DURAN DURAN
18 OCT 1988
Apple Music
http://www.duranduran.com/
DURAN DURAのアルバムで、いちばんインパクトが大きかったのがコレだと思う。特に「I Don't Want Your Love」を初めて聴いた時はぶっ飛んだ。なんじゃ、この単調なリズムは!なんじゃ、この軽いスネアの音は!ハウス・ミュージックというものが、当時まだそれほど浸透していなかったので、その新しい音に心底驚いたのであった。前作の「Notorious」は、プロデューサーにNile Rodgersを迎えて、それはそれはファンクなダンス・ミュージックに傾倒していたのに、今度の音楽は一体何なのだ。
世間一般の評価はともかく、個人的にはとても好きなアルバムなのだ。元来、シンセやテクノが好きなので、こういう楽曲には全然抵抗がない。まさかDURAN DURAが演るとは思わなかったので、一段とかっこ良く聴こえる。ジョンが語った「リズムマシンを相手に演奏したのは新鮮だった」というコメントを目にして、そういえばギターもドラムもいないんだっけと、妙に納得した記憶がある。
当時の最先端音楽と言っても過言ではないと思うけど、今聴いても全然古さを感じないところがすごい。さすがDURAN DURAなのだ。
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