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the days turn into months and years

EC東京Vvs磐田(国立)

2005-01-03 | cup
第84回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝
2005年1月1日(土)13:30キックオフ
国立競技場
東京ヴェルディ1969 2-1 ジュビロ磐田

日本の正月といえば天皇杯決勝。というわけで行って来ました国立競技場です。

千駄ヶ谷の駅から溢れ出てくる人の半分は赤いマフラーをしているところが、今年の特徴と言えば特徴でしょうか。レッズ・サポーターが7割を買い占めたために、ジュビロとヴェルディのサポーターがチケット入手困難、という噂はあながち嘘でもなさそうなその光景は、準決勝で敗退したレッズ・サポーターの無念の表れでもあります。そして私もそのひとりであることは、まあ言うまでもありませんね。

かつて、カズやラモス、武田、北澤といったスター選手が在籍していた黄金時代には、レッズもえらい目にあわされた記憶が今でもはっきりと残っていますが、この日のヴェルディを見れば、それはもう過去のことであるのは明白です。「ジュビロ側より空いているだろう」と、大方のレッズ・サポーターが予想したのか、電光掲示板の下に集まったヴェルディ・サポーターを取り囲むように群がったのは、我々レッズ・サポーターでした。みんな露骨に赤いマフラーを巻いているし、中にはレッズの旗を持っている人もいます。気持ちは分かるけど、それはチョット酷だわね。

試合の方は、ヤング・ヴェルディvsアダルト・ジュビロという図式そのままに進んで行きました。勢いのヴェルディをジュビロが上手さでかわして逆にチャンスを作っていきます。しかし残念ながらジュビロのベテランDF陣は、ヴェルディの平本、飯尾のツートップに完全に振り切られていました。後半、中山、藤田を投入するも時すでに遅し。1点差に追いつくのがやっとでした。途中退場者を出しながら追加点を奪ったヴェルディの完勝と言えるのではないでしょうか。攻守の切り替えや中盤のパス回しなど、見所も多い好ゲームだったと思います。

さてここで考えてしまうのが「ベテラン」の4文字です。実際にベテランの経験が活きる場面はあるし、チームに必要であることは確かだと思います。でもやはりベテラン中心のチーム作りというのは、どうも違うような気がします。それでは勝てない。ではベテランの役割とは何だろう?う~ん、分からない。これはそんなに簡単に答えが出るものではなさそうです。でも自分がベテランとしてプレーを続ける以上、一生懸命考えなくては。

今年最初に見た試合は、いきなり深刻なテーマを投げつけてきたのでした。
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