25・6・5 Thu
前回ここを訪れたのは2000年の5月14日。その日は今は亡きT田
さんや先輩達と四人で横越谷左沢を遡って山頂に登った。まだ
右沢の源頭には水芭蕉が広く点在していた頃のこと。
今回はN藤さんと登る機会ができたので先輩の意向でノンビリと
遡行を楽しめそうな横越谷へ行くことにしました。
姥ケ岳登山口(7:32)から林道を辿って横越谷(7:50)へ入渓。
この時期としては残雪は豊富で、二俣まではそれなりにキレイ
な渓相が楽しめました。
左沢を分けて本流の様な右沢を詰めて行くと両岸からの灌木が沢
へはみ出すように生えてきて進み難くなってきました。源頭部に
入るとより一層歩き難い状況で、昔の記憶とは随分と異なるよう。
最後の詰めは沢床を辿る事を諦め藪の薄い箇所を繋いで登山道へ
と飛び出しました(12:20)。その後、姥ケ岳山頂を往復してから
下山(15:40)しました。
山岳会に入って35年が経ち、あの頃から僕を導いてきてくれた諸
先輩方も晩年を見据えてきたよう。それぞれがそれぞれの余生を
過ごす先輩たちの中で今回こうして過ごせたことに感謝です。
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