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昨日の土曜日(7月20日)に、春日部市民活動センターで、市民劇団かざぐるまの板橋理人さんのお話を聞きました。月に一度、週末の朝に開かれるウィクエンド・ブランチという市民サロンのゲストが、市民劇団かざぐるまの代表・板橋さんだったのです。
<かざぐるま>は、28年前に創設です。今年3月に34回目の公演をやりました。春日部公民館の演劇講座に集まった人が、劇団を始め、公演を続けていると聞きました。
ワタシが所属している、ジャズバンド<スウィング・ベアーズ>もまた、隣町・庄和町公民館の<バンドのための音楽講座>に集まった人が、終了後、バンドを結成、ビッグバンドになったのです。今年、創立25年です。
同じような経過です。その頃の公民館には、そんな役割、仕事があったのです。生涯教育・生涯学習が必要等と大仰な言い方でなく、自発的な活動を促す、地道な社会教育の役割を果たしてくれていたのでしょう。
30年40年ほど前に、この地に<家を買って>越してきたワタシら世代にとって、ここ居住地域で文化に浸れる、ごくまれな時間を公民館で過ごしたのです。今の公民館とは、根本部分で違っているかもしれません。
だから、<かざぐるま>の演劇公演には、毎年、楽しみに出かけてきたのです。公民館ホールいっぱいに市民が集まってきたのです。
ワタシもまた、かざぐるまの社会派人情劇に<涙ボロボロ>だったりしたのです。
板橋さんは、舞台と同じ、お腹から吐き出す、力強い太い声で、話されました。
<演劇を漢字一字で表すと何でしょうか>、
<心!><違います>、<夢!><違います>、
答えは<嘘>です。
役者は、<嘘>の世界、自分をだまして役になるのです。役に生きるのです。
<自分のなかの役>と<役の中の自分>
<・・・・・・・・・・・・・!?>
お話は、<かざぐるま>がずっと開いてきた<演劇ワークショップ>のテキストにもそいながら、演劇の深い所に入っていきます。
<人は、皆、目的があるから行動します。お芝居もそうです>
<半年前から役者は、芝居の公演のために準備していきます>
<観客に、泣いてもらう目的に向かって、行動します>
次の公演は来年2月だといいます。・・・・絶対に、泣かされないぞ、のせられないぞ!と心に誓うワタシ・・・。
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*今年3月30日の第30回公演<夏来たりなば>の1シーン。左から2人目、板橋理人さん(演出)、その右に、板橋弥生さん(舞台監督)、左は、井上政恵さん。
*お話を終わって、<かざぐるま>の舞台監督さんというか、娘さんにカメラを向けたらピースサインで応えてくれました。普通の親子さん、いい親子さん、羨ましい親子さんです。
【おまけ】
*真ん中は、かざぐるまの役者!井上さん。右は、いつも大芝居!のエドモンドさん。
*次回のウィークエンドブランチは、8月4日(日)。ゲストは、30年間、地域の子どもたちにいい文化を、と活動する<春日部おやこ劇場>の新井恵美さんと、春日部のシャッターアートで、ご存じ!奥村 昇さん。