football smile

the days turn into months and years

戦後日本住宅伝説

2015-05-07 | design



埼玉県立近代美術館でやっていた展覧会を、わざわざ松本市美術館で見るという贅沢。さて、この展覧会をどういうスタンスで見るべきか。建築学科の学生と思しき若者たちが、先生の説明に熱心に聞き入っている。そう、歴史として学ぶことはまず必要である。しかし少し違った見方をすれば、これはすなわちパロディとして楽しむこともできる。ここに人が住むということ。これも住宅であるということ。住みたい家はひとつもないということ。だから伝説であるということ。

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J2 福岡 vs 群馬(SKY)

2015-05-06 | J2

Jリーグ・ディビジョン2 第12節
2015年5月6日(祝)13:00キックオフ
レベルファイブ スタジアム(SKY)
アビスパ福岡 4 - 1 ザスパクサツ群馬

昨年の10月、レベルファイブスタジアムで同じカードを観戦しているけど、両チーム共ずいぶん様変わりをしたものだ。そしてそこには、元浦和の選手がチラホラ見受けられる。群馬の右サイドは永井だし、福岡のセンターバックは濱田と堤だ。そして、福岡の監督は井原正巳である。開幕から3連敗した井原監督だったが、ここへきて8戦負けなしの5位と立て直している。

前半早々から福岡の攻撃の良いところが出た。得点力があるとは言えない群馬にとって、3失点は大きかった。前半のうちに1点を返して、後半は群馬の流れで始まったにも関わらず、追加点を与えてしまったところで勝負あり。群馬は小林竜樹の不在が大きい。攻撃に限らず、ゲームを作れる選手が見当たらない。江坂は非常に良い選手だと思うけど、いかんせん孤軍奮闘の感が歪めない。

今年は群馬の試合も結構観ているのだが、浦和の観戦に目が慣れているせいか、そこでそこに蹴るのか!という驚きの連続となる。パスを繋ぐより縦へ早くボールを入れること。それが今シーズン服部監督が目指すサッカーとのこと。レベル云々は置いておいて、その志向の差によって、こんなにも違うことが起こるのだ。サッカーは本当に奥深いなあと思った。

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かりがねサッカー場

2015-05-05 | football

  



松本山雅FCの練習グラウンド。天然芝一面、人工芝一面、その他にテント屋根のかかったフットサルコートもあります。管理棟に続いてクラブハウスが建設中とのことで、現在基礎工事が完了したところでした。小さな施設ではあるけれど、練習の見学ができるように、ピッチの横にPCaの階段が設けられています。こういうのが大切。もちろん、AEDも設置されています。

まあ、芝生のグラウンドなんかを見ちゃうと、建築なんてどうでもよくなっちゃうよね。ボールを蹴ったら、さぞかし気分がいいだろう。
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BANANA MOON

2015-05-04 | design

  

頑張ることは大切です。でも、頑張ったものを全て表現する必要はないと思っています。やりたいことがたくさんあって、あれもこれもと詰め込んだものに、果たしてどれほどの魅力があるのか。そういうデザインに出会う度に考えてしまいます。あなたのやりたいことはよくわかったし、あなたの能力や魅力も十分理解できたけど、だから何なのか?そういうしらけた気分になります。そこにあなたが見えなくてもよい。

それとは反対に、自分の気持ちを押さえ込んだものは、深い味わいと感動を醸し出していると思います。不要なものをそぎ落とし、必要なものだけを選び抜く。頑張るのはただそこだけです。ひっそりと佇む小さなギャラリーは、とても無口な建築でした。

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安曇野市庁舎

2015-05-03 | design

内藤廣
JAN 2015
PCa+RC+S-1F+4F / 21,467m2
http://www.city.azumino.nagano.jp/

連休明けにオープンする新市庁舎は、連休を利用して引越中でした。こっそり中を覗いてみたら、例の吹抜け階段が見えました。免震構造、プレキャストコンクリート、地元産木材等々、いろいろと調整が大変だったであろうことが伺えます。まあ、それが設計という仕事でもあります。そこは大先生でも一緒か。もしくはもっと大変なのか。多分、この建物の評価は、使われてみないとわからない。見た目じゃないよ建築は。

本体工事費54億3千8百万円(100%)、設計料9千6百万円(1.76%)、監理料5千3百万円(0.99%)か。設計・監理3社JVでこの数字。そこがいちばん気になりましたとさ。

             

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J1 浦和 vs G大阪(SKY)

2015-05-02 | J1

Jリーグ・ディビジョン1 1stステージ 第9節
2015年5月2日(土)14:00キックオフ
埼玉スタジアム2002(SKY)
浦和レッズ 1 - 0 ガンバ大阪

      ズラタン

     梅崎  武藤

宇賀神  阿部  柏木  平川

   槙野  那須  森脇

       西川 

さあ、首位争いの大一番はもちろん埼スタにいるかと思いきや、実は移動の電車の中でスマホ観戦である。便利だね、オンデマンドは。小さな画面からでもガンガン伝わって来るスタジアムの熱気。嫌いなチーム、いやライバル・チームとの対戦は、否が応でも盛り上がるのだ。もちろん、昨年のリベンジという意識はあるけれど、そこにこだわり過ぎてもいかがなものかと思う。ズラタンの言うように、新たな未来に目を向けた方が健全だろう。

予想通り、前節負傷した関根をベンチに置いて、右サイドは守備も意識しつつ平川が先発。これは良い決断であった。左の宇賀神もそうだけど、前がかりになり過ぎず上手くバランスを取っていた。一方で、中央の梅ちゃんと武藤は、前へ前へと突進する。遠藤に因縁をつけるあたり、梅ちゃんの気合いの程が伺えて、観ているこっちも熱くなる。しかし、そこが上手く機能していたかどうかはまた別問題。という状況のまま、時間は終盤まで進んで行く。

パトリックが引っ込んだ時、これで負けはないかも知れないと思った。しかし、勝てるかどうかはわからないとも。結果として、実に浦和らしくガンバの守備を崩したわけだが、昨年と異なる点として最も評価すべきは、その時間帯ではないか。あそこまで我慢したからこそ生まれた決勝ゴール。柏木君曰く、優勝という目標を考えた場合、スコアレス・ドローでもよいという感覚が、チームに余裕をもたらしているとのこと。ウウム、大人になったね。

嫌いなチーム、いやライバル・チームに勝つというのは、すこぶる気分が良いものだ。

コメント (2)
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