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横浜の新聞博物館でやっている、日経130年記念“新聞の魅力”展に行きました。一度行かねばと思っていながら、終了日12月24日の直前、昨日(22日)やっと出かけました。 10月からやっていたのにです。
新聞博物館は、横浜・関内駅すぐの日本大通り。たしか、昔の電話局の外観を保存した、いい感じの建物です。重厚なドアを押して入ると、ロビーには、ずっと使われてきた新聞印刷輪転機がどーんと鎮座しています。
日経創刊130周年を記念したイベントで、「戦後の日本経済の歩み」と「新聞の未来」を展示しているのです。今日の私は、日経が“新聞の未来”をどう考えているかを見に来たのです。(ここにあります)
<最新の情報通信技術を活用した「新聞の未来像」を、新聞のある生活をコンセプトに新聞がある生活をコンセプトに新聞が「こうなると便利」「こうなると楽しい」といった「夢の新聞」をさまざまな形で表現します>と書いています。
過去何度かの万国博で、新聞社が展示し続けてきた、未来の新聞、夢の新聞です。日経が考える“今日の作品”に興味があったのです。
○テレビ融合型新聞(テレビ視聴中に関連する日経紙面が現れ、プリントもできる)
○テーブル新聞(テーブルに広げた新聞紙面の記事に触れると関連情報がテレビモニターに映る)
○ニュースミラー(洗面所の鏡の一部に日経ニュースが映る)
○ロボット新聞(ロボットが新聞を読んで解説する)
○ニュース・ハンティング(記事上に印刷された透明なコードを携帯電話で読み取り詳細情報を得る)
○電子ペーパー(折りたたみ可能な次世代ディスプレーに新聞を表示実験)
さあ、これらが、先々どんな風に実現していくのだろう。
それより、新聞そのものはどうなっていくのでしょう。ざっと50年前、テレビが始まったころ、まもなく新聞はテレビにとって代わられて、なくなってしまうと言われてきました。まだ、なくなっていませんね。今は、インターネット時代で新聞がなくなると“評論家”は言っています。どうでしょうか。
むしろ、新聞社は、若者が新聞を読まないという方に、危機意識を持っているそうです。でも、就職活動のときには、読んでいるようですがね。
【おまけ】
*新聞博物館の常設展示は、再々見ているので今日はとおりすぎるだけです。
新聞博物館は、新聞紙面から見ていく日本の歴史を丁寧に展示しています。1月5日からは、2006年報道写真展がはじまります。また、ショップは、おしゃれな“横浜おみやげ”の穴場かもしれません。ミュージアム・カフェも好きです。(ここです)
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*その後、急ぎ足で、山下公園を歩き、係留公開展示している“氷川丸”に行ってみました。この観光名所“氷川丸”も、12月24日を最後に、廃止スクラップにされると聞いたからです。廃止の理由はよく知りませんが、維持費の問題で、ここでもリストラなのでしょう。
*山下公園からみる氷川丸の景色は大好きです。そこに氷川丸なくなったとき、その景色の美しさとその意味に、横浜のエライさんも気づくでしょう。
いささかセンチメンタルになって、船内見学コースを丁寧に一周しました。そして、どんより寒いアッパーデッキで、カレーライスを食べました。