新駅の設置計画があちこちで行われています。
JR東日本、山手線では、品川ー田町間に新駅の建設を検討されていることを先般、分かり話題になりました。
この新駅は、早くて2020年ごろにオープンされる予定だそうです。
山手線の新駅は1971年に開業した西日暮里駅以来で、30番目の駅になります。
品川ー田町間2.2Kmは山手線で最も長く、10年前から検討を進めていたようで、新駅は品川駅から北へ約1キロで、現在は「品川車両基地」内です。
新駅には、山手線と京浜東北線が停まる予定。
山手線 品川ー田町間新駅予定地 JR神戸線とJR京都線の07年以降の開業済みと計画
JR西日本でも京阪神で新駅が誕生しようとしています。
人口減で鉄道の需要が先細りするなか、私鉄と競合する地域や今後人口が増加される地域に集中的に投資しようとするものです。
まず、「まや駅」(仮称)がJR神戸線に2016年の春に開業します。
ここは、六甲道駅から1.4Km、灘駅から900mの地点で、半径840mの中には阪神・阪急の駅が4つあります。
「総持寺駅」(仮称)は、JR京都線の摂津富田駅ー茨木間に2018年春に開業予定です。
他に瀬田ー石山間、南草津ー瀬田間にも新駅の計画があります。
元来、新駅は、地元からの要望を受けて建設する場合が多いのですが、「まや駅」は、2007年に開業した「さくら夙川駅」や2008年に開業した須磨海浜公園駅と同様、JR西日本から持ちかけたものです。
ほとんどが事業費の一部は地元も負担しますが、「まや駅」の事業費約40億円は、JR西日本が負担するようです。