昨日の夕方、下子カメと一緒に愛犬ジュピターをワクチン接種に連れて行った。
受付を済ませて順番を待っていると、トイプードルを連れた家族がやって来た。
父親、母親、そして子供が3人。
受付にて
「薬を服ませても良くならないし、餌を食べなくなっちゃったんです。それと、後ろ足が上がらず自分で立つことも出来なくなりました」
と訴える母親。
はぁ・・・かなり重症らしい。
父親に抱かれたその犬を見ると、あり得ないくらいに毛艶が悪く、脱毛もひどい。
目は涙目、やせ細って、何よりもまったく精気が感じられない。
こんなにボロボロのトイプードルを見たのは初めて。
しかし、病気と言うよりは
「ひょっとして、ストレス?」
と直感した。
小学低学年と思われるお兄ちゃん、妹、そして園服姿の次女にこねくり回された挙句のストレスじゃないかな?・・って。
そして、その子供達なのだが、院内を動き回り落ち着きがない。
その上、やたらとジュピターを意識して、その態度たるや可愛くないったらありゃしない。
わざわざジュピターの傍に来ては
「かわい!」
まで言い、離れてから
「くない!」
と言う。
上の子2人で何度かそれをやられ、流石にウンザリした。
「可愛くないのはおめーらだよ!このクソガキが!」
と心の中で毒づいていたら、末っ子の脚の間に水溜りが。
慌てる母親、雑巾を持って駆けつけるスタッフ。
ずっと取り替えなかったオムツからオシッコがあふれたそうで。
就園児なのにオムツが取れていないのか。
いやいや、参った!
そうこうするうちにジュピターの検査&ワクチン接種は終わり、そのトイプードルの診察順番が回って来た。
獣医師に抱きかかえられて診察室に消えて行くトイプードル、
「○○、頑張って~」
と手を振って見送る上の子2人・・・相変わらずジュピターを横目でチラ見、意識しまくりながら。
自分もその犬を見送り、会計待ちをしながら、
「それにしても、あんなにボロボロになるには、ストレスじゃなくて先天的に弱い子なのだろうか。生まれつき弱い子と分かっていながら、こうして熱心に病院に連れて来るなんざ、この家族も捨てたもんじゃないのかも知れないなぁ」
なんて見方を改めようとしていたところ、その犬の診察が終わったらしく獣医師が犬を抱いて戻って来た。
ムムム!
獣医師、何やら厳しい表情。
明らかに眉間にシワを寄せている。
そして、開口一番
「極度のストレスです!」
とピシャリと言った。
ありゃりゃ~
「前回も言いましたよね、お子さん達を近づけないで下さいって!世話は大人の人だけがやって下さい!免疫機能が恐ろしく低下しています!」
自分の直感、当たったな。
肩を震わせ笑いを堪える下子カメ。
病院から出た途端、爆笑していた。
「やっぱそうだと思った!しかし、犬をボロ雑巾のようにするガキってどーよ!しかも、一番ちっちゃい子は園児にもなってオムツしてるじゃん。あの家で可哀想なのはちっちゃい子と犬だよ。親は考え直した方が良いよ」
言うねぇ・・・
それにしても、
「ストレスであんなになっちゃうんだ」
ってことに驚いた。
ジュピターも前の飼い主には虐待に近い扱いを受けていたらしいが、それでも病気にもならずまともな姿をしていた。
純血種のトイプードルが、まんまボロ雑巾となるなんて、一体あの子供達は犬に何をしているのだろう。
犬にとってどんだけ地獄の日々なんだ?!
子供の情緒教育のために犬を飼っているのだとしたら、思い切り逆効果。
その愛情表現でオッケーと思われては非常に困る。
下子カメの言うように、親も子もこれを機に考え直した方が良いだろうな。
子は親を選べないと言うけれど、犬は飼い主を選べないんだなぁ・・・
と、妙に実感した出来事だった。
生まれを選べない・・・動くオモチャだと思われちゃ、かなわんですな。
ペットを飼うということは、命を育てることで、子供を育てることと同じ・・・って言っても、子供もちゃんと育てられないのが、ペットを育てる何て無理ですわな・・・
悲しいですねぇ・・・無知、ということが。
知識と智慧は必要ナムね。
何事にも。
お爺ちゃんお婆ちゃんがいないお家でも、多くのペットが、先に死んで、ジー&バーの代わりに命というものを教えてくれる存在でもあるんだと思う・・・南無。
誰が教育してくれるんでしょうね
その家族 東京のハキダメに引っ越してくればまともになれると思うんだけどなぁ
南千住はいいですよ
近所のおじちゃんおばちゃんが子供を叱ってくれます
まぁ生意気だとガッコに行っておもいきりやられますけどね
あそこではイジメじゃなくて子供社会の上下教育になります
そこで育った子たちは意外にまとも
大人たちを敬う心が出来てますよ
ただサラリーマンはあまり居ないな
山っ気も同時に植え付けられちゃうのでしょう
祭りは6月3日ですよ
ベッタベッタに可愛がって、甘やかし過ぎるので
どっちが飼い主か、わからなくなるからです
ですので
ペットを可愛がらない人の気持ちはわかりません
ところで
カメさんちの愛犬はジュピターちゃんと言うんですネ
男の子なら、「金」「木星」でお目目パッチリですネ
♪金木犀の 咲く道を 君の瞳は100万ボルト♪
末っ子がおもらしをした時、
「コイツ、まだオムツをしていたのか!」
と父親。
おいおい、自分の子供だろ。
それくらいのこと自然に知ってろよ。
そして母親は、
「一番安い紙オムツだから漏れちゃったのよ!」
おいおい、問題はそこかいっ!
・・ってなご夫婦なのでした(呆
ホント、まさに生苦です。
「犬におけるストレス症状」の人体実験、いや犬体実験をされているようなもの。
恐らく、子供達も愛情あふれて構いすぎるんじゃないでしょう。悪意もあるでしょう、充分に。
やはり都会の方が昔の良いもの・良い習慣をちゃんと温存していますね。
角の煙草屋さんとか(笑
近所の子供を叱るお年寄り・・・良いな~♪
その光景、凄く良い。
この辺じゃ、世代間隔離が進む一方でしたが、あの今市女児殺害事件を機にお年寄りが地域の子供達のために安全パトロールをし、生活の中でも子供達に目配り・気配りしてくれるようになりました。
そんなお年よりに若い親達も感謝し、子供を中心に地域の一体感が強まった気がします。
悲惨な事件、そして未だ解決されていませんが、あの事件が与えてくれたものは大きいと感じています。
いみりんさんは溺愛型ですね♪
でも、そう言った方はやがてペットロス症候群にならないためにも飼わない方が良さそう・・・
そして、ジュピターは雌でありんす。
元々はジャネットって名前だったのですが、
「ええい!そんなバタ臭い名前、変えてやらあ!」
とジュピターにしました。
パッと見黒なのですが、良く見ると複数の色の毛。それなので、まるで木星みたい・・・ジュピターと。
金木星じゃないのです・・・残念でした!