今年は、春日部市広報の1ページをつぶして広報していたので、私も知っていました。昨年は、放出日を知らなかったのです。
9時40分頃に現地に着きました。もう廃棄本放出テントのまわりには、かなりの人が集まっていました。 10時に解禁。皆さん、押し合いながら廃棄本に群がります。ほんと皆さん、本が好きなのです。むろん、ここにも若者はいません。
ちょっとみっともないなと思いながら、私も身体をぶつけます。私が手を出す本は、<皆さんとは違うだろう>と思って、<空くのを待つ気持ちの余裕もあった>のですが。
ここで合うだろうなと待っていた<みゅーこさん>を見つけ、目で合図しただけで、廃棄本を目で追い続けます。
11時、今日の図書館まつりのイベントのひとつ、前庭ステージです。知人のコカリナ演奏を聞きます。コカリナとオカリナを持ち替えながら、いつものように、いい感じ、真っ青な秋空にぴったりのステージでした。
図書館職員さん、図書館ボランティアさん、教育委員会の人、今年も何人かの知人さんに会ってしまいます。まあ、しょうがない。
今年の図書館まつりは、開館25周年記念だそうです。図書館内では、文学講座、読み聞かせ、などで賑わっていました。
私は、館内にポスター展示されていた<家庭文庫活動>に関心がありました。地域の子ども達に、オウチの本棚を開放している人たちの活動です。春日部市の4つか5つの文庫が紹介されていました。
旧庄和町でも、私のウチの子どもらが小さかった頃には、Sさんが<あかね文庫>をやっていました。今も庄和で、どなたかがやっているでしょう。家庭文庫は、図書館があるとか、ないとか言う話ではありません。オウチを開き、いい本を子ども達にという、やさしい気持ちなのです。こういう、いい話が大好きです。
【おまけ】
* お茶しながら、本好きみゅーこさんと<戦利品>を見せ合います。私は、<藤沢周平>好きのみゅーこさんを意識して拾っていた古雑誌2冊をさしあげます。みゅーこさんが、何冊も確保していた雑誌<月刊社会教育>の中から、<社会教育施設の指定管理者制度>特集号にひかれて貰い受けました。
*藤沢周平“幻の短編”の2冊。
*この雑誌は2006年版です。廃棄が早すぎるようにも思います。図書館、公民館の民間委託は、今、旬の話題です。
*私が持って帰った廃棄本は12冊。この中に、すでに持っている2冊目になる本が3冊もあるのです。
*ともあれ、久しぶりに手足をのばした感じで、お天気も最高に良くて、活力を取り戻しました。