出生届の提出にいった越谷市役所のロビーで知った”ちよっといい話”(2011.8.31)

2011-08-31 18:24:08 | Weblog

*越谷市役所、夏にはいつも?平和宣言都市宣言の垂れ幕。

 この頃、お隣の越谷市に行くことが増えてきましたが、越谷市役所に入ったのは初めてです。

 出生届を出したのはウチのムスメです。3つの部課を回ってくるというムスメのために、1階ロビーで2.5人いや3人の孫の守りです。ざっと1時間、時間つぶしにロビーをぶらぶらしていました。

*平成20年11月3日建立。

 玄関脇に、どっしりと“平和都市宣言”の石碑がありました。真新しい。平成20年に作られたようです。それまでなかったのかなあ、と思いました。一般的な“非核平和・・”の非核の文字がありません。碑には全文がきざまれていました。市民が折りにふれて全文を確認することができます。

*福島の新聞社の提供でしょう。

 ロビーの隅には、10人分ほどのソファーがあって朝毎読、東京、日経、産経の新聞が3日分ほど綴じこんでありました。そして福島民友と福島民報の綴じ込みもありました。しばし読みふけっていました。

 今、越谷の小学校3年生の孫が、総合学習の時間で調べている“越谷のこと”のテーマ“越谷レイクタウン”の掲示がありました。越谷市上げての大プロジェクトだったのでしょう。

 実に多くのポスターが掲示されています。

*こしがや2011、がんばろう日本の文字もあります。

 一番目をひいたのは、“越谷田んぼアート”のポスターです。田んぼアートなんて、どこか遠くの町の、珍しい新聞ネタのように思えていましたが、“へーっ越谷でもやっているんだ”との感動でした。見ごろは夏休みらしい。知っていれば行って見たでしょう。わが町・春日部市庄和でも、すぐできそうです・・・越谷では誰が仕掛けたのでしょう。

*10月1日14時~、越谷市中央市民会館。

 その次は、エコ・コンサートのポスター。これは、これからの10月1日(土)の環境イベントです。

 <トンボと自然環境>のお話も聞いてみたいし。エコ・コンサートの出演は、知人らのオール・スウィング・ジャズ・オーケストラです。たしか昨年も出演でした。

 

 ひととおり、手続きを終えたムスメが戻ってきました。
“結婚・出産記念樹がもらえるけど、どうしようか?ウチには植える庭がないし・・・”と。

 受付のすぐ後ろに20本ほどの鉢植えが並んでいて、そこから選ぶのです。“記念樹”だからもらっていこうよ、ともらってきました。

 <この記念樹は、市民の皆様のご結婚とお子様のご誕生を祝福し、ご家庭の限りない発展を願うとともに、小さな緑が将来大きな緑に成長して、私たちの住む越谷市、緑豊かな街になることを願って贈呈するものです。大切にお育て下さい>と書いてあります。

*選んだのは25㎝ほどのパキラ(Pachira Aquatica)。結局わが家の部屋で育てることにしました。

 いい制度だなと思います。近隣どの市も高齢化が進んでいます。若い世代の結婚、出産、定着を、心から歓迎、祝福している越谷市の気持ちがよく表れているように感じました。


わがまち春日部は夏の終わりに、やっぱり大凧花火大会(2011.8.29)

2011-08-29 23:58:06 | Weblog

 *ウチから歩いてこれるのがいいのです。

 今年は東北大震災の影響で、花火大会をやめて(・・自粛して)たり、大所、例えば隅田川花火が夏の終わりに延期していたりしています。
 わが町の花火大会が、夏の終わりであることは恒例です。吹く風も涼しく(今年は肌寒いほど)、秋を迎える花火大会です。

 

 会場は庄和総合公園。お昼過ぎ3時頃から、春日部コミュニティ夏まつりが始まります。ワタシも、その頃から出かけました。まちの人たちが出す、屋台や模擬店でしばしおしゃべりしながら楽しみます。

 いつもの知人さんたちのグループが踊っていきます。相変わらず元気さんです。のんびり眺めていました。

*ブレークスルーさん
*チビックスさん
*よさこいソーラン・輝(キラリ)さん

 

 陽がおちて、屋台の灯かりの中に、盆踊りです。このまつりのハイライト。春日部音頭、庄和音頭、大凧音頭だったかが流れ、踊りの輪ができていきます。
*今年の、新しいお気に入りさんです。盆踊りでの見事なバチさばきが実にかっこよく見惚れていました。

 

 そうして8時過ぎには、打ち上げ花火がはじまります。広い芝生には、ぎっしりの人です。今年も1万人を超えたでしょう。決して豪華絢爛の花火ではありません。30分ほどの短い間ですが、間近から打ち上げられる真上に広がる大輪の花火に浮世を忘れます。

 今年も、がんばって続けてくれている庄和商工会の提供です。ありがたいと思います。

 

【おまけ】

*前日の金曜日の準備中の風景。本番の土曜には、この芝生いっぱいの人出になりました。

*コミュニティ夏まつり、市民のコミュニティのおまつりです。ここでもまた、春日部市役所市民参加推進課の人たちが影で大活躍してくれていました。金土日とお疲れさまでした。


南越谷阿波踊り、少し明るくない、少し暑くない、少し雨、でも・・・(2011.8.21)

2011-08-21 09:39:20 | Weblog

 *今年も元気いっぱい“朝日さわやか連”

 今年も、南越谷阿波踊りです。東日本大震災復興支援をかかげて、第27回南越谷阿波踊りが始まりました。

“今年は照明を50%削減して開催します”です。どことなく暗い、おまけに、まったく涼しい・・・なんか違うなあ・・・です。とはいっても、踊り手さんは元気いっぱいです。お客さんも、例年にまして多い・・・いつもと変わらぬ南越谷阿波踊りです。

 ワタシもまた、にわか三味線です。朝日さわやか連で,ぞめき囃子の中にいました。

 

【おまけ】

*第一目(8月21日)の終わった夜すぐに、masaharusさんから、写真が届きました。

 


京都「五山送り火」騒動は笑えないが、お盆の送り火は納涼花火とは違うのです(2011.8.19)

2011-08-19 18:47:33 | Weblog

 

 お盆が終わりました。いつからいつまでがお盆なのか、あんまりはっきりしない不信心者です。私ら子どもの頃は、7月13日~16日(むろん旧暦)だったと思います。それが昨今、新暦、旧暦、月遅れが入り混じって、よくわからないのです。迎え火、送り火、精霊流しといったお盆の行事が観光行事化して、土曜、日曜のお盆休み、に行われたりして、ご先祖様も迷っておられるでしょう。

 

 月末の、ウチの新聞をリサイクル回収に出す日が近づいて新聞のスクラップをしました。

“京都大文字焼き送り火と東北大震災薪の騒動”を切り取りました。当事者には真剣な話ですが、何かおかしく、笑える話だなあと思っていたのです

 ちょっと読み返してみました。朝日新聞の東京本社版からの孫引きです。

 

○(使用する)

“国の名勝”の岩手県“高田の松原”が津波に合い、その松が薪になって売られていることを知った大分市の美術家・藤原了児さん(61)が、京都の“大文字保存会”に呼びかけました。保存会は、その薪を鎮魂の意味から、大文字焼きで使用する準備を進めてきました。

 >>保存会や京都市に電話やメールが数10件

 

×(使用しない)

 7月下旬、市と保存会は、すべての薪を検査し放射性物質が検出されないことを確認したが、放射能への市民の不安を完全に取り除くことは難しいと判断し使用しないと決定。

 >>京都市に中止に抗議300件

 8月6日、陸前高田市に陳謝。陸前高田市側では、すでに被災した松の薪の<一本一本に亡くなった家族へ届けたい思い>が書かれていた。それで・・・高田市にある薪353本は、8月8日に現地で、保存会の役員らが「迎え火」として燃やす。そして保存会は、鎮魂と復興の思いを受け継ぐため、薪に書かれた被災者全員のメッセージを護摩木に書き写して8月16日の大文字焼きで焚く、ことにした(8月7日付、9日付)

 

○(使用する)

 8月9日、“五山送り火連合会”は、現地の別の薪を受け入れることを決定(8月10日付)

 中止に苦情500件があって京都市は別のボランティア団体に薪を頼んだ。10日に500本の薪が京都市に届き、15日に市役所前である平和イベントで一部燃やすこと、一方連合会は、市の要請を受け16日の送り火で燃やすことを決定。(この薪にはメッセージは書かれていない)(8月10日付)

 

×(使用しない)

 8月12日、2度目の「受け入れ中止」が京都市から発表された。表皮の部分から放射性セシウムを検出したため。<微量かどうかが問題ではなく。とにかく検出されないことが前提だった>京都市長(8月13日付)

 8月16日夜、「五山の送り火」があった。被災松の薪は使われることはかった。しかし前日15日に京都市役所前で、京都市民に願いや思いを書いてもらった京都産の薪や護摩木約450本を送り火で燃やした。また陸前高田の薪に被災者が書いたメッセージを保存会側が書き写していた護摩木1000本を焚いた。(8月17日付)

 

△(別のお寺・成田山で使用)

 京都に送られてきて<放射能が検出され使われなかった被災松の薪は、千葉県成田市の成田山新勝寺に送られ、9月25日に護摩木と一緒に焚きあげられることになった。<表皮削って使用、放射性セシウムが検出されたら祭壇に祭るだけにする>と。(8月16日付)

 >>8月16日に抗議の電話140件。

 

 笑っちゃいけない話でしょう。誰が悪いなんて話でもないでしょう。

 ただ、信仰の心の行事“送り火”が、納涼花火と同じ、観光イベントになっているのでしょう。

 ・・・・この頃、“参加者の人数の多さだけを競う(?)”まちおこしイベントに関わることもあるワタシにはいい教材でした。それと、大震災にあった人の気持ちと遠くから思う人には、しょせん埋められない大きな差があるのだと再認識しました。

 人の心をグチャグチャにするのは、ゲンパツ・放射能です。誰が悪い?には、ゲンパツが悪いのだ、となら言うことができます。

 

【おまけ】

*近所のスーパー・ヤオコーのお盆用品売り場です。

*迎え火、送り火は、自宅の庭先、つまりご先祖様のウチへの導入路で、小さく木を燃やしたのです。ワタシのウチには、仏壇はありません、ウチにかえってくるご先祖様はいません。旧庄和町の古くからお住まいのオウチは、家のカドで火を焚く代わりに、キンキラの小さな花飾りを立てていらっしゃるようです。

*朝日新聞2011年8月18日付

*昨日(8月18日)の朝日新聞から、にっこり笑った“五山送り火”記事?を最後に貼りつけます。春日部市民なら、この可笑しさは、わかるでしょう。

*わからなかったら右の川柳はどうですか。♪老けたなと思う女優と同い年♪・・・ごめんなさい。

 


春日部・庄和の地下神殿に楽器持って集って、というから・・・(2011.8.15)

2011-08-15 19:34:26 | Weblog

 *この夢まぼろし、お盆の亡霊がワタシです。

 今、夏休みで、毎日、見学者が続いている施設が、春日部市(庄和)にあります。首都圏外郭放水路地下施設の見学です。今日も午後、子どもたちの多い団体さんでした。これで、社会科見学・夏休みの自由研究もばっちりでしょう。

*今日の見学者さんです。 

*昨年秋の写真です。今年は節電しているのかなあ、ちょっと暗い感じです。

 今年も、秋、11月12日(土)が、地下神殿特別公開日です。事前申し込みなく、その日に出かければ見学できます。その日は、そこいら一帯が“彩龍の川まつり”になります。フリーマーケット、飲食・物品販売の出店、ダンス、舞踊、バンド演奏などなどで大賑わいになります。昨2010年は12,000人のお客さんでした。今、イベント参加者、出演者の募集、イベントスタッフの募集をしています(広報かすかべ8月号、23ページ)。

 例年、地下神殿で見学のBGM的に、フルート演奏などもやってきました。地下神殿で演奏してみたいという問い合わせがいくつもあるようです。

 

 今日、楽器を持って“地下神殿”に来てほしい、といわれ出かけました。

 まるで、ギリシャ悲劇の舞台のようです。ここで、ろうろうと“アリア”を歌いたいなあ、とか思ったりします。

 “本番出演のオファアーが来た”と思って出かけたのですが、どうも様子が違います。サウンド・チェックというか、響き、エコーの状況などチェックのための単なる“ダシ”、音出しでした。・・・むろん、最初から知っていました。

 

 ワタシ、11月12日(土)の彩龍の川まつりには、別の頼まれ仕事があります。江戸川べりに建っているログハウスで、今年もまたミュージック・カフェの“店長”をやります。ジャズ、ポップス、ロック、ボサノバ、フォロクローレ、から邦楽、日本民謡に至るまで、選りすぐりのバンドが出演してくれます。

 まだまだ、出演者募集中ですから、広報かすかべを見て応募して下さい。

 そして今年も可愛い“四つ葉のクローバー”さんが、コーヒーをいれてワッフルを焼いてくれます。気持ちの暖かさがうれしいミュージック・カフェになります。

 

昨年の様子はここにあります。↓

http://blog.goo.ne.jp/geibunkyou/d/20101113

 

*今日の龍Q館と広場です。暑かったなあ・・・。この広場の下が地下神殿です。

 

 今年(2011年)は、11月12日(土)です。皆さん、ぜひお出かけ下さい。

 


IKEAの分厚いカタログが春日部のウチの団地全戸に投げ入れ(2011.8.11)

2011-08-11 09:58:28 | Weblog

 *投げ込まれたIKEAのカタログ。背表紙がスケール(目盛り)になっています。さすがIKEAです。

 IKEAは、デンマークかスウェーデンの家具の店、いや、生活用品なんでも売っている店です。日本に進出、3年程前には、新三郷の駅前に大きな店を開業しています。IKEAは、若いママさんにはブランドでしょうか。

 三郷のIKEAには、ウチからクルマで小一時間掛かりますから、開店後の早い時期と、同居していた息子が家出・引っ越しする時の2度行っただけです。近かったら、散歩がわりに店内をブラブラしたい楽しさでした。

 出かけた頃には、“店内でご覧下さい”と注意がしてある分厚いカタログが積んでありました。

 

 ワタシは、60年70年代に、アメリカのWhole Earth Catalog(ホール・アース・カタログ)文化の洗礼を受けていますから、カタログをながめるのが大好きです。今でも、買うこともないのに楽器屋に行き、買う気もないのに高いギターのカタログを拾ってきたりします。

 “店内でご覧下さい”のIKEAのカタログを持ち帰って、ゆっくり見たいなあ、と思っていました。

 

 そのほしいなあと思っていたカタログが、ウチの郵便受けに投げ込まれていたのです。

*後ろから写真を一枚。

 おじさんがウチの団地を、一軒一軒、配達していました。おじさんは、“IKEAカタログ配達人です”とお腹側に大きく書かれた紺のTシャツを着ています。怪しいものではありません、と言っているのでしょう。もっと、おしゃれなIKEAのTシャツを着せた方がPR効果になると思いながら見ていました。

 ウチの団地に全戸配布というと、わが町内、春日部市内、もっとお店に近い、越谷、松伏、野田などで全戸配布でしょうか。・・・・そりゃ、大変だろうな・・・・。そんなにお客さんが少ない、そんなに世間の景気が悪いんだろうか。

 超有名ブランドのIKEAです。そんなダサいやり方でなく、もっと効果的な集客方法があるでしょう。

 ワタシの知人なら、“マーケッティング”がわかってないんだよ、といいそうです。

 

 でもIKEAといっても、単なる商店です。スマートでなくても、ダサくても、きどらず、腰を低くすることが大切、商いの基本なんでしょうか。

 

【おまけ】

*わが家です。コレ、IKEAなのです。1970年代、30年前のIKEAです。今のカタログにあるデザインと全く違いモダンでないから、信じてもらえません。

 

*ウチの団地もまた高齢団地です。わが家でも、このカタログを見て何か買おうとは思えません。近くのホームセンター・ビバでいい・・・・という、生活実態が、ちょっとさびしい。


ラジオ体操はひとり孤独がいい。今朝、春日部でラジオ体操大会(2011.8.10)

2011-08-10 09:48:00 | Weblog

 *今朝は、ラジオの脇にチラシを置いて、春日部ラジオ体操の会に参加の気分です。

 今朝(8月10日)、春日部のウィングハットあたりで、“夏季巡回ラジオ体操・みんなの体操会”があったらしい。知ってはいました。 

 今朝も、ひとりわが家で、孤独なラジオ体操でした。

 

 “今日は、埼玉県春日部市、・・・桐ダンス、・・・忘れた・・、百畳敷きの大凧あげには10万人の人が集まります”とかなんとか、春日部市が紹介されていました。“1700人(だったと思う)”の人が元気に体操しています・・”と。大成功の“まちおこし企画イベント”だったのでしょう。

 

 ワタシも老人ですから毎日、ラジオ体操をしています。5時には目が覚めます。起きます。新聞をけっこう丁寧の読みます。そしてラジオ体操、10分ほどの教養番組“ビジネス展望”、7時のニュース・・と、朝はラジオ生活です。その間にコーヒーを淹れ、孤独な朝食になります。

 

 ラジオ体操の進行者は、日曜だけ女性です。その女性、7,8年前は木曜の担当でした。

 7,8年前、ワタシが人生をリセットし思うことがあって、家出、町出し、信州で森の生活をしていたころです。テレビなし、新聞とらずを意識して、ラジオだけの生活でした。年齢を思い、引きこもりで身体を動かさないことを感じ、いや“ひとめをはばかることもない”ので始めたのがラジオ体操でした。日の出と同時に起きていました。

 木曜のラジオ体操が女性・・・岡本美香さんの名前も知ったのです。もちろんラジオですから、音声・かけ声だけの世界です。憧憬の岡本美香さんです。

 森の生活は、2年間続けましたが、<生産性もなく、なんの意味もない>を悟り、切り上げました。

*ラジオ体操終わったら、寒暖計は30℃をこえていました。

 

 最近、わが町でときどき会合であう“ラジオ体操おばさん”らしい人がいます。正確にはよく知りませんが、毎朝、庄和総合公園でラジオ体操をやっている・・・らしいのです。何かの集まりの時、<8月10日の春日部でのラジオ体操会>のチラシを配っていました。そのおり“指導者は女性・・・”と聞こえました。

 ・・・おお、岡本美香さん・・・だと、ひとりで思い、グラッと来たのです。

 

 今朝いつもの朝と同じ、ラジオから流れてきた声は、春日部からの岡本美香さんの声でした。

 ワタシは、今日だけでなく明日もラジオ体操を続けます・・・念のため。

 


春日部市の公民館で福島県の新聞、福島民友と福島民報の綴じ込みが始まっていた(2011.8.9)

2011-08-09 01:41:55 | Weblog

 *福島民友と福島民報

 昨夜(8月8日)、埼玉県春日部市の公民館(正確には、庄和地区の正風館)で会合がありました。終わってロビーあたりで、福島県の新聞、地方紙が綴じ込んで閲覧できるようにおいてあるのを見つけました。しかも、福島民友と福島民報の2紙です。原発に泣く福島県のナマの情報です。

 新聞好きの新聞少年、いや新聞老年のワタシは、思わず声をあげてしまいました。

 誰がどのように“こんな素晴らしい”ことをやったんだろうか。

 閉館前のことで、公民館の職員はいない時間で確かめることもできません。

 この地の公民館は、経費削減から市民向けに公民館が新聞を購読し綴じ込んでいたサービスも、もうとっくにやめています。公民館自身が、こんな味なことを始めることはありません。
*誰も見ているようには思えない新品同様の新聞の綴じ込みですが。

・・・・と書きながら、ふと思いつきました。

 福島県が、チリジリになって避難している県民のために、避難先の市町に新聞を送っているのではないか。あるいは、新聞社自身が配達サービスをしているのではないか。

 確かに、避難している人たちには、福島の新聞を読みたいという希望は、ゼッタイにあるでしょう。

 もしそれに気づいて、どこかのNPOさんがはじめたとすると、素晴らしい、と思うのです。

・・・そんな話は、朝日新聞、日経にも載っていません。NHKも報道していません。

 それに、正風館はウチから徒歩3分です。この地域に、福島原発事故で避難されている人がいるとも思えないのですが。

 いずれにしても私には、原発に泣く福島のナマの話を知ることができ、フクシマの人たちと同じ目線で考えることができます。新聞好きにはちょっとうれしい発見でした。

 

*追記;この新聞は、新聞社さんからの提供だそうです。わが町には、福島から2家族が避難されているとのことです。その家族さんは、ふるさと福島の新聞が正風館にあることを知っているのかなあ。
*追記(8月18日);わが町の避難者は3家族と話してくれた人がいます。それで、春日部市全体では、いったい何家族が避難、お住まいになっているのか知りたくなって、市のホームページの中を探したのですが、わかりませんでした。

 【おまけ】

*福島出身のワタシの知人が、メールをくれる時、名前の後ろにつけている“福島を応援しよう”を、ここにコピペしておきます。“がんばれフクシマ、原発に負けないで”です。

 がんばっぺ福島!

▼福島の桃(8月が旬)<( ̄▽ ̄)>

http://item.rakuten.co.jp/idumiya/peach001/

▼福島の野菜(うめぇ!)( ̄ε ̄〃)

http://www.kibou-ichiba.jp/fs/kibouichiba/c/home

▼福島の地ぱん(じんわり素朴味)(*^_^*)

http://www.ginray.jp/

 


セミが激しく鳴き出した。自由研究は重い夏休みの宿題(2011.8.8)

2011-08-08 12:53:52 | Weblog

 *今年もセミの抜け殻の季節

 朝一番、銀行に行きます。真夏の暑さがジリジリでした。しばらく聞かなかったセミの激しくうるさい大合唱です。

 今日は、ニュースの夏枯れ、暇ネタにします。暇ネタは季節の風景です。昨日(7日)の朝日新聞の天声人語もそう、セミの話題でした。

 

 ウチに帰り着いて、猫額庭の葉っぱを探します。やはり、セミの抜け殻がついています。3つです。昨日か、今朝かうまれたのでしょう。

 

 セミの抜け殻は、ウチの孫の“夏休みの宿題・自由研究”テーマです。一年生、二年生と2年連続、ジージ―のウチのセミの抜け殻研究です。基礎データをジージーのうちで集め、持って帰って仕上げるのです。

 さあ、まもなく孫たちがやってくるでしょう。

 ジージ―は、自分の宿題みたいに思うのです。原稿締切日近くと同じプレッシャーを感じるのです。

*7月23日の朝日新聞、これもひまネタかな?

 今年は、セミの羽化を見せたいと思っています。それしか、もう抜け殻研究のテーマがありません。

 孫がウチに来ている時、羽化してくれるかどうか。大体ワタシ自身見たことがないし、深夜何時頃から始まるのか。ワタシは、毎晩徹夜でウオッチしなけりゃ、ならないのか。

 どこか大群生地でもあれば、孫連れて一晩キャンプしてもいいのだが、誰か知りませんか?

 

 もっともマンション暮らしの孫やウチの近所の子どもらにとっても、網持ってセミとりなんて、やったことないでしょう。私らの子どものころは、虫捕り、セミ捕りにけっこう夢中でした。夏休みの宿題に昆虫採集の成果として、提出したことはありません。せいぜい3種類程度のセミでは提出できません。

 金ゼミ、大ゼミ、こゼミの3種類です。岡山県の山間部ではそう呼んでいました。正確には、クマゼミ、アブラゼミ、ニイニイゼミのようです。ツクツクボウシとか、ヒグラシは知りません。

 採れるのは、ニイニイゼミばかり、たまに大ゼミ(アブラゼミ)でした。金ゼミ(クマゼミ)が採れた時には、おおいばり気分でした。

 天声人語(8月7日)も“アブラゼミを佃煮にするほど捕っても、クマの一匹の栄光には遠く及ばなかった”と書いています。

 

【おまけ】

*岡山県の山間部育った私ですが、夏休みに一度だけ、瀬戸内海の小島に海水浴につれていってもらっていました。ある夏、尾道の沖の小さな島、岩子島に行きました。そこの海べりの松林には、金ゼミ(クマゼミ)が、もういっぱいいました。背の低い木、子どもの手の届く所にとまっており、手づかみできるのです。逃げないのです。いっぱい捕りました。ただ、山の中のセミと違って弱く、すぐに死んでしまったように思います。昭和30年頃、60年前の話です。むろん、その後行ったことはありません。

*ここまで書いた時に、セミが来ました。そっと網戸をあけてシャッターを切りました。大ゼミです。


春日部市市民活動センターがオープニング・イベントへ(2011.8.7)

2011-08-07 11:19:10 | Weblog

 

 春日部市内あちこちにポスターが貼ってあって、広報“かすかべ”7月号でも知らせていた<市民活動センター・オープニング・イベントを考える会>に出かけてみました。

 昨日(8月6日)のことです。市役所の会議室いっぱいの、おそらく70人くらいの参加者だったでしょうか。

 いよいよオープンする市民活動センターへの市民の期待の大きさが伺えます。

*関心の高さを示した大勢の参加者さん。

 市民活動センターは、ララ・ガーデンの隣りで、今急ピッチで工事が進んいる、埼玉県東部地域ふれあい拠点施設という長い名前(愛称は知りません)のビルの4階です。1階には、1000人収容の多目的ホールもあります。

 集まりの進行役の、市役所市民参加推進課の職員さんが、<みんなで作るオープニング・イベントです。まず皆さんの考えをしっかり出して下さい>が呼びかけられました。

 ワークショップ形式でスタート。10人程のグループが7つ。いっせいに書き出していきます。

 参加者は、20代から70代まで、いや80代もおひとり。皆、しんけんに<宿題>に取り組みます。

 1時30分スタートで、終了が4時30分の3時間。

 むろん、結論、オープニング・イベントのプログラムが確定したわけではありません。

 ここから、皆それぞれの思いを、どう実現していくかの検討作業に移っていくことになります。

*進行役の市役所職員さん

 市民活動センターは、市民に活用されてナンボのモンです。

 オープニング・イベントもまた、市民の熱気の中の“おまつり”こそが、市民の日々の活動、市民活動の盛り上がりにつながっていくのでしょう。

 昨日は、それを期待させるに充分な集まりだったと感じました。

 

 もっともっと、市役所の担当者は、市民活動センターやオープニング・イベントについての意見を期待しているでしょう。担当課は、市民参加推進課 sanka@city.kasukabe.lg.jp です。

 

【おまけ】

*ふれあい拠点施設、市民活動センターがいつから使えるのかは、まだ公式の発表はありません。が、すでに市内には、1000人ホール使う11月中のイベントのチラシやポスターが2種類、出回っています。それらが、延期というわけにはいかないでしょう。


中学生のジャズが素晴らしい。エレクトーン・フェス埼玉県予選を聞く(2011.8.6)

2011-08-06 22:40:50 | Weblog

 

 8月4日午後、ジュニア・エレクトーン・フェスティバル2011(埼玉地区大会)に行きました。会場は、大宮ソニックシティ・小ホールです。

 埼玉県各地区の楽器店大会を勝ち抜き、埼玉県大会に進んだ子どもたちの演奏です。ここで金賞になると、東京ファイナル(9月、会場は銀座ブロッサム)に続く大会です。

 8月4日は、小学生低学年部門と中学生部門、各21人の演奏がありました。

 小学校3年生のウチの孫が出場するので出かけました。孫は、“崖の上のポニョ”をスイング・ジャズ・スタイルで演奏。いい出来でした。

 

 しかし、孫は小学校3年生です。
 後半の中学生の演奏を聞いて、驚きました。何人も、ジャズ・スタイルで演奏します。皆さんとてもうまいのです。


 チック・コリアのLA FIESTA、ディジー・ガレスビーのMANTECA(マンテカ)など、おとなも真っ青の演奏が続きます。エレクトーンのあの電子オルガンの音でなく、コンボ・バンドの生の、サックス、トランペット、ピアノ、ドラムス、そのもの音がアンサンブルされて、一台のエレクトーンから出てくるのです。まさにひとりコンボ・ジャズです。すごいな、と思ったのです。中学生はおとな直前です。10年以上の練習を積んできたのです。

 それに、アレンジが中学生の演奏者自身なのです。メイナード・ファーガソンのトランペットに憧れて選曲しました、という紹介もあった。エレクトーンへのデータの打ち込みも自分でやっています。ほんとうにエレクトーンを自分の物にしているのです。

 

【おまけ】

*表彰式が終わってステージの灯が落ちて、孫と先生は来年の再挑戦を話したのでしょうか。な~に、まだまだ小学生です。


ワタシが柏のがん研で一昨日浴びた放射線量・・・(2011.8.5)

2011-08-05 11:57:38 | Weblog

*この風景は、このブログに再々登場します。手術前後にも書いていました。

 一昨日(8月3日)、柏のがんセンター(国立がん研究センター東病院)に行きました。定期検診です。

 もう何年前になるのかと考えなけりゃ、思い出せませんが、3年ほど前に、ガンで臓器のひとつを摘出しています。

その後、半年に1回、正確には検査と所見検診の2回、がんセンターに通っています。

 一昨日が検査の日です。CTスキャンで、胸部・腹部・骨盤部の断層写真を撮りました。

 検査台に横たわって、ぼんやりと放射線を浴びるんだなあ、と考えていました。

 福島原発事故以来、専門家、内閣官房長官、メディアが、CTスキャンの放射線量と比べて・・・と言ってきたように思います。つまり、逆にCTスキャンの放射線量の危なさを思ってしまうのです。

*“被曝線量と体への影響(朝日新聞2011年4月24日付)

*数字は、ミリ・シーベルト。右欄上から、20;国の避難区域の目安となる年間被曝量、6.9;胸部X線CT(1回)、2.4;自然放射線量平均(年間)、0.6;胃のX線検診(1回)

 

 CTスキャンの前に、同意書のような、医師からCT検査について説明を受けたことにサインして提出します。正確には、CT検査の有害事象など説明書を読んだ、ということなのです。主として造影剤の有害事象の場合が書いてあって、放射線(X線)の量などの記述はありません。

 “妊娠している可能性のある方は必ず申し出て下さい”と注意しています。

 

 その日(8月3日)の日本経済新聞文化面に、五木寛之さんがこう書いていました。

 “放射線の人体への影響の度合いは、専門家によってあまりにも意見の開きがある。正直、判断がつきません。だから、政府の情報や数値や統計でなく、自分の動物的な感覚を信じるしかない”

 ワタシもまた、そう思います。

 

【おまけ】

*このロビーでばったりあった同じ町に住んでいた友人もいます。がんトモ1号さんでした。亡くなりました。若かったのに。泣けました。

*いつもながら、私が通う柏のがんセンターのロビーは大勢の人です。患者と心配する付き添いさんでしょう。みんなガンか、と思ってしまいます。

*私に、この春、ダンナさんのガンが見つかった知人が2人います。どちらも柏のがんセンターで手術されました。

*ここは、ワタシにはわが町のようです。景色のいい最上階で、お茶したりお昼を食べて帰ったりします。
*ロビーその他あちこちにある本棚をのぞくことも楽しみです。不要本の寄贈・リサイクルでなりたっているだけに、古い思わぬ発見があったりします。誰にも断らず持ち出します。どうせ、まもなく、また来るのですから。


明仁愛子ピアノトリオを聞く。ジャズはやはりピアノトリオ(2011.8.2)

2011-08-02 23:53:35 | Weblog

 *大宮 サコズ・バーで(2011.8.2)

 10日ほど前に、明仁愛子さんが、遠慮がちなメールで知らせてくれていました、

 それで今夜、大宮のジャズバー“Sako’s  Bar”に行きました。

 もう、ずいぶん合っていないように思いましたが、半年合っていなかっただけでした。

 変わらぬ飾らないさわやかさ、変わらぬ控えめながら内に熱のこもったピアノでした。

 

 今夜のメンバーは、

 ピアノ;明仁愛子

 ドラムス;赤城勝彦

 ドラムス;内田克彦

  ---さんです。

 

 今日、大宮は一ノ宮の夏祭りです。

 窓の外を神輿が威勢よく通りすぎていきます。

 こちらも夏、♪サマータイム~~~。♪夏がくれば、アツくハービー・ハンコックが流れます。

 

 ワタシ、いつもは、ジャズはビッグバンドと言っていますが、今日は、ジャズはピアノ・トリオからと書きます。

 最少オーケストラスタイルのピアノ・トリオです。

 

【おまけ】

*この後、明仁愛子さんの8月の演奏予定は、次のとおりです。

 8月10日(水)松戸 コルコバード(CORCOVADO)

 http://www7b.biglobe.ne.jp/jazz-bossa-corcovado/

 8月11日(木)浅草 ジャノメ(JANOME)

 http://j-jazz.com/janome/janome/home.html


春日部市民が放射線測定すると聞いて庄和総合公園に出かけました(2011.8.1)

2011-08-01 15:17:22 | Weblog

 *庄和総合公園のグランドの真ん中、0,065μシーベルト/時でした。

 春日部市旧庄和町地域の庄和総合公園は、バーべキューのメッカとして近隣市町に知られており、週末には大勢の家族連れでにぎわいます。庄和総合支所には、図書館、児童館もあって、庄和の子どもたちにもおなじみの公園です。

 先日ツイッターに、ここで“8月1日10時~に放射線測定をします”と流れていました。

 春日部市のお母さんたちが、市内の公園などあちこちで放射線測定をしていることは、ネットでは知れ渡っています。

 とうとう庄和に来てくれるのか、という思いで集合場所に駆けつけました。

*NHKテレビの特集番組から撮影。

 “3月15日、ここらにも放射線の強い風が流れていました。放射線がピークだったのですよ”

“3月15日の17時~18時、あなたは何をしていましたか?”

と測定グループのリーダーさんに問われました。

 

 総合公園内で10か所ほど、地表面、地表から50㎝、地表から1m、の3点づつ測っていきました。

*ワタシが一番気になっていた人工のせせらぎ。水は循環使用されているようです。

*今日は寒かったけど、夏は水をかぶっている子どもたちが多い噴水まわり。

*測定をしていると、子どもを遊ばせているお母さんが話しかけてきます。みんな心配なのです。 

*測定器は、日立アロカメディカル工業製TCS-171(ALOKA γ‐Survey Meteer TCS171;機能性能など詳細はネットで出てきます)。所有者;土屋品子さんの事務所。測定協力;国際環境創造協会。

*0.24μシーベルト/時を指しています。ちょっと高い・・・。

*庄和総合公園の測定したポイント【○】、図の下が庄和総合支所で上が国道16号線。

 

 春日部市内の放射線量をいち早く測定しているのは、 

<5年後10年後の子どもたちが健やかに育つ会・春日部>さんです。

http://blog.goo.ne.jp/kodomo2011

 測定データは、実際の測定をした“健やかに育つ会・春日部”さんが、自身のブログで報告されるでしょう。コピーをいただいたし、書きたいところですが、ワタシは見ていただけで測ったわけではありませんから。

 埼玉県の昨日の公式発表、毎時0.054~0.06マイクロ・シーベルト(朝日新聞2011.8.1付)より高い数値がでました。

 ただ夏休みになって、まもなくやってくるワタシの孫たちが、この公園で遊んでも、好きな水遊びをしても、止める必要はないな、と思いました。ただ植木にもぐったりはしない方がいいかな、と思います。

 

【おまけ】

*8月1日に配られた広報かすかべ、3ページ。

*昨日読んだ、広報かすかべ8月号に、“市独自の大気中の放射線量を測定します”とあります。正確に<いつから、どのように>は、まだ発表されていません。

*春日部市は、ずっとやりませんと言ってきていました。だからよかった。市民自身が測定という活動をしながら、市役所にきめ細かい測定の実施を働きかけてきた人たちの役割もあったのだと思います。

*今日は、このあと春日部の内牧公園の測定に向かうとのことでした。