民俗断想

民俗学を中心に、学校教育や社会問題について論評します。

報道の公平性

2014-01-28 09:28:20 | 政治

やはり思ったとおりの反応で笑ってしまいますが、NHKの新会長の発言が物議をかもしています。本人は本音で話してどこがわるいの、率直な私の反応をマスコミは評価してよと思っているでしょう。世の中には、人前でいっていいことと悪いことがありますよ、居酒屋の親父の酒飲み話をオフィシャルな場で得意げにする訳知り顔なサラリーマン親父が、首相のブレーンだとは、この国の教養のなさを世界に知らしめてしまいました。それで、ずっと気なっているのは当のNHKのこの件に対する対応です。昨日のニュースでは全く報じられなかった思います。昼間何かいうかとラジオのニュースに注意していましたが何ら触れられず、頭にきまして9時からNHKのニュースはチェックする気にならずパスしました。それで、自分が見落としたらと先ほどNHKのHPで政治に関する報道をチェックしましたが、なしです。NHK職員も苦しい立場にあるでしょうが、これでいいんでしょうか。聴視料を有無を言わせずふんだくっておいて、都合の悪いことは報道しない。政府のいうことに反対はできませんよと、会長自身がはっきりと公表するような組織に、国民全部が金を払えというのは、まさにファシズム以外の何者でもありません。いったいどうしたものでしょう。