ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

黒部川源流の山歩き 2020

2020-09-23 | 山登り

20・9・20 Sun 

前夜発で飛越新道登山口に入り、車中で仮眠。未明(4:20)に歩き始め
て岐阜県と富山県の県境北ノ俣岳の肩(9:20)から黒部川源流を目指し
ます。今回は、シンさんと僕の二人で黒部川源流の山々を歩く計画です。

 

 

 

県境を北へと歩いて、先ずは太郎小屋で休憩♪その後、薬師沢を下って
薬師沢出合へ。


 

 

薬師沢小屋(12:50)で休んでいたら、雲ノ平から下山してきたデロノリ
君に遭いました。話しを訊くと薬師峠をベースにして過ごしているよう
でした。

 

 

 

薬師沢出合から雲ノ平までの高度差は約400mなのですが、ここの急登が
本日の核心部になりました、、、

 

 

 

テント場(16:15)は適度な賑わいです、何度目かの雲ノ平キャンプ場で
夕飯を食べて、早々に就寝 今日の行動は結構疲れました、、、

 

 

 

20・9・21 Mon 

未明に起きて4時半にテント場を出発。今日は水晶岳から三俣~黒部五
郎岳を目指します。先ずは源流の真中にある祖父岳山頂(5:40)へ。
祖父岳からは、今目指している水晶岳の他に、今回の山行で歩くルート
が全部見渡せます。

 

 

 

岩苔乗越からワリモ分岐へ。機会があれば、岩苔小谷から高天原温泉の
ルートも歩いてみたいです。

 

 

水晶小屋に荷物を置いて、水晶岳山頂へ(7:30)。山頂からの眺めは今
更云うまでもないですね、素晴らしぃ♪剱立山から薬師の連なりに目が
向いてしまいますね、僕の場合。

 

 

 

一旦、ワリモ分岐まで戻り、鷲羽岳を目指します。
(↑ワリモ岳山頂からの鷲羽岳の眺めです)

 

 

 

 

鷲羽岳山頂に到着(9:50)硫黄尾根や鷲羽池を俯瞰する鷲場岳山頂から
の眺望がこれまた素晴らしい♪

 

 

せっかくなので三俣山荘へと下る前に鷲羽池にも寄ってみました。色の
ない風と、何とも云い難いこのブルーに僕は魅せられました 
  
       秋風や水に落ちたる空のいろ

 

 

 

 

三俣山荘(11:17)で休憩。黒部五郎小舎へは捲き道コースで行くことに
しました。三俣蓮華岳山頂への道もいいけれど、捲き道の景色も意外と
楽しめました。そうそう、途中にあった残雪の一部がやけに白かった…。

 

 

 

このルートは景色を眺めながらのんびりと歩けます、「おぉ、やっぱ鷲羽
はでけぇなぁ、、、」とか云いながら富山、長野の県境を眺めたりして。

 

 

 

富山、岐阜の県境を辿って黒部五郎小舎(13:20)に到着。頑張ればま
だまだ歩けそうな時間帯ですが今日はここのテント場で泊まることに
します。

 

 

 

 

テント場の風景です。無雪期だとやはりと云うべきか、ARAI TENTを多
くみかけますね。そんな中、ウルトラライトなスタイルが目を惹きつけ
ます。他にメンバーが負傷してヘリでの救助要請をしに小舎にきた沢登
りパーティもテント場に泊まっていましたが、彼らの会話はノイズとし
てのみ夜と未明に響きわたり、それなりに静かなテント場のなか、良く
ない方で目立っていました、、、





20・9・22 Tue 

今日の予定は黒部五郎岳に登って北ノ俣岳を越えて飛越新道を下ります。
四時に起きて五時に出発。

 

 

 


五郎沢カールを流れる沢の流れを幾つと越えながら登ってゆきます。
これからの紅葉の時期は、キレイなんだろうなぁ。

 

 

 

 

黒部五郎岳(6:57)に到着。登ってるときは山頂にガスがかかっていて
心配でしたがこうして天候に恵まれてよかったです。

 

 

黒部五郎岳からの眺めを満喫したら、あとは飛越新道の分岐を目指して
ひたすら歩くのみです。

 

 

空に浮かぶ雲にも秋の気配が。

 

 

 

北ノ俣岳(9:20)に到着。風が強いので分岐まで下って休憩することに
しました。最後に今回辿った源流の山々の景色を目に焼き付けながら休
憩。その後、飛越新道登山口まで黙々と下ってゆきます。シンさんが云
っていたように、下りとなるとかなりしんどい道程でした

 

 

 

 

登山口着(13:37)下山後の入浴は割石温泉をあてにしていましたが休館
日でしたなので着替えだけして、富山市内でかつ丼を食べてから帰宅
しました。久しぶりに歩いた飛越新道はやっぱ辛かった。ただ今回のよ
うな周回コースなら折立口よりも飛越口の方が好みです。

先月につづき今回も飛越新道を歩くルート案に折れてくれたシンさんに
感謝です お疲れさまでした♪