ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

小白山から枇杷倉山

2019-03-10 | 山登り

19・3・9 Sat 

ひと雨ごとに春の気配が感じられる今日この頃、皆さんはいかが
お過ごしでしょうか。

前回につづきM田さんとの山行です。下打波集落(6:00)に車を置
いて打波川沿いの道を歩いて行き中村集落から三ノ又谷の林道を詰
めて小白山から北西に延びる尾根に取り付きます(8:20)。

 

 

 

 

 

尾根上の積雪は疎らで、藪を避けながら進んでゆきます。
標高を稼いでゆくと次第に積雪が山肌を覆うようになり
ようやく雪山気分を味わえるようになりました。

 

 

 

登り応えを感じながら標高を上げて行くと眺望が広がってゆきます。
尾根末端の取り付きではあんなに高く見えた枇杷倉山の山容でした
が、すでに横目に眺めることができる所まできました。

 

 

 

 

稜線上まであと少しの地点ですが、枇杷倉山を俯瞰するまでになり
ました。枇杷倉山の奥に荒島、銀杏部子が望めます。振り返る度に
写真を撮ったり、景色を眺めたりして足は止まりがちです。

 

 

 

 

 

枇杷倉山へと続く稜線に出ると、小白山山頂までの区間は痩せた
雪稜が続いています。灌木があるとはいえ雪稜を踏み外せば転落
してゆくかと思うとオソロシイ  
ここは慎重に

 

 

 

 

もうすぐ山頂に到着という段で、山頂から人影が、、、
どうやら、僅かな時間差で先を越されたようです、、、

 

 

 

 

山頂直下から見る後景の雪稜が意外とカッコいい。

 

 

 

 

和田山方面からのパーティと経ヶ岳に次ぐ福井県内第二位の標高
(県境を除く)の小白山山頂にて(11:38)。

 「この山がいいね」と君がいったから
  三月九日は小白山記念日」

 

 

 

 

小白山を満喫した後は、鞍の山容が特徴的な枇杷倉山へと進みます。

 

 

 

 

枇杷倉山の南峰山頂が近くなってきました。

 

いつも遠くから眺めていた山が、すぐそこ見えています♫

 

 

 



南峰山頂で小休止をした後、北峰山頂(12:40)を越えて松鞍山
へと下ってゆくと灌木が密生した急な斜面に阻まれました。

 

 

 

 

ロープを垂らしたいけれど、潅木が密すぎて難儀しました。
こんな感じの所を二カ所の懸垂を経て北峰基部に降り立ちました。

 

 

 

のんびり歩いて松鞍山山頂に到着です(14:50)。山頂からは今日
歩いてきたルート(左端から右端)を一望することができました

 

 

小白山から見る趣のある枇杷倉山の山容を松鞍側から眺める
と何ともゴッツイ感じに見えますね。

 

 

 

「三時のおやつ」だM田さんからラムネ味シロップをかけた
「山頂の雪」をいただきました。これはいける、美味しい

 

 

 

 

尾根上の積雪が繋がっていれば大嵐山方面へと辿るつもりでしたが、
どうやら林道に降り立ったほうが良さそうな感じになってきました。
松鞍山頂と・1178との鞍部から池ケ原へと下ってゆきます。

 

 

 

池ケ原(湿原)の林道に下り立ちました(15:50) 。こうして松鞍
枇杷倉、桂島と続く山々に囲まれた雪原の景色を眺めていると、あら
ためて福井の山々を愛おしく感じる気持ちになります。
後はひたすら歩きつづけ、17:50に車が置いてある下打波集落に到着
しました。

今日歩いた距離は26,7㎞だそうで、その半分は林道で残り半分が山に
なるのかな。何はともあれ、こうして歩き通すことが出来たのもM田
さんのおかげです。また、僕のネジを巻いて貰えると嬉しいです、
ありがとうございました。