民俗断想

民俗学を中心に、学校教育や社会問題について論評します。

原稿が足りない

2017-04-18 08:04:32 | 民俗学

私は長野県民俗の会と信濃史学会の両方で、会誌の編集に携わっています。もう来年度の執筆者をさがして依頼をしています。長野県民俗の会『会報』は今年40号という節目を迎えます。それで記念号というほどのものではありませんが、多くの会員に投稿を投げかけて諾という返事をいただくことができました。100ページは超えるものを編集できそうで、こちらは安心しています。一方、信濃史学会の民俗学特集号ですが、こちらについては信濃史学会の会員に限らず、若手の研究者に依頼して意欲的な論文で構成するようにしてきました。つまり、長野県民俗の会は会員の論文にこだわって会員を育てることに重きを置き、信濃史学会は内容がよければ極端に言えば誰でもよいというスタンスで依頼しています。今年度についていえば、長野県民俗の会の会員の原稿は、すべて『会報』に掲載しようとしたため、信濃の執筆者がなくなってしまいました。例年のように知り合いの大学の先生方に院生もしくはオーバードクターを紹介してもらっているのですが、現時点で1名のみ、了解を待っているのがあと1名で、あてにできる執筆者は2名(1名)しかいないのです。困りました。誰かいないかなー。