ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

穴毛谷 2023

2023-06-17 | 山登り

23・6・17 Thu 

残雪の穴毛谷を詰めて笠ヶ岳へ登る予定でしたが天候が良くない予報な
ので15日の半日を狙って穴毛谷から杓子平へと抜けることにしました。
どんより厚い雲が切れない景色を眺めながら新穂をスタート(5:00)。
林道を辿って最終堰堤へ。ここを右側から越えて本流へと入渓!

 

 

 

時期も遅めなのもあってか本流を埋めているはずの雪渓は殆ど見当たりま
せん。ようやく雪渓が出てきたのでアイゼンピッケル装備で遡ってゆきま
すが、途中でまさかの渡渉。足の感覚がマヒしそうな水の冷たさです。

 

 

 

 

穴毛岩(9:01)を横目に仰ぎながら遡ってゆくと岩壁で見えなかった穴毛
大滝が視界の中に現れてきました。うむ…、あとひと月早く訪れてもよか
ったような光景です💦

 

 

 

 

穴毛大滝(9:30)は右のガレ沢を詰めて本流を隔てている小尾根を乗越し
て階段状の10m滝が懸る本流へと下降。あとは危険箇所もなく杓子平へ。

杓子平(11:28)に着いてもその先はずっとガスで視界も良くありません。
笠ヶ岳の山頂へ行こうかとも考えますが500m程の標高差や長い稜線歩き
を思うと雨が降り出す前に下山したいという楽な方に気持ちが動いてしま
い、今回はここで下山することとしました。

 

 

 

 

そうと決まればさっさと下山して温泉で冷えた体を温めたいところです。
下山中に雨に降られるかと覚悟をしていましたが少しぱらついたくらい
でほとんど雨に合わずに新穂(15:26)に辿り着けてよかったです。

荒神の湯(300円)で体を温めてスーパーのお惣菜を夕飯にして道の駅
で眠りました…

 

 

 

 

23・6・18 Fri 

昼前くらいから晴れそうな予報なので今朝はゆっくりめの出発(9:56)
で焼岳を目指します。しかし、雨が止む気配はなく傘をさして出発…☂️
登山道に迫り出している笹薮を分けて進むうちにカッパや靴は雨と汗
とで早々にびしょ濡れ状態。中尾峠(12:19)に着くと風とガスが増し
て寒く視界も悪い。ただ黙々と目の前の登山道を目で追いながら足を
動かして焼岳山頂(13:04)へ。帰路は中尾峠を過ぎて樹林帯へと入り
風もなくなってホッとしたところで中尾登山口に着(15:55)。

6月だからと呑気に構えていた僕には今日のような天候の中での行動は
なかなか寒いものだということを痛感しました…💦とはいえ、予報の
割には楽しめた山行になったと思います。Ⅰ垣さん、今回もお疲れさ
までした。