DEPECHE MODE
17 MAR 2017
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http://www.depechemode.com/
あれから4年、ちょうど忘れた頃にリリースされるDEPECHE MODEの新作である。「Playing The Angel」から「Sounds Of The Universe」へと、壮大なドラマへ発展して行った果てにたどり着いた「Delta Machine」が前作であることを考えると、この流れは喜ぶべきだろう。一聴して、暗くて重い。実は「Exciter」みたいなアルバムが好きなのだが、どちらかというと、そこへまた戻って来た感じがする。地味なエレクトロニック健在みたいな。
おそらく「Going Backwards」や「Where's The Revolution」といった曲が代表曲となるのだろうけど、往年のファンとしては「So Much Love」みたいな曲を聴くとニンマリしてしまう。曲の作り方やアレンジというのは、その時代で当然変わってくるものである。でも、メロディ・ラインというのは普遍性が高い。もっとこういう曲をガンガン押し出しても良いと思うのだが、そうもいかないのかな。
それにしても、最近の作品を聴いて思うのは、アルバム毎の印象は残るが、曲毎の印象が残らないなあということ。あと、Daveの唄の絶大なる存在感。
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