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先日、知人からペットボトルの水4本が、宅急便で送られてきました。
北海道利尻島の<利尻の天然ケイ素水>が2本と鹿児島県垂水市<水星・からだに温泉水>が2本です。ともに、ナチュラル・ミネラル・ウォーターとラベルに書いてあります。
送ってくれた知人は、全国のミネラル・ウォーターで、ご飯を炊いて、美味しさを比べている、調べていると聞いていました。
水の種類で、ご飯の美味しさがはっきり違う、というのです。
わが家の日常は、市営の水道水を、浄水器をとおして飲んでいます。ご飯を炊いています。ウチで、浄水器を通さなかったら、飲んですぐわかります、すぐにわかることがあります。・・・春日部市の水道ですが、よその市営水道と比べたことはありません。
<水を選ぶ>といったことを考えたことはありません。
水に、<美味しい水>がある話は知らないわけじゃあ、ありませんが、気にしたことはありません。
近年、外でペットボトルの水を飲むことが多くなりました。例えば、駅のプラットホームに必ずあった水飲み場は、今はありません。しかたなくペットボトルを買います。
ただし、水(ボトル)の銘柄を選ぶわけではありません。自動販売機にあるものを買います。
その昔は、ほとんどがエビアン(ebian)でした。今でも、あればエビアンを買います。なんとなくおしゃれな感じだからです。
そういえば、その昔は、ペットボトルの水といわずに、ミネラル・ウォーターといっていました。
さて<うどんのお汁>の話です。見た目や味の薄いのが関西、濃いのが関東であることは知っています。京料理と江戸料理の違い、そしてカップ麺の、関西で売っている物と関東の物の違いです。
これは、京都の水が軟水、江戸の水が硬水であることからきていることも知っています。
*京都の水に関心を持ったのは、この本、このテレビ番組です。NHKスペシャル・アジア古都物語シリーズの京都編です。本は2002年発行です。たぶん、ビデオ録画していたように思います。腰巻に<京文化を育む豊かな水―地下に眠る巨大水盆ー>とあります。
京都は、水がよく、それによって、京の雅(みやび)、京文化、京料理、お豆腐、茶の湯、友禅染・・・それに、お酒が育ったと教えてくれます。京都の井戸水、地下水の良さなのです。
世の中に、日本各地に、名水と呼ばれる湧き水があることも、知識として知っています。
また、ヨーロッパの水は硬水、日本の水は軟水とも、しばしば聞きます。一般には、硬度0~100までを軟水、100~200を中硬水、300以上を硬水というらしいです。
この数字がどこからくるのか、軟水、硬水の違いは、何が違うのかよく知らないし、味を比較したこともありません。
こういう時には、ネットで調べてみます。↓コピペします。
Q-8)軟水・硬水はどのように使い分けされているのでしょうか
A) 水は化学構造上、アルコール等と同じように、物の香りや味を引き出す力があります。
それもミネラルの少ない軟水の方が抽出する力が強いのです。ですから、コーヒー、紅茶、緑茶やウィスキーなど香りを大切にするものには、軟水を用いた方が美味しく戴けます。
★ご飯なども、穀類のよい香りを引き出すために軟水が抜群です。
★お茶には人それぞれに苦味などの好みがあり、軟水では緑茶の渋み・苦味を楽しむことができますし、硬水ではよりマイルドで飲み易くなります。
また、★コーヒーの場合も、浅煎りのアメリカンでは軟水を用いることで、豆本来のよい香りとさっぱりとした味を楽しむことが出来ます。一方深煎りの★エスプレッソでは、硬水を用いますと、渋みの成分がカルシウムなどに結びついて、苦味・渋みが除かれて、まろやかになり、コクが加わります。
★昆布やカツオの出し汁を取るときにも、軟水を使うと、グルタミン酸・イノシン酸などのうまみが抽出され易い。
★肉料理の場合、抽出力の強い軟水では、嫌な肉の臭みまで出てしまいます。
そこで、硬水を使いますと、肉の蛋白質とカルシウムが結合して、硬蛋白質(アク)として抜けて、いい味が出てきます。
さてさて、ペットボトルの水=ミネラル・ウォーターが、銘柄によって、硬水?軟水? すなわち含まれる成分(金属?の含有量)の違いに着目しなければならないようです。
たしかに、ペットボトルのラベルには、成分表が貼ってあります。ミネラルって、なんでしょう。
*左;利尻の水、右;鹿児島の温泉水。
しかし、それを見て、自動販売機で買うわけにはいきません。ネット販売=お取り寄せのときは、その成分で選択することができそうです。
このブログの結論として、どの成分がどの位、どの銘柄がいいかは、書けません。研究してみます。。
ただ確かに、ご飯を炊く水の違いで、美味しさの違いはありそうだな、と思い始めているのです。
【おまけ】
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*中国、沙漠!で飲んでいたペットボトルの水。ラベルを剥がして旅日記にはさんでいました。
*去年、中国、シルクロードを少し走りました。アジアに旅する時、ガイドッブックには、必ず生水は飲むな、食堂の水は飲むな、ペットボトルを買えと書いてあります。それは衛生上の問題のようですが、日ごろ飲みつけない、その土地の水という理由もありそうです。子どものころの時代には、体調不良の原因に<水あたり>という言葉もあったなあ。
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*昨日(10月17日)、南桜井駅のホームの自動販売機に、ミネラル・ウォーター<エビアン>がありました。この頃、<エビアン>があることが、少ないのです。買わずに、じっとラベルを見ていました。<エビアン>に<おいしい硬水>と書いています。<エビアン>を買ってきたのが、よかったのかなあ。