小泉首相の参拝も終わり、既にテーマとしての旬を過ぎたような気もするが、気の向くままにまだ靖国について書く。
1週間ほど前、地元の書店に
上坂冬子『戦争を知らない人のための靖国問題』(文春新書)
が平積みになっているのを見た。初版は今年の3月なので、売れているのだろうと思い、手に取ってみた。終章に中国と韓国の首脳に宛てた日本政府の声明案なるものが掲載されていたが、この末尾にこうあった。
「中華人民共和国 胡錦涛主席殿
大韓民国 廬武鉉大統領殿」
違和感を覚えた。普通は
「中華人民共和国主席 胡錦涛殿」
ではないか? 著者は、ベテランの作家のはずだが、こういった言い回しは不得意なのか?
そう思いつつ、パラパラと見ていると、結構粗雑な主張が目に付いた。
この著者は、最近靖国問題でいろいろと発言しているのを雑誌でよく見かけていたので、もはや専門家的な存在かと思っていたのだが、それにしては内容に問題があるように思う。
これから、疑問点等を指摘することにする。(続く)
1週間ほど前、地元の書店に
上坂冬子『戦争を知らない人のための靖国問題』(文春新書)
が平積みになっているのを見た。初版は今年の3月なので、売れているのだろうと思い、手に取ってみた。終章に中国と韓国の首脳に宛てた日本政府の声明案なるものが掲載されていたが、この末尾にこうあった。
「中華人民共和国 胡錦涛主席殿
大韓民国 廬武鉉大統領殿」
違和感を覚えた。普通は
「中華人民共和国主席 胡錦涛殿」
ではないか? 著者は、ベテランの作家のはずだが、こういった言い回しは不得意なのか?
そう思いつつ、パラパラと見ていると、結構粗雑な主張が目に付いた。
この著者は、最近靖国問題でいろいろと発言しているのを雑誌でよく見かけていたので、もはや専門家的な存在かと思っていたのだが、それにしては内容に問題があるように思う。
これから、疑問点等を指摘することにする。(続く)