そしてまた松本です。
工事も一通り完了したので、いよいよ今回の改修工事の成果が試される音響測定を行いました。設計段階から音響専門のコンサルに依頼して、細部に至るまでチェックしながら進めてきましたが、結果が出るまでは不安が拭い去られることはありません。さて、本当に大丈夫だろうか?以前の素晴らしい音響は蘇っているのだろうか?数字的根拠は今晩解析してみないとわからないので、明日のお楽しみです。
データ取りが終わった後、実際に楽器を演奏していただきました。生まれ変わったホールの響きを初めて聴く観客は、もちろん発注者である市やホールの担当者を含めた工事関係のみなさんです。ヴァイオリン、フルート、トランペット、ホルンの4人の演奏家の方々が、順番にステージに立ちました。ちなみに、ホルンを演奏してくれたのは、音響コンサルの娘さんです。当然ながら楽器によって響き方は異なるのですが、どうも以前より響きが良くなったようだ、というのが共通の感想でした。それから、音が明瞭に聴こえるとも言われました。良い悪いの判断を下すのは時期尚早ですが、大きな失敗や手直しもなく、概ね合格と言えそうです。関係者みんなに安堵の笑顔が見られました。
というわけで、また明日来ます。
2 コメント
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- Unknown (ちょび)
- 2013-01-30 10:52:30
- 監督員さんはベース、現場代理人さんも何か吹く人だったよねぇ。監理者は弾く人ですか。音楽ホールにピッタリの人選だったのかも。あ、ジャンルが違う?
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- Unknown (fs)
- 2013-01-30 22:27:31
- 監理者は拍手をする人ですね。一生懸命拍手してました。
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