football smile

the days turn into months and years

ボールピープル

2013-08-25 | book

近藤篤
29 MAY 2013
文芸春秋
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ATSUSHI KONDO.JP

「浦和レッズの仕事を始めたのは、1997年だった。小野伸二がJにデビューした年だ。以後、僕はこのクラブの写真を撮り続けている。見た目はけっこう美人、田舎娘のわりにはゴージャスで、プライドだけはハンパなく高く、性格は面倒くさいんだけど可愛いところもあり、愛してくれてありがとうといつも言うくせに、人の心を平気で傷つける、そんな彼女と16年間つきってきた感じだ。もうこの子とは別れた方がいいんじゃないかと思うことは何度か、いや何度もあった(笑)。」

という本を読みました。その昔、サッカーマガジンの連載を読んで以来、この人の写真と文章が大好きです。特に文章は、自分でもずいぶん影響を受けていると思います。ここに写っているのは、ごく普通の人たちです。世界には様々な国があって、それぞれに異なる文化があって、実にいろいろな人がいるけれど、ボールを蹴る姿は同じなんだ。サッカーが大好き!それだけで全てがつながってしまうのだ。みんな一緒。そういうことを教えてくれます。一家に一冊、絶対おすすめの素晴らしい本です。


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