巨人の優勝が決まりました。
タイガースは、9年ぶりのV奪回を使命としながらも、そして昨年の二の舞は絶対にしない云われながら、開幕から一度も首位に立つことなく、今年も優勝から見放されました。
ただし、CSで勝ち進めば、日本一になることも夢ではないのですが、今の調子では、心持たない感じです。
タイガースの月間勝敗
3.4月 19勝10敗
5月 9勝15敗 28勝25敗
6月 6勝11敗 1引分 34勝36敗1引分
7月 15勝 7敗 49勝43敗1引分
8月 13勝12敗 62勝55敗1引分
9月26日まで 10勝12敗 72勝67敗1引分
9月に失速したといわれていますが、数字的には、5,6月ほど、大きな負越しではありません。
問題は、その中味なのです。
ここと云うところで、それも当面の敵に連敗して、勢いが削がれたところに問題があります。
昨年の9月は、6勝16敗と大失速し、完全に息切れしてしまいました。
それを、昨年のシーズン終了後、和田監督は、「スタミナ不足、体力だけではなく精神面も含めて」と語り、今季は、十分にその対策を打ってきたはずなのですが・・・・
昨年と違う点は、4月から夏場にそなえて、月曜日の休みも若い選手に練習させたことです。
投手陣も例年以上に走り込みをしたようです。
それ自体は、悪くはないのですが、これが9月に息切れという形で表れたのではと言われています。
反対に、巨人は、8月には、9月決戦に備え、主力野手の体力の消耗を回避してきました。
それも、豊富な戦力があるからこそ出来たのではと思われがちですが、巨人は、8月の27試合で24人の野手が出場したのに対して、タイガースは25試合で19人。
この差が、若手の台頭がなく、主力に集中した選手起用で、肝心なところで、スタミナ切れとなったのではないでしょうか?
綿密にしたはずの計算は、実は、対策にはなっていなかったのです。
不完全燃焼に終わらないことを祈るばかりです。
4番打者と守護神不足ということで、昨年、補強したのですが、その個々の力は、成功したのですが、結局、それに頼り切ってしまい、その前後の打者も投手も成長しなかったのです。
数字がすべてではありませんが、今の実績の数字を見る限り、よくも3位にいると思われます。
得点より失点の方が多い。 巨人や広島は、得点の方が多い。
チーム打率(0.265)は、巨人のそれ(0.256)よりも良く、防御率は、つい最近まで4点代で、これはヤクルトの次に悪くなっています。
チーム本塁打数は中日と最下位争い、盗塁数は、リーグ最少と、これで勝率が5割超えているのが不思議なくらいです。
そして、首位打者も打点王も、セーブ王もいて、この成績というのも摩訶不思議と言わざるを得ません。
これだけの駒を持ちながら、それを上手く活用でなかったのは、首脳陣の采配にも問題があると思わざるを得ません。
まだ、CSがあります。
ここで以前のロッテのように、下剋上の可能性もゼロではありませんが、いま一つ、それを乗り切るだけの勝負強さとか勢いとか云うものが、現状では見当たらないのは寂しい限りです。