7日から”かみのやま温泉”に行ってきました。
かみのやま温泉ってどこにあるのか、関西地方ではあまり馴染みがないようです。
山形県の上山市にあり、米沢市と山形市の中間に位置し、山形新幹線が”かみのやま温泉”駅に停まります。
新幹線といえば、東海道新幹線で代表されるように、高架線を猛スピードで走るイメージがありますが、山形新幹線や秋田新幹線のように在来線を走っている新幹線は、山間部をゆっくりと走り、新幹線のイメージとは程遠いものです。
この沿線の駅には、当然のことながら在来線の普通列車も発着しますが、1日の停車列車は、新幹線列車が16本(臨時を除く)、普通列車は17本で、新幹線と在来線列車とほぼ交互に発着しているようです。
駅舎と駅構内にある時刻表(赤表示が新幹線)
車窓を眺めていて、ふっと思ったのですが、この新幹線の時速はどの位なのか、そこらへんの郊外電車より遅いのではと、ちょっと調べてみました。
東海道新幹線で新大阪・東京間を”のぞみ”では、平均時速212Km、各駅停車の”こだま”でも時速137.9Kmでした。(以下駅停車時分を含む)
では、東北新幹線区の東京・福島間の各駅停車の”やまびこ”では、時速128.2Kmですが、山形新幹線区の福島・新庄間は、各駅停車で、なんと時速77.4Kmと案の定、従来線並みの速度しか出ていません。
思った通り、郊外電車より遅く、新幹線という名前は、速度だけを考えればどうも新幹線とは、程遠いものです。
在来線を走っている関係上、踏み切りもあり、単線でかつ線路も狭軌であるので当然のことなのでしょう。
(時刻表や時速換算は、当方の資料による)
肝心の”かみのやま温泉”地の話題は、後日に載せることにします。