Jリーグ・ディビジョン1 第12節
2014年5月6日(火)16:00キックオフ
国立競技場
ヴァンフォーレ甲府 0 - 0 浦和レッズ
GWも今日でおしまい。そして、国立競技場も今日でおしまい。Jリーグのラストゲームとあっては、行かないわけにはいかない。何しろここは、浦和レッズが初タイトルを獲った聖地なのだ。思い出すねえ、あの感動の数々を。ザハの新国立競技場ができるまでしばしお別れ。というわけで、特別デザインのチケットで行って来ました。SAYONARA 国立競技場 FOR THE FUTURE。
連戦中、しかも中2日で試合というタイトなスケジュール。せっかくの晴れ舞台も、これでは満足なパフォーマンスは期待できない。前日の会見でミシャ監督も言っていたけど、首位に立った浦和にとって、下位の甲府との対戦というのもまた、実にやっかいなものである。大きなクラブと小さなクラブ。それは現実として存在する。戦い方やモチベーションは、当然ながら異なるのだ。
試合は予想通り、9人で守る甲府に苦戦することとなった。守って守ってロングボールを蹴り出す。その先に待ち構えるのは、37歳の盛田剛平。そう、盛田剛平なのだ。浦和にとって原博美と盛田剛平の名前は、決して忘れることができない過去を持つ。当然ながら沸き起こる大ブーイング。しかしこの戦術において、彼のプレーはとても有効であった。
浦和は最後まで工夫をこらしてよく攻めたと思う。チャンスはセットプレーにあったが、今日はそこを決めることができなかった。やはりチャンスを逃してしまうと、結果は出ない。当然のことだけどそういうことである。結局ゴールの歓喜を忘れたまま、聖地国立競技場は静かにその役割を終えたのだった。今までたくさんの感動をありがとう。
その日の私も、体調も良かったので行ってきました。
写真を拝見する限り、あなた様とほぼ同じ場所の、
もっとピッチに近い席です。
国立は専スタじゃないのに、
本当にピッチが見やすい。
正直ゲーム内容うんぬんより、
国立で今まで見た数多くの場面、
そしてそれをどこで見てたかとか、
追憶に浸っておりました。
しかしJリーグ公式戦最後の国立での開催クラブが、
Jリーグ公式戦最初のゲーム当時には
存在もしていなかった甲府とはね…
20年を超えた時間のうつろいに驚くばかり。
ゲーム開始は昼間の国立。
相変わらずいつも美しいピッチ。
メインスタンド両側のレリーフ。
メインスタンド越に見える新宿のビル群。
なぜかホーム側にある
今や大きいとも言えないビジョン。織田ポール。
代表戦でもないのに点けてくれた聖火。
ゲーム途中からは照明のついた国立。
帰りも思い出に浸りながら、コンコースを一周。
そしたらメイン側コンコースのスタンド出入口に、
眼鏡をかけ、スーツ姿の堀之内聖くんがいました。
クラブ職員として。
2006年元旦の天皇杯優勝の時、
先制のヘディングゴールを入れた御仁です。
気付いた人はあんまりいなかったようですが、
思わず一緒に写真を撮らせてもらい、
握手と今までのお礼も言わせてもらいました。
普段こんなことする趣味ないけど、
国立最後の日に、
それにふさわしい人に会えたのでうれしかったわ~