつり賑わう(2009.3.28)

2009-03-28 16:38:46 | Weblog

*桜満開には、少し早かったようです。

  このところ寒い日が続いて、膨らんでいた桜の蕾が、また固く閉じこもったようです。
  桜川小学校の校庭の桜は、2部咲きの樹、6部咲きの樹、いろいろです。
 お花見には<ちょっと早い>、そして寒い風の日になりました。屋外イベントの泣き笑いで、しかたありません。

*masaharusさんのブログから。

 知人さんが、桜の下の野点をやろう、と言い出し、私は、お手伝いに狩り出されていました。
 豪華な、満開の桜の花の下に、赤い非毛氈(ひもうせん)を敷いて、地に火をおこし、釜を懸ける野点でした。

 ただ、やや花寒の日になり、持ったお茶碗で暖まりながらのお茶会になりました。
それでも、お花見に<茶を飲む>のは欠かせないと、大勢の人が楽しんでいました。

 今日の桜まつり、校長先生、教頭先生をはじめ、先生方が大活躍の一日でした。子どもたちにも楽しい一日になったでしょう。

      【おまけ】

*キッズ・ダンス、ロック・ソーランの子どもたちに拍手。

*校庭のステージでは、マジック・ショー、ジャズ・ダンス、ロック・ソーラン、桜川小の先生と子どもたちの日本舞踊が、喝采を浴びていました。


WBCで日本優勝に感動、だから春休みに孫にキャッチボールを教えよう(2009.3.26)

2009-03-26 18:15:46 | Weblog

*親子の<空気を伝える>グラブが15年ぶりに、孫相手に再登板です。

  一週間ほどインフルエンザ生活でしたが、一昨日(24日)、日本=韓国の決勝戦を毛布かぶってみていました。そのまま、夕方から夜へ、ニュースからニュース、特番へと<ハシゴ>しながら、同じシーンを何度も見ていました。
 不思議と、いつの間にか、気分すっきりしていました。翌日、コンビニにスポーツ新聞を買いに走ろうかと思ったほどでした。

 現役時代、ナイターの結果を知っているのに、テレビのスポーツニュースをハシゴし、翌日、出勤時にスポーツ新聞を買ってしまう・・・、そんな試合が、年に2,3度はあったのです。この頃、野球にそんな思いをすることもなくなっていました。第一、テレビのナイター中継も、少なくなってしまった。

 そんな野球<少>年を充分に熱中させてくれた、この間の韓国戦でした。
 こんな<はしゃぎっぷり>ブログに書くのも、大人気ないと思ったのですが、私の知人さん、野球には絶対無縁と思っていた知人さんたちも、ブログやミクシーで、<はしゃいで>いました。よほどの試合だったのですね。

 韓国を<コテンパン>に打ちのめして、大勝したからって、そう嬉しくもないのです。それが<野球>という<試合>の面白さなのです。観客席って勝手なもんです。

 それで今日、思いついて、<懐かしのわが家のグラブ>をひっぱり出しました。 私のグラブと、息子の小学校時代のグラブです。もう15年ぐらいは、使われていないグラブです。ウチの前の道路でキャッチボールをしていたグラブです。
<その時代の空気が、そっくり保存されているグラブ>なのです。

 私自身、野球部に所属したことはありませんが、今でも、草野球のユニフォームは出てきます。息子もまた野球部でなく、中学、高校ともに陸上部でした。

 娘の子ども、つまり孫が、4月から小学校に入ります。
 働く娘のために、4月になったら入学式まで、<わが家・学童保育>を引き受けることになっているのです。その時、この<ひとくみ>のグラブが、日の目を見ることになるのです。
 グラブをはめるなんて、はじめてのことでしょう。少し硬くなったグラブに、入念に油をしみ込ませておこうと思っています。

   【おまけ】

*2部咲きの桜川小学校の校庭の桜。

* 29日(土)に、校庭開放の桜まつりがある<桜川小学校(春日部市)に行ってみました。3部咲きの木、つぼみの固い木、いろいろでした。土曜には、もう少し咲くでしょう。

* 春休みの<放課後>の校庭では、男の子や女の子が遊んでいます。ただ、誰も野球<キャッチボール>をやっていません。


東京マラソン完走でもらった、ペットボトル入りの<東京の水道の水>に苦笑(2009.3.23)

2009-03-23 16:23:07 | Weblog

*完走したら、完走証、メタルのメダル、スポーツ・タオル、そして、ボトル入りの水道の水がもらえます。

 ウチの息子、5km=30分ピッチで完走してきた。
<危険ですから走らないで下さい>のアナウンスもあったほどの混雑だったのでしょう。

 一度走ればもう<東京>はいいでしょう。<東京>は、お遊びランナーが多すぎます。制限時間7時間はゆる過ぎます。3時間切れないランナーにとっても、常に自己記録更新をかけて走る人たちのレースを選ぶべきでしょう。

 夕方、戻ってきても、不完全燃焼のようでした。
 ゴールして手渡されるペットボトルが、<東京の水道の水>だったのには、やや複雑な苦笑でした。

 環境、水問題、水の商売(利権)、水のない国々・・・・と、この頃、水の話題のニュースも事欠きません。いつの間にか、水は買うものになっています。いつだったか、国内で<**の水>と売っていた水は、真っ赤な嘘だったという話もありました。
 ペットボトルで販売される水はおいしいという神話も崩れそうです。
 マイボトルに水道の水を入れて持ち歩く時代のようです。マイボトル、つまり水筒です。水筒を持ち歩かねばならないほど、都会は不便なのでしょうか。

 そういう時代だから、<美味しくない水の代名詞である水道の水>をペットボトルで売っているんだろうか。

 今、わが家は<江戸川の水>を水道水として使っている旧庄和町の水です。水道を浄水器を使って飲んでいます。水道の水は、すべて美味しくない水と思っていません。息子が住んでいた横浜の水、私がいっとき住んでいた長野の水は、そのまま飲んでも充分においしい水でした。

 東京とか、大阪の水道局が、水道の水を最近売り出しているようです。
 大消費時代の、経費削減、新しい水ビジネス・モデルです。東京や大阪の水に<付加価値>があるようでもありません。

 息子が持ち帰った<東京の水道の水>は、中身は飲み干してカラッポでした。
 ボトルには、<世界に誇る東京水>、<超高度浄水の水道水>と書いてあります。そして、この水道水は、<金町浄水場で造られました>と書いてあります。<金町の文字>があって、何が世界に誇るのか、はっきりしません。

 最近新聞を賑わす、世界の水問題、すかさず、水ビジネスに乗り出す、東京・大阪の水道局は、やるなあ。

 それにしても、ペットボトル入りの<水道の水>には、複雑な気分です。 考えさせられます。


東京マラソン出場選手がいるので、インフルエンザ隔離生活(2009.3.21)

2009-03-21 23:09:54 | Weblog

*明日(22日)の東京マラソンのゼッケンをもらってきました。

 私のインフルエンザは、けっこうシツコくて、何もする気にもなれず、頼まれていることもやれず、ぐたぐた一週間たっています。
 本質的に身体が弱っているのでしょう。 家族の中に、インフルエンザ・ウィルスを撒き散らしていることを、すごく気にしていて、隔離されていること自体、気が滅入ります。

 家族に受験生がいるわけではありません。
 明日の<東京マラソン>に出場予定の息子がいるのです。
正確には知りませんが、かなりの倍率の抽選をかいくぐっての出場です。出る以上は、ベストつくす、自己新を期待してしまいます。

 明日の東京マラソンの一着賞金は、男女ともに、8,000,000円、800万円です。世界記録には、3000万円が付加されます。

 明日のレース後半は雨模様らしいです。
 ネットで、ゼッケン番号を入れながらレースをみていくつもりです。


火事を見てブログに書いたらインフルエンザに罹(かか)ったみたいです(2008.3.14)

2009-03-18 19:27:05 | Weblog

 *これが検査結果です。<A>の窓の所に、左の黒線は、<確認>です。その右の<判定>です。ここに、うっすらと線が入っているのです。この画像では、わからないでしょう。(病院のベッドで撮影)

私らの子どもの頃には、火事を見ると<寝小便をする>と言われていました。人の家の不幸を<野次馬的に>見るなということでしょうか。
 その時代、火事は夜中に起こったようです。先日の火災の発生から鎮火は、午前9時から10時前だっだのです。

 ブログに火事の写真を貼り付けていました。ブログを見ての問い合わせがあったわけでもありません。この写真を載せたことに後ろめたさを覚えたのです。
 載せてしまった火事の写真を削除するのは、それはそれで問題です。次の日のブログに更新するに限ります。

 ところが、・・・・なんです。スウィング・ベアーズの練習が日曜、それから月曜、火曜、と身体がだるく、風邪をもらったみたいなのです。昨日の火曜は、食欲不振、いや食べる気にならないのです。今朝は、食べてないフラフラと、お腹を切った後のフラフラも重なってきた感じで、ベッドからの立ち上がり、立ち下がりに、苦労している始末です。更新をする気力がないのです。

 今朝、すすめられて、念のために病院いきました。インフルエンザの検査をしておきますか?と、看護婦さん。あれほどダラダラと出ていた鼻汁が、看護婦さんが鼻汁を採取しようとすると、ピタッと止まるのです。看護婦さんが、綿棒持って、迫ってきます。

 採取して10分後、先生が<わずかに、インフルエンザ(A)がでていますね>と。あまり良くわからないけど、そういわれれば、そうです。<もう終わりの頃でしょうね>と先生。

 すぐに、ポケットからデジカメを出して撮影です。<物好きだなあ>との余韻を残して、先生は消えていきました。<これ、どうするの?>と私。<捨てるだけです>と看護婦さん。これに、インフルエンザ菌がたくさんついているわけでもなさそうです。ネットで感染するウィルスとは、違うでしょう。

*なんとか、自宅でわかるように、撮ろうとしたのですが、無理です。検査結果に、インフルエンザA>+、インフルエンザB>-、載ってるのですが、見えません。ウチでも、マスクをして下さい、と。

 もっと、いいお話で更新すべきだったですね。


超超近火(春日部市)火災のお見舞いへの御礼(2009.3.15)

2009-03-15 09:29:25 | Weblog

*ウチの窓から。2009年3月14日午前9時過ぎ。

 現役の報道関係者だったなら、なんとも思わないでしょうが、あまりにご近所の不運な火事で、このブログで速報することにためらいを感じていました。

 今朝の朝日新聞(3月15日付)の埼玉版に載っています。
 警察署の発表だけによるべた記事です。


 わが家の斜め向かいのお隣さんの火事です。
 昨日(3月14日)の午前9時前のことです。
 人間の、人生って、ほんとに様々です。社会の無情を思います。

     【おまけ】

*非常線が解かれたのは、午後5時頃。

*朝日新聞3月15日付37面(無断掲載)


今日、葛飾中学(春日部市)の卒業式に参列しました(2009.3.14)

2009-03-14 15:04:14 | Weblog

*在校生の送辞に答えて、卒業生全員が歌って答辞です。

  胸に赤い花リボンですから、来賓ということです。中学の卒業式には、ウチの3人の子どもらの時は、3回とも出席できなかったから、自分の時以来です、いや初めてです。

 卒業生は161人、1人ひとりの生徒にとって、その親御さんにとって、それぞれに胸に残る、<大きな日、大きな式典>だったでしょう。

 私からも、メッセージです。
 <Boys, be ambitious―少年よ、大志を抱け・・・>と。

 15歳か、初めてのひとり立ちか。これから、ここから無限に広がる未来の、端っこにようやく立ったばかりなのです。向こうは全く見えません。大きな期待がふくらみます。
  もう向こうの端近くにいる私には、ほんとに<いいなあ>と思うのです。

 朝から雨でした。午前9時、卒業生の入場です。卒業証書授与、学校長式辞、教育委員会祝辞・・・ときて、在校生送辞、卒業生答辞と続きます。

 送辞も、答辞も、代表が読み上げるのでなく、全体で、話しかけ、歌いかける構成でした。私には聞き取れない歌詞も、練習で歌い重ねた生徒たちには、ついにきた本番に感動がわきます。涙に手をやる女生徒もみえます。
 私ら世代には、<仰げば尊し>の合唱で、最高潮に達します。

 いつの時代も、いくつになっても、卒業式は、終わりのような、はじまりのような、嬉しい涙のイベントなのです。

*大きな拍手の中を、卒業生が“中学校”を去って行きます。2階スタンドの吹奏楽部が花をそえます。

     【おまけ】

*卒業式場の2階スタンドに整列し、卒業生の入場、退場の時に、思い出の曲を演奏していた、葛飾中学校吹奏楽部の定期演奏会は、3月21日(土)午後に、正風館(春日部市)で開催されます。


定額給付金が出たら、“ホテル・カリフォルニア”に行くのもいい(2009.3.13)

2009-03-13 11:39:01 | Weblog

*この風景を見にいきたいのです。

 ちょっと前のことです。息子が突然、<ロスに行こうか>と話しかけてきました。<格安チケットでもあるの?>と私。<いや、今は安いから>と息子。息子が、私を誘うなんて、こりゃ、万難を排して行かねばなりません。<ああ、行こうか>と。
 この頃、ゴロゴロ寝てるばかりの私を、見るに見かねてでしょう。

*<給付金ビジネス>ですね。ビジネス世界は、やることが早い。

 その日の新聞広告には、<定額給付金で海外旅行>の文字が躍っています。この頃、旅行会社も、ホテルも、レストランも、デパートも、<定額給付金セール>です。そうだ、定額給付金がある。定額給付金は、その性格上、無駄遣いをすすめられています。倹約・貯金・いや預金・・・が許されない(?)のです。それに、円高、デフレ傾向です。
 今日(13日)も<定額給付金だけで、韓国ソウル3日間>と新聞に全面広告。

 息子は、ロスで4月中旬に行われる<あるイベント>に、それだけに行ってこようと思っているらしい。それに付き合うのも悪くはありません。ただ、せっかくアメリカまで行って少々もったいないと思ったりします。すると<定額給付金+少々>を越えてしまいます。ここは、ロサンジェルスだけで、現地2日ほどで行こう。

 息子は、最近、添乗仕事で4、5回、私も、昔、出張で3回、ロスに行きました。私の場合、ロス近郊で仕事だったのでロスは空港しか知りません。
 サンフランシスコと違って、ロスに観光に行ってみようという気持ちは起こらなかったのです。それにロスは、歩けない<レンタカーの世界>街なのです。
 それでも、現地2日といっても、どこか1ヶ所ぐらい行きたい所がないかなあ、と思案しました。

 ありました。<ホテル・カリフォルニア>のホテルに行ってみよう。そこには、定額給付金では、泊まれません。お金をかけず、ホテルの写真を撮って、記念写真を撮って、ロビーに行って、レストランで食事は無理としても、お茶でも飲んで帰ろう・・・それだけのことです。

*時々、こんな記事。雑誌の編集者の思考もあまり変わらない。

 息子は、笑ってついてくるでしょう。5,6年前に、学生だった息子と一緒のニューヨークで、<チェルシー・ホテル>に同じような行き方をしたことがあります。その時、息子の方から<写真撮ってあげようか>と。私を泣かせました。

 1950~1960年代のニューヨーク。文化は、<チェルシー・ホテル>でした。1960年後半からは、カウンター・カルチャーの<花のサンフランシスコ>です。アメリカ中の若者が、自由と<Peace-and-Love>の西海岸をめざしました。

 1976年、イーグルスの<ホテル・カリフォルニア>が、じわりじわりと歌われていました。私が、初めてアメリカに出かけ、グレイハウンドのバスで放浪したのも、1976年でした。

 <ホテル・カリフォルニア>の歌詞が泣かせるのです。
<今ごろ、自由と愛を求めて来たって、もうそんなスピリットなんて、何にもないよ>なのです。
<ようこそ、ホテル・カリフォルニアへ。“1969年からというもの、スピリットというワインは、一切置いてございません”>

*ウチの本棚に、こんな一冊。

 それでも、それからず~っと、<ホテル・カリフォルニア>に、一度行ってみたいなあ、と思ってきたのです。
 レコードの夕日をバックにしたホテルの写真がいいのです。ビバリーヒルズ・ホテルです。ちょっと泊まれるホテルではありません。ロビーまでも到達できないかもしれません。
 と、まあ、ロスまで出かけて、行って見たい所は、これしか浮かばないのです。

      【おまけ】

*アメリカ<ロックの旅>なんてガイドブックも買っていました。

*一昨日、ヤオコー散歩の帰りです。あまりに、きれいな夕焼けだったのです。もっといい場所に、<すばやく動ける体力はありません>ので、レコード・ジャケットに使える写真になりませんでした。

 


桜もうすぐ、桜川小学校(春日部市)が3月28日桜まつりで校庭開放(2009.3.10)

2009-03-10 17:43:36 | Weblog

*桜川小学校正門に貼ってあるポスター。

 今日(10日)は、春のような一日でした。もうすぐ春です。
 わが町、旧庄和町は、その昔は、南桜井村。今も最寄り駅は、南桜井駅(東武野田線)です。なぜ、地名に<桜>の字がついているのかは、知りません。桜のきれいな里だったのでしょう。

 今、わが町一番の<桜の名所>は、桜川小学校です。老木ですが、太い幹、大きく張り出した枝に、いっぱいの花をつけます。それはそれは、見事な桜です。

 日本各地、小学校の校庭には、どこにも桜の木があります。4月の入学式の背景にある桜には、誰にも、いい思い出があるでしょう。

 先週、知人が、学校のよびかけで、桜川小学校の校庭で開かれる<桜ふれあいまつり・桜を見る会>のチラシを持ってきてくれました。
・ ・・・野外舞台発表会の申し込みは、もう締め切っています・・・けど、と言いながら。

 チラシには、<・・・・桜川小学校内にある桜を、開花に合わせ地域の皆様に広く公開し、花見をしたら素晴らしいという話題があがりました・・・>とあります。
 学校が住民の声に応えて下さったのでしょう。

*名木級の桜が何本もあります。

 わが家の子どもが小学校に入る前だから、20年ぐらい前、日曜など、学校は<あけっぱなし>で、よく校庭に遊びにいきました。真っ白い桜の下で遊んでいたのです。

 この町、一番の桜の名所です。ものすごく近場です。友人・知人さんと一緒に、<お花見>が楽しめる、この校庭開放の<桜ふれあいまつり>は嬉しいイベントです。
 野外舞台発表会もありますし、出店もあるようですし、楽しみたいと思います。
 ゴザ敷いて、花見弁当を持ち込んで<花より団子>決めこむのもいいなあ。

 はなやかな桜には、そのあとに散っていく、はかなさがあります。
 惜しみつつ観るのも、またお花見です。

*舞台発表出場は、もう締め切っています。

* 日時;平成21年3月28日(土)、雨天中止
* 公開時間;10時30分~12時30分
* 野外舞台発表会;11時~12時
* 出店;焼きそば、その他(有料)
* 場所;春日部市立桜川小学校
* 主催;桜プロジェクト実行委員会
* 問合わせ;春日部市立桜川小学校(教頭、教務主任)
                   電話048-746-6238


本屋にあふれるオバマ大統領の演説CD・DVD付本は買うのをやめます(2009.3.6)

2009-03-06 19:39:18 | Weblog

*南桜井TSUTAYAで。

 今日は冷たい雨です。こんな日は古傷が痛みます。体調回復のために、少し歩かなければと、徒歩たった5分程の南桜井駅前の本屋(TSUTAYA)にいきました。いつものように、雑誌棚ウオッチ・サーフィンをします。
 ビジネス・コーナーといっても、さほどビジネスマン向きではあると思いませんが、そこに、<オバマ本>が飾るように並べてありました。

 根がミーハーでお祭り好きですから、テレビニュースのオバマさん演説に聞きほれていました。トレンドはオバマさんです。なんと暮れには、オバマ応援サイドのCDを1枚買っていました。ブログに書いています。<ここです>

 大統領に就任すると演説は、新聞に英文と日本文でも大きく掲載されました。私はもちろんスクラップします。それから書籍広告がでます。どれか(たくさんあるから、どれかを)買ってみるかな、と思っていたのです。Yes We Canです。
 どれにしようか、と立ち読みしていたら、だんだん<買っても読まない、聞かない>だろう、という気持ちになってしまったのです。
 このCDやDVD付き本は、英語・英会話のお勉強になるかな、という<やましい>気持ちもあったのです。結局は、<役にたたない>に違いありません。もう、いいやという気持ちも出てきます。

 立ち読みを続けていたら、ジョン・F・ケネディ大統領の演説も収録、公民権運動のマルチン・ルーサー・キング・Jr牧師の演説も収録と、表紙に大きく印刷されています。

*ケネディ大統領のLP(Camden Record TC2021)、1964年USA発売、2枚組みLPです。

 ああ、恥ずかしい。ケネディ大統領も、キング牧師も、その昔に、演説レコードを買っていたのです。しかも、ケネディ大統領の演説レコードは、買ってもほとんど聞いていません。やっぱり、その頃、つまり若い頃に、英会話のお勉強に役立つだろうという気持ちで買っていたのです。全くの無駄でした。若気のいたりですね。

*こちらは、よく聞きました。公民権運動の最大のイベント、ワシントン大行進です。これは、そのドキュメンタリーLPです。収録者は、ジョーン・バエズ、ケネディ大統領、キング牧師、・・・の順でジャケットに載っています(Folkways Record FH-5592)。

    【おまけ】

*ケネディ大統領が、ダラスで狙撃、暗殺されたのは、現地時間1963(昭和38)年11月22日です。私は、翌年春に某新聞社への入社が決まっていました。その前日の日本は、国政選挙の日で、某新聞社は開票速報のために、入社予定者を集めて手伝わせていたのです。私が帰って、一晩あけた朝刊は、ケネディ大統領暗殺の大ニュースだったのです。


“鳥の仏教(中沢新一訳)”という名のチベットの仏教経典を読みながら(2009.3.4)

2009-03-05 13:43:57 | Weblog

*鳥の仏教(中沢新一著)新潮社、2008年11月発行

 春日部市立図書館の新着棚にあった本で、読まないだろうと思いながら手を出した本です。新聞の広告・書評に覚えがなく、第一、<鳥の仏教>というタイトルに内容が全く想像できなかったのです。

 <彼岸>を少し覗いたせいか、いやそうではなく、ただの老化か、仏教、仏法の世界、あの世のことを、知りたくなることがあるのです。ネパールやインドの仏跡を訪ねたいと思うのも同じです。同じ自然、同じ空気に触れたいと思うことがあります。

 編著者の<まえがき>は、こう解説しています。
<ブッダが亡くなってから数百年たって、インドで大乗仏教運動が起こり、その中でたくさんの経典が編まれました。そして、すぐれた経典の多くは「大蔵経」に収められて長い時間をかけ中国語に翻訳されて、日本人のもとにも届けられました(中沢)>

 <鳥の仏教>のタイトルで日本語訳された<経典>は、<チベット人の仏教徒の手によって、大乗仏教の経典を模して書かれ、しかも近代17~19世紀あたりに書かれた<学問的価値の低い>偽作的な経典。いや、農民や牧畜民である一般の仏教信者に向けて書かれた、いたって大衆的な性格を持つ書物であり、一種の民間文学と見ることもできる(中沢)>のです。

 この本が、知られるようになったのは、1903年(明治36年)にインドで復刻出版されてからで、チベット語の本は、その後、1953年にフランス語に訳され、1955年に英語版が出されたようです。

 釈迦の教えを、わかりやすく書いています。教えを鳥たちの世界において説くのです。観音菩薩がカッコウとなって、鳥たちにダルマ(釈迦の言葉)を説くお話です。インコやクジャク、カラスなど19種の鳥が出てきて、それぞれの鳴き声でダルマを理解して発表していくストーリーです。

 お話としては、やさしく、子ども達にも読め、わかる<ほとけの教え本>です。
 大人の私には、ほんとうに理解できたのかと問われれば、返事にためらいます。仏教経典です。そう簡単には、理解できません。悟れません。
そういう理屈をいうことなく読める、接することのできる庶民向きの経典です。

 きれいな作りの、小さな本です。ときどき、手にとると、日々胸にわだかまる諸々のことを忘れることができるかもしれません。

     【おまけ】

* なぜ、かっこうが、鳥の中で一番<えらい>のか。なぜ、かっこうが、観音菩薩の役割りを与えられていたのか。

* カッコウを神聖な鳥とする考えが、チベットの人の間に古来からあった、と、編訳者の中沢さんは解説しています。古代のチベット人は「ポン」という宗教を持っており、その教えの中で、すでにカッコウ(トルコ石のように青い鳥)は重要な聖鳥と考えられていたようです。


*ブッポウソウ(ネットから無断転載)

* 日本には、仏法僧(ブッポウソウ)という、<いわくありげな>名の鳥がいることを思い出しました。ブッポウソウの学名をもつ鳥は、青い美しい鳥のようです。ところが、この鳥が、<ブッポウソウ>と鳴くから、ブッポウソウと呼ばれるということになっていたのです。ところが、この鳥は、<ギャア、ギャア>としか鳴かない。<ブッポウソウ>と鳴くのは、コノハズクだとわかったのです。昭和の初めのことのようです。

* 今では、ネット上でも、<姿のブッポウソウ>と<声のブッポウソウ>併記されています。

* わが家でも、5月ごろになると、カッコウの鳴くのが聞こえます。近くで鳴いています。夏近しを感ずる、とてもやすらぐ鳴き声です。ただ、そんなに美しい青色の鳥だとは思いません。

* 日本では、平安時代から、美しい青い鳥、ブッポウソウ(仏法僧)が霊鳥と思われてきたらしい。ただし、ブッポウソウと鳴くからのようですが、長い歴史の中で、仏教伝来中に、どこかで、こんがらがったのかもしれません。


古民家カフェにぴったりの素敵な藁葺き民家(春日部市)を訪ねる(2009.3.2)

2009-03-02 20:55:51 | Weblog

*今、お庭の梅もまっさかりでした。

 今日(2日)、ちょっとした集まりの後、いつもの連中とお茶を飲んでいたら、<古民家カフェにぴったりの素敵な藁葺きのオウチがありますよ>というお話になったのです。

 <これから行こうか>、ということになり、夕暮れになっていたけど出かけました。お住まいの人がいて、ご迷惑になることも考えられますから、細かい場所は書きません。春日部市内です。

 古くからの農家のたたずまいです。野道をたどっていって、いつの間にかお庭に入っていました。塀も柵もない農家さんです。そっと外から見せてもらっていたら、<番犬>くんに吠えられ、お住まいのおばあちゃんが出てこられました。

 <お茶を飲んでいっか?>とおばあちゃん。<時々、写真を撮りに来る人もいるよ>

 固く踏み固められた土間にも入らせていただきました。
私には、岡山の山間部ですごした子どもの頃に、どこにもあった<普通の農家>です。何かしらのやすらぎ・懐かしさを覚えました。

 親しく話していただき、いつまでも見送って下さった、おばあちゃんです。<また来なさいね、お茶いれっからさ!>

 案内してくれたYさんは、<おばあちゃんは、このオウチを無くしたくないんです。倒したくないと言っているんですよ>

 何日か前に、このブログで書いた、カフェ<プレフェレ>は、評判のカフェだったようです。そして、コミュティ・カフェをやりたいと思っている女性たちが、<見学?>に来るんだそうです。そうして、そんな人たちが<古民家カフェ>をイメージして、この藁葺き農家を見つめるんです、とYさん。

 そうか、東京の雑誌のグラビアページの話でなく、信州・清里でもなく、この春日部に、古い民家をカフェにしたい、と思っている人たちがいるんですね。 いいですね。